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スタジオでの、ポコチャ配信の配線
音楽配信ライブの音のことって難しいですよね。
自宅ではたいそうなインターフェース使って、外に出す回線と、自分が聴く回線と、いくらでも別々に自由にコントロールできる環境を作ってやってますが、外のリハスタで配信をするとなると、そうもいかない。
色々試行錯誤しつつもうまくいってなかったので、足が遠のいていたんですが、、
先日、「お!これならいけるかも!」と思えるセッティングを見つけたので、忘備録的に書いておきたいともいます。
※スマホ・タブレット配信前提です。
全体的にはこういう感じ。この図を見て「あーなるほど。。」と思える方は、すでにもっと良い方法を編み出しているかもしれません。それならコメントに書き込んでいただけると嬉しいです。
ポイントとしては、、3つあるかなと思います。
まずは、音源再生機器(この場合はPC)のイヤホンジャックに接続している、スプリットケーブル。
商品自体は、こんな感じ。ステレオの音源を、それぞれまたステレオに分けてくれます。
単純にLとRに分ける線ならありふれてますが、それぞれステレオというのがポイントです。
僕はLには配信に乗って欲しい音、Rには配信にのってほしくない音(カウントや、メトローム音など)をわけて音源を作成しています。
Rにヘッドフォンを挿すと、ちゃんと両耳から音が聞こえます。普通にただLRに分けるだけの線だと、片方からしか聴こえなくなってしまうので、このケーブルは必須です。
次に、オーディオインタフェースである、GO:MIXER。(販売終了品。今年の夏に後継機種が出るらしいです。)
いつくつか立てているマイクの音や、PCの音を、一つの音にまとめてくれるものです。最終的にスマホに接続します。
赤い矢印部分の経路ですね。
マイクがいくつも繋げる仕様ではないのですが、、変換プラグかませて、割と無理矢理接続してます。
簡易型の機器なので、サーーーッっていうホワイトノイズはわりとのります。まぁ、しっかりと大きい音で入力すれば、気にはならない範囲でしょうか。。でもうっかり大音量で入力すると、すぐ音が割れます😅
そして、全体的に音が割れるか割れないかを見極めるのが凄い難儀です💦一応は、音割れを示すライトが付いているんですが、、あんまり、アテにならないというか。
ちょっと見方にコツが入ります。
ただ安全な音量までマスターを下げると、今度は全体的に小さすぎるということになりますし、全体的に小さいということは、視聴側で音量を上げなくてはいけません。そうなると、ノイズも一緒に上がってきます。
余談ですが、もっと環境をちゃんと構築できるなら、余裕のある音量でバランスをとって、そこからマスターコンプ、リミッター、エキスパンダー等で整える。というのが安全ですかね🤔
料理とかと一緒だと思います。ちゃんと“行程”をふむことで、仕上がりが良くなります。
最後のポイント、AppleのLightning USB-3カメラアダプタ・・ですね。(名前長い)
これは、GO:MIXERと、アイフォーンを接続するために必要な機器です。
ここですね。GO:MIXERはそもそもスマホ用に作られていて、カメラアダプタなくても接続できる様に作られているんですけど、スタジオ配信の環境では、線が短すぎる。のと、充電が同時にできないので、カメラアダプタ使用してます。
これ、妙に高いんですよ。。5000円くらいかな。導入には結構躊躇しました。
はい。こんなところですかね。こういうことに触れたことない方にとっては、「1ミリも意味がわからない!」だと思いますし、ミュージシャンにとっては環境が様々すぎて、「上記のやり方はそのままは使えない。」でしょうし、本業の音響屋さんに見せれば、「そこまでするなら、こういう機材・設備を導入した方が絶対いい。」となると思うんですよね。
でも、リハスタ配信は、配信環境ゼロの状態から、準備、チェック等すべて自分でやる訳ですよ。
安定した配信ができるからって、準備に毎回1時間とかかかる様じゃ現実的ではありませんからね。
なるべく簡単に、それでいて、できる範囲で音もよく。。とおもっての現状がこんな感じです。
リハスタに、最近は配信用Wi-Fiとかも導入されてきてますし、また諸々変わっていくと思います。あくまで現時点で、、です。
一応、必要な機材をリストアップしておきます。下記以外のものは、だいたいスタジオで借りれるはずです。
・オーディオインターフェース YAMAHA AG03
(GO:MIXERは、販売終了なので、もしあらたに導入するとしたらコレですかねぇ。)
・キャノン⇄フォン変換(GO:MIXERへの入力用。キャノン入力のあるインターフェースなら不要)
・スプリットケーブル
・ステレオミニ⇄ステレオミニ
・USB A⇄MicroB & Lightning
ながくなっちゃいましたが、これらの悩ましさをシンプルに解決して、さらに全体のクオリティーもあげれそうなのが、この機器かなとおもっております。
ZoomのL-8というやつです。1年以上欲しいなーと思っています。。
欲しいものばかりだ。。