ジャンルで全然違う、ハイハットのサウンド その1
こんばんは。ドラマーのひこです。
さて、ハイハットについて書いていこうかと。
書き出したら、ハイハットとは?で1000文字超えそうでした😅なので、複数パートに分けて書こうかなと思います🤔
このハイハット、実は、唯一ドラムセット独自の楽器だったりします。
ドラムって打楽器の寄せ集めなので、小太鼓、大太鼓、タムタム、シンバル、、それぞれ、単体でも、いち楽器として演奏します。
でも、ハイハットだけは、ドラム独自の楽器で、ハイハットだけで演奏するということは、あまりありません(学校などの子供達の合奏で、ハイハット単体というのはたまに見ますが)
もともとあったハイハットという楽器がドラムセットに組み込まれたわけではなく、ドラムセットの進化の歴史の中で、後から開発されたものなのです。
なので、最初期のドラムセットには、ハイハットがありません。
だいたい1920年代ごろに、ハイハットの原型となる物が開発されたようです。
ドラムセットの進化と、演奏スタイルもそれに合わせて発展してきたので、いちばんジャンルによる差がハッキリと出るのが、このハイハットというものかと。
初期のハイハットは、踏んで鳴らすことがメインで、スティックで叩くのはオマケというイメージがあります。
実際、古いドラマーになればなるほど、あまりハイハットを叩かない印象なのです。
その代わりひたすら踏んでいることが多い。
演奏のされ方も、セッティングも、そして勿論サウンドも、ジャンルで全然違うのが面白い。
特に、ジャズとロックだと、「ほんとに同じ楽器か?」って思うくらいに、違う演奏の仕方、サウンドになりますね。
その2では、実際にどういうサウンドがあるかをまとめてみたいと思います💡
今回はこんなところかな。それではまた。