[143]上海電力がもたらす悪夢~(その73:COMMOSUS)
日本華僑不動産協会の理事の一人の金澤利一が代表取締役を務めるフューチャーリーディングの続きです。記事[142]
フューチャーリーディングが資金集めに利用したCOMMOSUSという融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)を調べました。
COMMOSUSの案件
コモサスという会社がおこなっているクラウドファンディングがCOMMOSUSです。
クラウドファンディングで中国と絡んでいるとなると今まで調べてきた一連のクラウドファンディングによる工作拠点取得のネットワークの一部である可能性が出てきます。
他にどんな物件があるのか調べてみました。投資関係のサイトでCOMMOSUSの物件をリスト化しているHPがありました。
赤枠がフューチャーリーディングの案件、オレンジ色がパッと見で感覚的に引っ掛かった案件です。
「ROBOT HOUSE」の案件が大量にあります。ROBOT HOUSEはミライノベート廻りで見た記憶があります。ということで、その中の一つを見てみました。
ビンゴでした。日本ファンディングで現在はJグランドに社名変更していて、上図のネットワークにありますね。色々と繋がってきました。
元々はプロスペクト(ミライノベート→Jトラストに吸収)の子会社でプロスペクト・エナジー・マネジメントとして設立されています。藤澤信義らにプロスペクトが乗っ取られてから、社名をプロスペクト・エナジー・マネジメント→日本ファンディングに変更しています。
また、ミライノベートがJトラストに吸収されるタイミング('22年末)で、日本ファンディング→Jグランドに社名変更しています。
ROBOT HOUSE以外に引っ掛かった案件を見てみましょう。
ラカラグループの拉卡拉支付股份有限公司について調べてみます。
少し調べただけでも社外取締役に中国共産党員が在籍しています。中国共産党の掌握下にあることが分かります。尤も、WeChat PayやAlipayを使っている時点でリスクしかありませんが。
コモサス
COMMOSUSを運営しているコモサスについて調べてみます。
親会社がCAMPFIREからSOCIAL COMMON CAPITALに移っています。ですが、どうもCAMPFIREからCAMPFIRE Ownersのメンバーがスピンアウトしただけのようです。
https://startupsearch.jp/startups/5011001148095
CAMPFIRE
CAMPFIRE自体は上場していないようなので、役員に注目してみました。社長の家入一真を見ると、マザーズに上場しているBASE株式会社を設立していることが分かります。
また、CAMPFIREとBASEは資本業務提携をしていました。
それでは、BASEの株主を見てみます。
やはりSBI証券が出てきました。また、サイバーエージェントの影響が強そうなことが分かります。サイバーエージェントについては何れ書くつもりですが、サイバーエージェントは「サイバー(空間の中共)エージェント」と書いた方が良いんじゃないかと突っ込みたくなります。早い話が、サイバーエージェントは中国フロント企業化してしていると考えています。
SBI証券が直ぐに消えているのは、北尾吉孝に指示している人間と藤田晋に指示している人間が違うのかもしれません。後からSBIが関与する必要が無いと分かったとか?
それ以外にも信託口が多いのが気になります。中身はチャイナマネーという可能性が高そうです。
纏めると、CAMPFIREの社長があっち側についてしまっているのでは無いかということです。
COMMOSUSでのROBOT HOUSEの案件は、CAMPFIREから独立して以降はありません。これについては以下の可能性が考えられます。
・親会社から独立したことにより中国共産党の影響が下がった。(可能性は低い)
・Jグランド(旧・日本ファンディング)が自社で不動産融資型ファンディングのJ-ARCを始めた。つまり、COMMOSUSを使わなくても良くなった。
SOCIAL COMMON CAPITAL
この会社についてはあまり分かりませんでした。幾つかの会社に融資しているようです。
これらの企業を中国フロント企業化する(した)のかもしれませんね。
長くなったので次回に続きます。
(つづく)
↓関連記事のまとめです。(秘密警察と無関係とは言えないので、今回はこちらにも入れています)
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