名曲の奥深さ
こんばんは。ドラマーのひこです。
さて、Sing Sing Singという名曲をご存知でしょうか?
様々な人達にカバーされてきておりますが、オリジナルはベニーグッドマン楽団の演奏です。
シングシングシングのドラマーといえばジーンクルーパが有名ですが、上の動画のドラマーもえらいカッコいいです。。名前わからないなぁ。
ドラムという楽器を"ソロができる楽器"としての地位に高めた。と称されております。
シングシングシングも、そういやほとんどドラムソロです笑
現代でもジャズ界隈では大定番として残るほど、歴史的名曲な訳ですが、それはつまり、とんでもなく売れたということだと思います。
認知度があって、さらに誰かが残そうとしないと、残っていかないですからね。普通は時と共に風化するはず。
現代でも受け継がれる、この楽曲の奥深さは、歳を重ねるごとに新たな気づきがあります。
コンクールで生徒さんも演奏しましたし。
今日もちょうど「シングシングシングを演奏することになったので教えてほしいです」っていう生徒さんがいました。
決して簡単ではない…いやむしろこの演奏スタイルにおいてはかなり高度です。
僕自身何度も演奏してますが、思い返す度に、かなりなんちゃっての演奏してきたなと恥ずかしくなります。
なんちゃってではない、ちゃんとした演奏方法を知った時に、「うそだろ…?こんなことが可能なのか?」って思ったの覚えてますね笑
ロックやポップスと違って、ちゃんと両手両足を使い切りますし。ロックでは偏ったところに負荷がかかりがちですが、ビッグバンドスタイル(シングシングシングとかの曲をそう呼びます)は、かなり合理的です。
音量のコントロールも自由度が非常に高い。
たぶん数百人相手くらいまでなら、マイク無くても成立します。
自分自身が、答えがなさすぎてすごい迷った部分なので、それを後進に指導できるのは嬉しい体験です💡
仕事の喜びはいくつかありますが、間違いなくその一つですね。
それではまた。