[165]ビンコウHDから見える沖縄政財界工作 その11(日中友好文化交流促進協会)
先回(記事[164])の続きです。
続きに入る前に時事ネタから2つほど。
中国軍による日本の防衛関連に対するハッキング
元記事のワシントンポストはこちら。
https://www.washingtonpost.com/national-security/2023/08/07/china-japan-hack-pentagon/
この当時の防衛相はというと・・・
河野太郎のようです。ただし、時期的に微妙で2020/9/16からは河野太郎から岸信夫(安倍晋三の実弟)に代わっているのでどちらなのかは不明です。
元記事のワシントンポストには”In the fall of 2020,”としか書かれておらず、防衛相の名前も記載されておらず”the defense minister”となっていました。
とは言え、防衛大臣時代にアメリカからのブリーフィングが無ければ「自分の在任期間中にアメリカとの当該ブリーフィングは無かった。本件は防衛省にお尋ね頂きたい。」と言いそうな物ですので、河野太郎が防衛相時代での可能性が高そうです。
秋本真利収賄疑惑
秋本真利議員に対しての日本風力開発からの収賄疑惑が話題になっています。秋本真利はこの件で騒ぎになってから自民党を離党していますが、自民党の菅グループにいました。菅義偉元首相は総裁選で河野太郎を推すなど菅グループと河野太郎は近い関係にあります。
所謂、再エネ利権組であからさまなことをしていた秋本議員ですが、再エネ利権で中心となる人物の一人と言えば河野太郎です。河野太郎は秋本真利のことを右腕と言うほど親しい関係にあり、様々なマネーロンダリングスキームは河野家から指南されていた可能性が高いといえます。競走馬を絡めた錬金術は河野家の得意とするところです。
河野太郎は日本競走馬協会の会長でしたが、デジタル大臣の就任に伴い会長職を離れています。その日本競走馬協会と河野一族の企業である日本端子の支店、河野太郎の弟の河野二郎が社長を務める麻布食品がすべて同じビルに存在しているのです。日本端子は中国の企業で人民解放軍系と言われるBOEテクノロジーと不可解な資本比率で合弁をしています。
麻布食品は、立憲民主党の小西洋之議員の後援会とお金のやり取りがあり、かつ麻布食品から小西ひろゆき後援会に寄付を行っています。アスクルの代行という形で政治資金を還流させている疑いがあるというわけです。小西も再エネ推進派の一人です。
日本端子は太陽光発電に関係する部品を製造する企業ですが、再エネ利権に群がる連中に中国共産党は近づいていくわけです。
毎年のように中国詣でをする河野太郎の父である河野洋平は、いわばその工作の完成形です。「今だけ、金だけ、自分だけ」の連中は、簡単に工作できるわけですから。
関連する記事としては[127]になります。
それでは、日中友好文化交流促進協会の続きに入っていきます。
日中友好文化交流促進協会の続き
日中友好文化交流促進協会の役員について再掲載します。
今回は政治家を中心に役員を見て行きましょう。
衆議院議員だけなのは何故なのでしょう。衆議院の解散権を総理が持つだけに、総理は衆議院議員であるのが暗黙のルールです。そして、総理は様々な要職を経てなるものです。
仮説の一つとして、青田刈りで総理候補を複数キャプチャーするのであれば、衆議院議員を広く狙っているのかもしれません。例え総理にならなくても重要なポストに就く可能性が高いと考えられます。そして、自民党の議員・元議員だけというのも工作を前提にしている人選なのでしょう。
以下、小渕優子以外の政治家についてです。
河村建夫
自民党二階派で麻生政権の時に官房長官を務めた経験のある大物と言えるでしょう。小泉政権の時に文科大臣も務めています。
媚中の林芳正(現・外相)が将来総理を狙うために参議院から衆議院に鞍替えしたことに伴い、山口3区を追い出される形になります。様々な駆け引きの末に政界を引退し長男の健一を中国ブロックの比例に出ることになったようですが、健一は落選します。
林芳正の鞍替えのタイミングが悪く、当時の首相は菅義偉で幹事長は二階俊博で強気に出れたものの(菅ー二階の関係は良好)、菅首相が辞任し総裁選で岸田文雄が総裁になったことで首相となります。併せて岸田VS二階の形で二階は幹事長を退任することになり、後ろ盾を失い更に宏池会の岸田が首相になったことで林に有利に働き形成が逆転してしまい、総裁選直後の衆議院選で林に選挙区を奪われたわけです。
媚中派同士の醜い争いなのかもしれません。なお、選挙に敗れた息子の河村健一は現在、自民党を離党して維新に鞍替えしています。
派閥のトップ二階俊博の影響なのか、河村健夫は下記の様に中国に尻尾を振っています。
渡辺博道
自民党茂木派の衆議院議員です。やはり茂木派なのがポイントです。大臣・副大臣・政務官と閣僚経験があるので、それなりに大物と言えるのかもしれません。
見落としがあるのかもしれませんが、ざっと調べた限り媚中的な発言や行動はありませんでした。工作途中なのかもしれません。
土屋品子
自民党の無派閥の衆議院議員です。副大臣・大臣政務官を何度か経験しているので、閣僚経験者ということになります。党内では副幹事長などの経験もあります。父親の土屋義彦は参議院議長を務めた人物なので2世議員です。大物の2世となれば、ターゲットになりやすいわけです。年齢的にはあれなので、次の世代をターゲットにするために近づいている可能性もあります。
発言などをざっと調べましたが、対中姿勢は踏み込んだ発言も逆に媚中の発言も見つかりませんでした。発信は地元のことに関することか食育に関することが中心でした。色がついていない分、工作しやすいのかもしれません。
親韓なところがあるようなので、親中にもなりやすいと言えそうです。
秋葉賢也
自民党茂木派で、小渕優子と同じ田中角栄の系譜の派閥です。大臣を含めた閣僚経験者で、総理大臣補佐官も経験しています。
秋葉議員と言えば、昨年の秋にはこの様なニュースで話題になりました。
結局、年末に更迭されています。でも疑惑の段階で、結局話はどうなったか分かりません。話題になるにしては、秋本議員や木原議員に比べればしょぼい内容だというのが正直なところです。何故狙われたのか?派閥間政争に利用された可能性もありそう。
中国に対しては、過去においてはそれなりに評価できる発言がありました。
民主党政権での海上保安庁の巡視船に中国”漁船”が体当たりした事件で、当時は野党であった自民党で国会質問をしています。
また、中国主導のAIIB(アジアインフラ投資銀行)に対して異を唱えるなどの発言もありました。これらは何れも平成研究会(現・茂木派)に入る無派閥時代のことです。
2017年に当時は額賀派だった平成研究会に入った辺りから工作が開始されたのかもしれません。
「中国の海洋進出はもとより北朝鮮の数百発もの弾道ミサイルは日本の大半を射程に入れており」とありますが、中国は2000発以上の弾道ミサイルと600発以上の核弾頭を日本に向けているのにその事をスルーして北朝鮮の脅威の方にフォーカスしているのは、工作の影響かもしれません。
木原誠二
自民党岸田派(宏池会)です。今話題になっているので知っている人は多いでしょう。副官房長官を務め岸田首相の右腕とも言われていましたが、文春砲が炸裂し妻の元夫の不審死事件の再捜査に対し何等かの圧力を掛けた疑いやメディアに対して今回の件で圧力を掛けた可能性が高いと良いことがありません。
また、かなり下半身が暴走するようで、楽天の三木谷と乱交パーティーに行ったり、愛人との間にも娘が居たり、妻の元夫の不審死に対する事情聴取で妻が居ない間にデリヘルを呼んだりと節操がありません。
三木谷の楽天と言えばテンセントから出資を受けています。
そして、宏池会の前の派閥のトップである古賀誠に恩義を感じており、その古賀は媚中なのでそこから浸食されているのかもしれません。岸田首相が取材対応中にポケットに手を突っ込んで顰蹙を買っていたのは岸田より古賀を重要視しているからに他ならないでしょう。自分のボスは古賀だと。
また、根っからのグローバリストで「今だけ、金だけ、自分だけ」な人間であることは明白ですから、中国のつけ入る隙は幾らでもあるわけです。
中国だけでは無くアメリカのリベラル勢力との結びつきも強く、悪評高いエマニュエル大使と岸田首相との連絡係をするなど問題が多い人物なわけです。
岸田文雄
ご存じ自民党宏池会(岸田派)で自民党の総裁であり、総理大臣でもあります。通常は総理や衆・参議員議長になると派閥から抜けるものなのですが、この人はお山の大将で居続けたいようです。総理大臣になってから理事を抜けています。
大平正芳から続く系譜の岸田派と麻生派に対して中国共産党が狙っているのが良くわかるわけです。
政治家としては、茂木派(旧・田中派)が3名、岸田派(宏池会)が2名、二階派と無派閥が1名ずつなので、日中国交正常化を行った田中角栄(現・茂木派)-大平正芳(現・岸田派および麻生派)コンビの両方の系譜に対しての工作が中心でした。
政治家以外の人間を見ていくとエージェントとも思える人物が見えてきます。ですが、今回も長くなったので、次回に続きます。
(つづく)
↓関連記事のまとめです。
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