なぜSP404をつかうのか ゼロ
これから何回かSP404について書いていきます!
"ビートメイカー"とひとことに言っても自分はRoland SP404シリーズを使うタイプのビートメイカーで、主にライブと制作で活躍してくれる。
2021年現在、この機材は本当に世界中で多く使われている。
2004年に発売され、LAビートシーンを経てLofi HipHopカルチャーにも繋がった象徴的なアイテムだ。
自分はこの"象徴的"というところがひとつポイントかなと考えている。
それはロックにとってのエレキギターだったり、テクノにとってのTB303だったり。
それを持つ(あるいは持ってステージにあがる)だけで、そのアーティストがどのような音楽をやっているのかある程度想像できる稀有な存在だ。
皆が使ってるから皆同じではなく、どう使うか。
だからこそヒップホップの持つゲーム性みたいなものも加味される。
昨年、長年使っていた404が壊れてしまい、新しいのが届くまで1週間くらい手元にない状況が続いたとき、中々不安になったことを思い出す。
それほどに不可欠なもの。少なくとも今は。
新しいMPCとかPC接続なしでオールインワンで動く機材も増えてきたから今後どうなるかなぁとか考えるけど、多分まだまだお世話になると思う。