食の雑記 「ヨーグルトに甘みを」
食べることはわりと好きだし、こだわりも細々とあるので、食に関する雑記をたまに書こうかと思います。
ヨーグルトに甘みを
タイトル通りの話。ヨーグルトには甘みがほしい、私はまだ子どもなのだろうか。
腸を気にして、不定期ではあるがヨーグルトを買う。自分の中でヨーグルトといえば「明治ブルガリアヨーグルト」なので、昔からあるあの青いパッケージを買うのだが、"あの砂糖"はもう付いていない。
2014年の廃止の際には賛否両論だったよう。
私はあの、ヨーグルトにもさっと溶けて、優しい甘さの"あれ"が大好きだったので、いまもブルガリアヨーグルトの蓋を開けてそこに誰もいないのを見ると寂しくなる。
あれが無くなってからは、ジャムや蜂蜜を混ぜて食べることが多かった。プレーンの状態は、私にはちと素朴すぎる。
ただ、最近実家でよくやっていた冷凍ブルーベリーをヨーグルトと合わせて食べるというのを、思い立って始めたのだが、その際これに蜂蜜をかけるのもどうかと思い、冷凍ブルーベリーとのデュオで臨んでみたところ、どうもイマイチだった。やはりブルーベリーだけでは甘みがたりない。もう一声の甘みが。
渋々1パックヨーグルトを食べ終えたあと、まだ大量の冷凍ブルーベリーが残る中対策を講じなくてはならなかったが、答えはスーパーにあった。とても単純な答えが。
「甘みつき」て。完全にあの砂糖を失った者たちへの鎮魂歌である。
食べてみるとたしかにほんのり甘い。「甘さ」ではなく「甘み」という表現がぴったりの、絶妙な加減だ。冷凍ブルーベリーと合わせてみてもやはりぴったり。んまいですよこれは。
パッケージにもあるけど、乳素材と砂糖だけで作ってあるとのことなので、ブルガリアヨーグルト本来の美味しさもきちんと保っているから素晴らしい。
もしちょっと無理してプレーンヨーグルトを食べている人がいたら、ぜひ一度ご賞味あれ。