ドラムについて何を語ろうか
ドラムって扱う楽器が多いので、それぞれに語れる部分が多いんですよね。
今までスティックについてはあまり言ってなかったような。。
国産、海外と色々なスティックメーカーがありますね。
スティック専門と、ドラムメーカーが作っているスティックとあります。
昔は、スティック専業の方が品質が良いと感じてましたが、最近はどこもクオリティが上がりました。
なんせ木ですからね。グラム単位で揃えるのはかなり大変なことのようです。
まずはドラマー以外から聞こえてきそうな声としては、、
「スティックって種類によって何か違ったりするの?」
かなーと思いますが、もちろん違いますよー!
1番大きく違いを感じるのは、単純なことですが、重さですかね🤔
5グラムとか違ったら、結構差を感じる気がします。まぁ、要素の一つなので、
ぺろっ・・・これは、
とかができるわけではないです。🤔
標準的な太さである5A
まぁ、普通はどれくらいか、標準はなにかとかは結構明確に決まってて、5A(国産なら110)です。
えんぴつの芯の太さと濃さみたいなもんです。とりあえず迷ったら5Aを買っとけば、間違いない。どのメーカーにも、5Aはあります。
僕が使っているメーカー、Wincentにももちろんありますし、
国産最大手、パールも110SHという品名で出してますね。
共通するのは、14.5mmという直径。メーカーが違ってもわりと直径は同じ。
直径は、0.5mm変わるだけでも全然違って感じるので(多分スティック自体の重量が変わるからだと思いますが)、1番大きな要素だと思います。
全長や、さきっちょのチップの形、バランス(前が重いか後ろが重いか)とか他にもいろんな要素がありますが、その辺りは好みですかねぇ。
ロックならこれ。太めの5B
5Aなんて優等生スティックは物足りないぜってなってきたら、5Bにいくべきかなと。
スティック直径は、5Aより0.5mm太くなり、15mmが一般的。
このたった0.5mmの違いが、全然違って感じるんですよねぇ。5A慣れしてると、5B持つと、重っ!って思います。
ジャズや、子供にもオススメ。軽めの7A
レッスンしていると、子供たちも相手しますが、中学生くらいまでは、少し細めを使ってもいいのかもしれません。
これね。7Aっていうモデルです。5Aよりも少し細い。
中学生くらいになっても、体格がまだ大人に比べて小さい場合がほとんどですし。さらに、わりと西洋人基準ですからね。日本人にとってはそもそもどのスティックも太めなんじゃないかと思ったりもします。
個人的にも、ドラムを始めた中学生の頃は、この7Aを好んで使っていました。
まぁ、軽いスティックの方が早く叩ける・・気がして使っていただけですが笑
日本の職人ドラマーも多数愛用。珍しいメイプルのスティック
上に書いたスティックたちは、すべてヒッコリーという木でできています。クルミ科の広葉樹ですね。
スティックはほぼヒッコリー材なんですが、僕はヒコって呼ばれてますが、ヒッコリーはあまり使いません。
では何を使っているかというと、こちら。
メイプルでできたスティックです。
楽器の材質としてもわりと一般的なメイプル(楓の木)ですが、スティックの材質としては少し珍しめ。個人的にはこのメイプルのスティックの音色が好みです。
デメリットとしては、折れやすいことなんですが、体格と力がない僕は、そこまでスティック折ることないので、たしかに耐久性は低いと思いますが、目をつぶれる範囲です。
まぁ、憧れのスティックというのが大きいですかね。吹奏楽部で打楽器をやっていた頃、卒業した先輩が、1人で大阪の楽器屋さんとかにいけるようになって、このメイプルのスティックというのを手に入れてきたんです。そのみたことない質感と、高級感のある見た目にショックを受けまして。笑
そこから、結構偉大なドラマーも、メイプル派だと知り、影響を受けちゃった訳ですね。
故・ポンタさんや、山木秀夫さん、トッド・ズッカーマン氏等々、それぞれシグネイチャーでメイプルのスティックをリリースしてます。
さて、スティックについてちょっと書こうと思ったらこのボリューム・・。
なんせ、1番最初にこだわれる部分だと思うんです。スティックって千円ちょっとにぎりしめていったら買えますし。
興味があれば、楽器屋さんに行って、とにかく色々叩いてみることをお勧めします。スティックは基本試打できますから!
それではまた。