私を溺愛してくれた母は46歳で早逝しました。南米を放浪していた私が、母の死を知ったのは1年後でした。横浜港から移民船で旅立つ私を、夜の京都駅で見送ってくれました。列車が動き出し、ホームで小さくなっていく母の姿がまぶたに灼きついています。写真は女学生時代の母です。
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