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ドジャーズの大谷翔平選手は、野球ファンだけでなく、毎日の動向がウォッチされる社会現象になっています。

投打の二刀流から打者に専念する今シーズンは、何本のホームランを放つのかワクワク感が止まりません。


高校生時代から、他人の捨てた運(ゴミ)を拾うことを続けていたのは聞かされていましたが、新刊の「量子力学的・強運の方程式」(髙橋宏和著・SB  Creative刊)を読んで驚きました。


大谷選手は、花巻東高校1年生のときに、将来は「ドラフトで8球団から1位指名される」という目標を掲げていたそうです。

そのために必要な行動を、81マスの曼荼羅チャートにして細分化しています。

体力、メンタル、人間性、技術のほかに、「運」の項目が設けられています。ゴミ拾いも入っていますが、あいさつ、部屋掃除、道具を大切に使う、審判さんへの態度、本を読む、応援される人間になる、プラス思考などが記入されています。


超人的記録を塗り替える、彼のパワーの源泉が81マスに凝縮されています。これらは全て画餅ではなく日々実践している努力が、誰からも愛される人格形成のエンジンになっているのです。

まさに、「ローマは一日にしてならず」の凄みを思いしらされました。

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