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④霊的存在として崇められた犬(縄文犬)
縄文時代初期(1万2000年から7000年前)は、狩猟と採集が主な生活手段でした。縄文時代の最大の発明は弓と矢で、日本人は農耕民族だと言われているが間違いです。
人々は集団で移動し、自然環境に依存しながら暮らしていました。また、木や竹を利用した簡素な住居や、石器を用いた道具をつくりました。人口も2万人程度でした。
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中期(5千 500年前から4500年前)に入ると、農耕が始まりました。人々は稲作や繁殖畜産を始め、定住生活が一般的になりました。土器も進化し、多様な形状や装飾が見られるようになりました。1番の発展期で、東北で山内丸山文明が栄えて、人口も26万人に増えました。
縄文時代後期末(4500年前から2500年前)には、環境変動や文化的な転換が起こります。アジアは寒冷化と異常気象で、森や海の食料が減少し、人口も16万人に激減しました。
日本列島の海岸線は後退して、土地の隆起や異常気象が重なって、扇状地が増大したのです。里山で栗を育て、猪、鹿、ウサギなどを狩り、海岸でアサリなどの貝を採取した縄文人にとって、存亡に関わる大打撃となったのです。
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縄文時代の遺跡からは。犬の埋葬遺跡や犬の骨が祭祀の場所で発見されることがあります。これは、犬が宗教的な儀式や信仰活動に関与していたことを示唆しています。また、縄文時代の土偶や土器には、犬の形象が掘り込まれていることもあります。
犬は狩猟のパートナーとして重要であり、縄文時代の人々は犬の力を借りて、狩猟に成功することを期待していました。さらに、犬は守護や魔除けの役割も果たしており、家族や集団を悪霊や災厄から守る存在とされていました。
犬に関連する神話や伝説も存在し、縄文時代の人々は犬を神聖な存在として崇拝していた可能性があります。犬は霊的な使命を持つ存在と考えられ、人々との絆や交流が重視されていました。
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