20190814
帰り道なにか黄緑色の物体が視界の左下奥あたりに浮かび上がって消えた。ともろこしを思い出した。外皮の色とよく似ていたのと、週末コーン飯を作って食べたのと、夏の間は意識のどこかとても小さなスペースでとなりのトトロの上映会がノンストップで続けられているのとが少しずつ作用してとうもろこしを思い出させた。顔を向けたらめちゃくちゃでかいバッタだった。一目見てカービィのエアライドに出てくる伝説のエアライドマシンであるところのあれを思い出した。めちゃくちゃ思い入れのあるゲームの思い入れのあるマシンなのに全然名前が出てこなくてびっくりした。悲しくもあった。驚きと悲しみが混ざり合って大変だった。君の名は。家に着くまで50個くらい不正解ばかり出てきた。正解は出てこないのに50個すべて絶対に違うということだけは確かでおもしろい。正解はわからないけど不正解はわかるの真理っぽさがある。お風呂入ってご飯食べてスポーツニュース見て部屋でパソコン開いてやっと思い出した。立派な脚だった。バッタは脚。一番主人公っぽい角度の脚を持つ個体がモテる。