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良いビートライブとは

今回はまたビートライブの話。
前回の通り、自分がなんとなく思っているビートライブの定義として

・自分で作った主にインスト楽曲でDJ的に曲を流す
・しかしターンテーブルではなくハード機材(SP404など)を主に用いる
・エフェクトを割と積極的かつ効果的に使う
・手元と機材が見える

といった項目がある。

それでは「良いビートライブ」の定義はと聞かれたら何と答えよう?

元も子もない答えにはなってしまうが、

「良いビートメイカーのビートライブ」

が正解な気がする。

ビートライブは基本自分のビートしか使えないし、踊ってもらったり首を振ってもらうにはそのビートやその人自身が知られている必要がある。悲しいかな無名のビートメイカーのために足を止めてくれる人は少ない。

そんな無名なビートメイカーの一人である自分がビートライブのときに意識してること(または悪あがき)をいくつか書いていく。

・DJブースから出る


前にも書いたが、ビートライブはDJブースでプレイすることが圧倒的に多いので、そもそもビートライブだということがわかってもらえない。
これを解決するにはDJブースからどうにかして脱出するしかない。
それに必要なのは長いケーブルと電池だ。あとはイスとか。
SP404ならテーブルがなくても膝の上でプレイできるし、むしろそっちの方がSPっぽくて良い。
友達が写真とか動画撮ってもらうときにもこっちの方が圧倒的に良くなると思う。何やってるのか伝わるし。視覚要素まじで大事。

・デコった機材を見せる

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ブースから出た上でさらにこれも意識してる。やっぱりSP404における重要なカルチャーだと思うから。当然だが、ブースに篭ってるとせっかくデコったSP404も見てもらえずアピールできない。

・SP404の側で物販を展開する

プレイしてる近くに作ったステッカーとかテープとか置いてアピール。
小物とかフィギアとか世界観を作れるものも置いとくと良い。
超ミニポップアップショップを簡易的に作るというか。

・OP-1を持っていく


OP-1は遊び心のあるデザインとサウンドが特徴のシンセだ。
ビートメイカーで持ってる人も結構いて、何だかSP404の親戚感というか相棒感というか…、そういう近しい存在だ。
小さくて軽いので携帯性に優れてるしビートライブのお供にもってこい。
シンセを使うことで演奏の要素も加えられてより「ライブ感」も出る。目指せ脱DJ。

・曲のつなぎをスムーズに

脱DJとはいうものの、技術的にはDJに近いことをしてるのでやっぱり重要。
SP404はBPMのマッチ機能はないので、まずはビートのBPMを把握して近いものでまとめてパッドにセットするところから始める。仕込み大事。

とにかくやる方も工夫していかないとっていう意識が強い。
今後はマイク持って歌ったり、オーディエンスとやりとりしたり、楽器持って演奏したりとかもしていきたい。とにかく楽しく、従来の「ビートライブ」に縛られずにいきたい!

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