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 宿敵である石破首相と野田党首は、どちらも1957年生まれで本命星は七赤金星です。

 2024年、七赤金星は離宮に廻座し、トップの座に躍り出て脚光を浴びる年となりますが、選挙が行われる10月は、物事が激しく動くターニングポイントとなるでしょう。

 この時期、順調に進んでいるように見えても、課題の難易度が高く、迷いや不安が生じる可能性があります。

 しかし、七赤金星にとっては変化と挑戦の月でもあり、新たな機会や挑戦が訪れる時期です。これらに柔軟に対応し、積極的に取り組むことが勝利のカギとなります。

勝負の月と暗剣殺

 この10月はまさに勝負の月ですが、石破首相と野田党首の双方に予期せぬアクシデントやトラブルが襲う暗示があります。暗剣殺という予測不能な凶事に見舞われる可能性があり、不気味なムードが漂っています。

 二人は論客としても知られていますが、宿曜で見ると彼らの関係は「危成の関係」です。性格や好みは異なりますが、異質なものに惹かれる「友人星」にあたるため、ライバル関係でありながら、互いに自分にないものを認め合う関係です。

 歴史上の人物でいえば、徳川家康と豊臣秀吉、武田信玄と上杉謙信もこの「危成の関係」にありました。必ず離別する関係ではありますが、同時に相手に対してシンパシーを抱いているともいえるでしょう。

野田党首の意気込み

 野田党首は、石破首相との論戦に腕を鳴らしています。自民党内にくすぶる裏金問題や統一教会の未解決事件など、有権者の注目を集める攻撃材料が山ほどあるためです。

 自民党の議員たちは、こうした問題が野党に攻撃される前に早期解散への圧力をかけ、新首相に対して決断を迫ったと報道されています。

傾斜鑑法による勝敗予測

 今回の占術は傾斜鑑法を用いました。投開票日である10月27日の気学盤では、月日ともに六白金星が中宮に廻座し、二人の本命星である七赤金星は乾宮に廻座して暗剣殺の影響を受けています。


 石破首相の月命星である八白土星は「兌宮」に廻座し、悦びの宮に位置していますが、傾斜宮の巽宮にはカオスの星・五黄土星が鎮座しています。

 石破首相は得意の弁舌で応戦する意欲を見せていますが、議席を失うことを恐れる疑惑の議員たちの圧力により、電撃解散を余儀なくされて、石破首相は「手のひら返し」の汚名を甘んじて受けることになりました。自民党内部の崩壊により、選挙は惨敗が予想されます。

 一方、野田党首の月命星である五黄土星は、目的成就の宮である「巽宮」に廻座し、傾斜宮の「兌宮」には改革の星・八白土星が位置しています。これにより、大きな変化や山が動くことが暗示されており、彼にとって起死回生のチャンスとなるでしょう。

 3回にわたり勝敗を占ってきましたが、選挙は水ものであり、予測は難しいものです。七赤金星が廻座する乾宮に張り付いた暗剣殺が、最終的な勝敗を左右する可能性が高いことも、最後に付け加えておきます。

#石破茂 #野田佳彦 #衆議院選挙
#傾斜鑑法 #暗剣殺

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