[21]華人同郷会~オープン・ソースから考える中国のサイレント・インベージョン
中国人コミュニティーについてはこちらで書きましたが、今回は少し掘り下げてみたいと思います。
また、前の記事の最後の方にも書きましたが、日本東京福州十邑同郷會の場所に中国福州警察の派出所があります。福州の同郷会に福州警察の派出所があるということは、「他の地方の同郷会にもその地方の派出所があるかも?」と考えてしまいますよね。
では、どれくらいあるのでしょうか?調べてみると日本東京福州十邑同郷會を含め、東京都内では4カ所見つかりました。
この場所と、華人教会や他の中国人コミュニティーなどを地図に表示させてみます。
分布から、神田・日本橋付近にコミュニティーが集中していることが分かります。赤〇で囲ったところが日本東京福州十邑同郷會、オレンジ〇で囲ったところが、広東と北省の同郷会になります。同郷会はこの付近だけ密集しているのです。黄色の★アイコンは、その他の中国人コミュニティーです。
これらの分布から、少なくともこのエリアは中国系の人口が多いことが見えてきます。神田は学問の町として知られ、明治~昭和初期にかけて中国人留学生が多く来たことがあるそうなので、その名残りなのでしょうか。
残り1カ所はどこでしょうか。見てみましょう。
千代田区ながら、皇居の西方向の新宿区に近い位置にあります。青で囲ったところが防衛省と警察総合庁舎や機動隊などの日本の安全保障上重要な場所になります。偶然でしょうか?非常に北省の同郷会が近い場所に存在します。
日本東京福州十邑同郷會には、統一戦線工作部があるとも言われているので、同じ同郷会のこの位置関係は考えさせられます。
このエリアには、早稲田と工学院の二つの孔子学院が存在します。また、新宿駅北側に華人教会が散見されます。つまり、この付近に中国系の人口が多いことが考えられ、大久保に中国人が多いと言われていることと一致します。
中国人が多いと言われている池袋周辺はどうでしょうか?
分布を見るとやはり華人教会が多いことが分かります。青アイコンは自衛隊員募集所です。
少なくとも、華人教会が多いところは中国系の人口が多いと言えそうです。そうなるとやはり、神田・日本橋周辺は結構な数の中国系の人口が多いと言えることになります。
「大阪はどないやねん」とお思いの貴方に、大阪での分布も載せておきます。
梅田に大阪産業大の孔子学院が存在するほか、悪舌で有名な薛剣大使のいる大阪総領事館などもあります。広範囲に華人教会が分布している付近で自衛隊関連の施設(青アイコン)も確認できます。大阪にも同郷会があるようなのですが、住所は確認できませんでした。
もし、各華人同郷会に統一戦線工作部の出先機関が設置されているとしたら・・・その可能性は決して低くありません。そして、統一戦線工作部は、有事の際に国防動員法や国家情報法(こちらは平時から)を使って暴動や諜報の指示をすることになります。
(国防動員法が発動したらどのようなことが起こりえるのかは、こちらの記事でも説明しています。)
そう考えると、非常に恐ろしいことです。
御覧頂きありがとうございました。
一人でも多くの方にこの現実を知って頂き、最終的には衆人監視で抑止するというのが私の考えです。
厚かましいお願いではありますが、ご家族やご友人に中国のサイレントインベージョンの手口や状況についてご紹介頂ければ幸いです。私の記事で無くても全然構いません。
(了)
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