[35]アメリカの街の現状
意外にも先日書いた以下の記事のビュー数が増えていました。と言っても、私の記事は殆ど読まれていないので数は少ないことには変わりありません。
一番伝えたいのは中国の脅威なのですが、読者の中から少しでも中国の脅威に関心を持って貰えるようになればと思い、アメリカの不況に関連することを書きます。
アメリカのやがて来る不況の原因は、バイデン大統領率いる民主党の失策による物です。例えば、自然エネルギーや地球温暖化対策に公共投資するというグリーンニューディール政策がその例です。バイデンによるインフレーションはこちらの記事が参考になると思います。
では、アメリカの民主党による失策でどの様な状況になってしまったのか、Haruno Timesさんや他の衝撃的な動画をご覧ください。
ロサンゼルス
全米でも一番民主党の政策が強くでているカリフォルニア州の状況です。
観光で訪れたことが有りますが、あの街が今はこの様になっているのは悲しい限りです。
サンフランシスコ
ロサンゼルスと同じくカルフォルニア州の有名な街のサンフランシスコも同じ状況です。カルフォルニア州から逃げ出す人が多くなっています。同じく訪れたことがある街だけに、カリフォルニアの酷さは衝撃的でした。
フィラデルフィア
ペンシルベニア州フィラデルフィアの目を疑う状況です。リアル版バイオハザードですか?と言いたくなります。
ポートランド
カルフォルニア州と同じくブルーステート(民主党が強い州)のオレゴン州ポートランドの状況です。
シアトル
同じくブルーステートのワシントン州シアトルの状況です。
探せば幾らでも出てきます。以前、下の記事で書いた低所得者が受託ローンの金利が上がって返済できなくなってきているのでは無いかと書いたことを裏付けるような状況です。
[12]ベネッセ創業者一族(その8) ~オープン・ソースから考える中国のサイレント・インベージョン|髙山彦行|note
こんな状況なら、当然のこととして共和党に入れますよね。数々の不正や選挙妨害があったにも関わらず、今回の中間選挙にて下院で共和党が逆転したのは、アメリカ国民の不満が爆発したからです。上院は全体の1/3しか改選では無いため、共和党は過半数には届きませんでしたが善戦しました。
振り返っての日本
これらは明日の日本かもしれません。行き過ぎた株主優遇政策(株主資本主義)や新自由主義政策。結果として「今だけ、金だけ、自分だけ」という人間が増えてしまっています。
アメリカでは所得分布で上位1%にあたる人々が、全体の4割の富を保有している状況です。極端な二極化になってしまっています。
昭和の日本が豊な時代は分厚い中間層がいましたが、今は中間層が低所得化して二極化が進んでしまっています。
経済的に弱り、「今だけ、金だけ、自分だけ」という人が増えてしまった日本に中国が入り込んで様々な工作をしています。
アメリカの失策や過去の日本の失策から学び、経済の立て直しをしなくてはなりません。財務省の言う財政規律健全化をしている先進国は無いのです。政府も公共投資(自国生産による防衛力強化も公共投資の一環。国防は最大の福祉)に力を入れ、経済が良くなるようにすれば増税などしなくとも税収が増えるのです。
(了)