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去る9日は、枚岡神社定例の「本社・摂社・末社巡拝」に参加させていただきました。

午前9時からの本殿参拝では、神様に接する礼儀作法のイロハを学びました。神殿への足の運び、腰を折る角度、榊の奉納、退出時の足の運びなど、中東宮司さん自ら厳しく、丁寧な指導を受けました。


緩急をつけた一つひとつの所作に、神様への畏敬の念が込められていることを知りました。

本殿の後は、本社・一言主神社、摂社・若宮神社、本社・飛来天神社、本社・天神地祇社を巡拝、それぞれの由緒来歴の説明を聞いた後から、全員で大祓の祝詞を奏上、最後に腹の底からの高笑いで締めました。

鎮守の杜の太嘴カラスたちも、カアカアと賑やかに囃し立てました。朝9時のスタートでしたが、梅林で大阪市内を一望した頃には正午を迎えていました。


私は毎日のように散策しているコースですが、これからは、神様一柱ごとへのお詣りを疎かにしないことを誓いました。

斎館での直会で、お弁当をいただき参拝者の自己紹介に移りました。5月の春日山原生林を巡ったメンバーが大半で、和やかな交流に浸りました。

2時間程度で直会がお開きになりましたが、宮司さんのご好意で別室での二次会が催されました。

御神酒も振る舞われ、解散したのは陽が落ち始めた頃でした。全国で2万数千名を数える神職のなかでも、100名に満たない最高位を極められた神官の超エリートですが、飾り気のないお人柄と希少なエピソードの数々に、時間の経つのを忘れてしまいました。

実は、中東宮司さんの自叙伝執筆の準備に着手したばかりです。洒脱な語り口に、ストリーテラーとしての構想が大きく膨らんでいます。

地球がカオスに落ち込んでいる今こそ、日本古来の神道の訓えを広げる使命感をもって、ペンを握りたいと思っています。

#枚岡神社 #巡拝 #神殿での作法
#春日山原生林 #中東弘宮司 #自叙伝

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