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氏神さまを疎かにした罰
リビング床にできた水溜まりの啓示
私は現在の大阪市北区に事務所を移すまでの10年間は、吹田市江坂を活動拠点にしていました。
占いセミナーやホームパーティーの頻度が多くなり、ビジネス仕様のオフィスを閉じて、リビングの広いマンションへ転居しました。
ようやく引越しの整理もできた頃でした。リビング床の真ん中に、突然、半径1mほどの水溜まりが出現したのです。透明で石清水から湧き出したような水でした。
マンション上からの水漏れが原因だと早合点した私は、階上の住人を訪ねて確認しました。風呂もトイレも水回りのすべてに異常はなく、途方に暮れました。
マンションの管理会社や工務店の職人さんが、2日間にわたって屋根裏の隅々まで調べてくれましたが、水漏れを起こす配管は皆無で、建築構造から考えても、どこから水が漏れたのか、サッパリ分からないと調査を打ち切られてしまいました。
※文中の映像はイメージです。
水溜まりのできた天井のクロスが破れ、水が滴り落ちた名残りを見て、私は身震いしました。水が滴り落ちる、イコール垂水だ❗️
神さまの天罰が閃いた瞬間に、近くの垂水神社⛩へ走りだしました。
水を司る名神大社、垂水神社
新たに借りたマンションオフィスの所在地は、吹田市垂水町でした。閑静な住宅街のなかに、1300年の歴史がある古社「垂水神社」があったのです。
垂水には、「崖から滴り落ちる水」の意味があります。この地は1970年に大阪万博で賑わった、千里丘陵の南端に位置し、崖のような地形になっています。丘陵の地層に流れる地下水が湧き出る場所でした。
水の神は龍神と同じ運気上昇の神
不可解なリビング床の水溜まりは、氏神さまでもある垂水神社への挨拶を怠った過ちを気遣かせる、龍神のシグナルだったのです。
神殿で引越しの挨拶を怠った非礼をお詫びしたその日から、水が滴り落ちることは一度もありませんでした。
境内には1400年前の水飢饉を救った、「玉の井の井戸」がありますが、万葉歌人・志貴皇子が詠んだ歌碑もあり、悠久の歴史に浸ることもできます。
ー 石走る 垂水の上の さわらびの
萌え出ずる春に なるにける鴨 ー
有限な地球の資源を略奪してきた人類は、30年後には生死を分ける、水飢饉の試練が襲うと警告されています。
今こそ自然信仰の水神に、畏敬の念らをもつべきでは・・と、自戒しています。
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