パラダイムシフト
こんばんは。ドラマーのひこです。
さて、次読み始めた本がまた面白い。
全ての自己啓発書は、この本に書いてあることを別の角度から説明する為にあるそうです・・・!
原点にして頂点とはこのことか!?
そういうのが大好物なので、わくわくしながら読んでおります。
いやほんと、これ系の本を読んだところで、結局何も変わらないし変えられないって絶望した時期もあったものですが。
普通にワクワクしながら読めて、好きだとういことを自覚してから、純粋に楽しめるものとなりました。なんか、あの手この手で、すっごい励まされてる気になります笑
その中にパラダイムシフトという考え方がありまして。
まずパラダイムってなんだ?って話ですが。
一応言葉自体の意味としては、典型・模範・範例・理論的な枠組みだそうです。
それがシフト・・・つまり変化する。
具体的なパラダイムシフトの例として、こんなのが載ってました。
私(著者)が電車に乗っていた時、ある家族連れが乗車してきた。父親らしき人物と、子供たち。その子供たちは、乗ってきた瞬間に手が付けられないほど暴れ回り、罵り合い、他の乗客に明らかに迷惑をかけていた。車内の雰囲気も、かなり険悪だった。なのに、父親は1人で座り目をつぶっている。
私は、つとめて柔らかい言い方になるように気を遣いながらその男性に声をかけた。「すみません、お子さん達が皆さんの迷惑になってますよ。注意していただけますか?」と。そうすると、その父親らしき男性はゆっくりを目を開け、こう言った。
「あぁ・・。そうですね、なんとかしないといけませんね…。先ほど妻が亡くなったんです…。これからどうしたらいいか…。子供達も混乱しているんでしょう。」と。
この時、私が感じた衝撃を考えてみて欲しい。
↑記憶で書いたので、文章は微妙に違うと思いますが…、ニュアンスは捉えていると思います。
このパラダイムシフト、ついこの前自分自身も経験したのです。
レッスン始まってすぐ、生徒さんが、何か黙々とフレーズを練習し始めました。
僕は「あ、最後のサビのフィルインを練習しているんだな。でもちょっと間違っているな」と思ってました。
間違って覚えられては後で訂正が面倒です。音が途切れたタイミングですかさず言いました。
僕「少し間違ってますね」
生徒さん「あ、いやこれオリジナルで考えたフィルインで・・・」
・・・パラダイムシフトとはこういうことか!?って思いました。
頭ごなしに「いやだからそこはそうじゃないって前から言ってるじゃないですか😤」って言わなくて本当に良かったなと笑
あと、自分が影響を及ぼすことのできる範囲に注力するとかも、当たり前だけど、意識しておくべきだよなぁと。
メタリカという、メタルバンドのレジェンドのドラマーが言ってる言葉で、好きなのがあります。
自分にどうにもできないことで、くよくよ悩んで時間を無駄にするな!
こんな方ですね。
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どうにもできないことってのは、つまり影響を及ぼせない範囲のことです。
他人の習慣とか。会社のルールとか。もっというと法律とか。
どこで言っていたかももうわかりませんが。なんか、ふと思い出したので。
それではまた。