伝統行事と若者の絆
今月12、13日に、枚岡神社で最も盛大な行事である「秋郷祭」が行われます。
現在、私は枚岡神社の中東宮司さんの半生記『かんながらの道』を執筆しつつ、SNSに不定期で投稿しています。そのため、神事の一つひとつが以前にも増して心に響き、目を奪われています。
秋郷祭の見どころは、9つの氏子地区から大小23台の布団太鼓台が神社へ宮入りする、勇壮な場面です。
私自身も氏子の一員ですが、太鼓台の収納庫では、地区の若者たちが真剣な表情で神輿の組み立て作業に取り組む姿が印象的です。
彼らの熱い眼差しに触れるたびに、伝統行事を通じて地域の結びつきが深まり、コミュニティが今もなお力強く息づいていることを実感しています。