[87]中国秘密警察4カ所目
中国秘密警察の可能性がある場所の4つ目についてです。
ちょうど見つけたタイミングで夕刊フジさんが記事にしていました。
住所
結論から言えば
〒104-0061 東京都中央区銀座8丁目2−12 東京華僑会館
日本華僑華人聯合聯会および東京華僑総会がある場所です。
こちらの記事で書いたように、3本の275kV系統線の終端である東京電力パワーグリッド東京本社と100mの位置にあります。
2つ目の秘密警察として、名古屋にあるとされていました。その名古屋の場所が、
愛知華僑総会
〒464-0008 愛知県名古屋市中区栄4-16-29 中統奨学館(中統ビル)3F
になります。つまり、華僑総会に2つあるとされています。
華僑総会と幾つかの地方の中国警察の間では提携をしていますので、この2カ所では済まないでしょう。
2つ目(愛知華僑総会)についてはこちらの記事です。
華僑総会の性格と他の華僑総会の場所
華僑総会の性格については、こちらの記事で触れています。諜報機関である統一戦線工作部が入っていると考えた方が良いでしょう。
華僑総会の会員名簿を再掲載しておきます。赤枠が中国秘密警察のあるとされた場所です。
気付いた経緯
4カ所目を探すために、再度Safeguard Defendersの記事を読み直してみました。
https://safeguarddefenders.com/sites/default/files/pdf/Patrol%20and%20Persuade%20v2.pdf
東京と名古屋ということでしたので、東京=既に判明している秋葉原の近くにある日本福州十邑社団聯合総会のことだと思い込んでいました。
見落としなどが無いか再度確認するために、地図に書かれているサイトに再度アクセス
http://channel.chinaqw.com/cns/c/hzzx-zxjj.shtml
赤で囲ったところが名古屋の住所です。
実はもう少しスクロールすると東京の住所もありました。
東京の位置見てみます。日本華僑総会であることが分かります。
Safeguard Defendersの記事を見てみましょう。
Chinese Community and Police Cooperation Centresとあるのは、華人警民合作センターのことです。華僑総会と警察が提携し、キツネ狩り(FoxHunt)作戦も目的として海外に警察署を設置しました。南アフリカのケースを挙げて説明をしています。
華人警民合作センターは中国大使館と資金的・人的に連携しており、「南アフリカの中国系の個人の生命と財産を保護する」という名目で活動をしています。華人警民合作センターが、統一戦線工作部が後援する「華僑サービスセンター」(华助中心)のグローバルネットワークの一部であるという問題を抱えています。
マップはこのレポートの“Overseas Chinese Service Centers” (OCSC)である中国海外サービスセンターの分布を示したものです。その一覧が上のリンク先その1~2になります。その組織にいわゆる秘密警察が設立されているという内容です。
このレポートのソースです。
“Chinese Assistance Centers” Grow United Front Work Department Global Presence - Jamestown
写真は13カ所目のオープンセレモニー。南アフリカには少なくともこれだけあるということですから、日本にどれだけあることやら。堂々と主権侵害をする法外国家の精神は我々の常識外です。
(了)
↓関連記事のまとめです。
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追記(お礼)
また坂東さんに紹介頂きました。いつもありがとうございます!