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僕が経験した心霊?体験 vol,1(仮)


皆さんは、心霊体験をしたことがありますか??
実は、僕は何度かありまして・・・

『もうこれは説明がつかない!!』という体験をいくつかしてきました。
特に僕が高校〜20歳くらいまで住んでいたアパートマンションでの変な体験は今でも鮮明に覚えていて・・・

今回はその時のお話しをいくつか共有したいと思います。

ただ、僕はこの手の話し手でもないですし、これといってオチがある話ではないので、拙い文章力でちゃんと伝わるか不安ですが、 僕の怖い体験談をありのままに書いてみようと思います。

因みにこれは、全部、マジのマジの本当の話しです・・・
一緒に体験した友人や家族もおりますので、立証済みです。

ただ、信じるか信じないかは、あなた次第です。



引っ越し先は、幽霊マンション?

当時、通っている高校が近いということもあり、高校に入学すると同時に、父親の知り合いが所有するアパートマンションに引っ越しました。

その建物は5階立てで、各フロアに15世帯ほどが住める大型アパートマンションです。建物の真ん中が吹き抜けの構造になっており、建物の内側が玄関、外側がベランダになっております。吹き抜けの両サイドには階段が二箇所あり、吹き抜けを横切るように渡り廊下があります。建物の角にエレベーターが一台ある構造です。(画像参照)


廊下と吹き抜け側の仕切りは、胸の位置までのコンクリートの手すりで、各フロアの廊下からは他の階の廊下や両階段、踊り場も見えるような構造です。

引っ越した当初、管理も隅々まで行き届いていてとても小綺麗な印象だったんですが、吹き抜けにも関わらず何故か昼間でも薄暗く、なんとなく不穏な雰囲気が漂っておりました。

最初に住んだ部屋は2階の部屋でした。
(後にこの建物内で2度、引っ越します。)
明かりが入る吹き抜け上部からも遠い階のため、一番暗いフロアだったのを覚えております。

越してからすぐ最初に異変を感じたのは、多発するラップ音です。一人、部屋で過ごしていると、部屋のあちこちから物音がしました。集合住宅だし仕方ないと思っていたのですが、それにしてもこの音は何の音?ネズミとかじゃない、ハクビシン?というレベルでした。今となってはもはやラップ音くらいでは驚かないですが、当時は薄暗い雰囲気や不穏な空気感が居心地悪く、父親にずっと引っ越しを催促していたのを覚えております。父はそういう類のものは真に受けるタイプではなくあしらわれていたのですが・・・そんな父も、夜な夜な寝言でうなされていたり、あまりのラップ音に「うるさい!何もできないぞ!」と謎の威嚇をしてる始末でした。
明かに本人も異様な空気を感じ取っていた様子でした。


友人達も一緒に出くわした、異様な体験。

2階の部屋に越してから3、4ヶ月住んだ頃、4階の大きめの部屋が空いたのでここよりは良いだろうという理由で、そこに引っ越すことになりました。なぜ他の建物に越さない!と思ったけど、父とオーナーさんのお付き合いもあったのか、結局4階に越しました。2階よりは明るいし、まだいいか・・・4階の部屋は広くもなり天井も高く、彩光も良かったので2階とは全然違う印象でした。

ただ、4階に越してもなお、ラップ音や金縛りはよく起こりました。
もはやそんな生活にも慣れた頃、うちが学校も近いということから、友達数人を誘ってゲームをしよう!と自宅に招くことになりました集まることになりました。

学校からの帰路、

「うち幽霊マンションだよww」
「見たらどうしようーー初体験じゃんーー!!」

などと、ふざけながら歩いて15分ほどでうちに着き、エレベーターに乗ろうと踊り場に入ろうとしたその時・・・

「サーーーーーーっ!!!ターーーーーーーっ!!」

みたいな、大声で叫ぶような、男性の大きな声が聞こえてきました。
僕らは突然の大声が鳴り響いてること自体に驚き、恐る恐るみんなで踊り場に入ると・・・

まず、踊り場の床一面に、火のついた蝋燭が数十本ほど立てられているんです。横には小さな祭壇のようなものを設置しお供え物を添えて、神宮の宮司さんのような狩衣を着た方が、建物全体に向かって、いわゆる”お祓い”をしているようでした。

僕らは、「え待って、ガチじゃん・・・」「これってよくあるの・・・?」「初めて見たこんなの・・・怖すぎる」「一応一旦、〇〇の家にはお邪魔しようか」

などと初めての体験に慄きつつ、陰陽師みたいな人に会釈をし部屋に向かいました。

部屋に着いてからも、陰陽師のお祓いの声は鳴り止まず、建物全体、各位部屋にも届くようにしているのか、そこから30分くらい響き渡り続けました。その後はスンっ・・!と静かになり、無事儀式を終えたようでした。

その日はみんなでゲームしつつも、だんだん外が暗くなってくると怖くなってきて、みんなは早めに帰っていきました、、、

建物ごとお祓いをするって、本当に存在するんだ。

次の日、学校ではその話しで持ちきりで、面白おかしく感じたのか、色んな友人がその後も遊びにきたり、その後何年も住んでましたが、”建物ごとのお祓い”は、その一回きりでした。

あれは本当にあの日あの場所で、実際に催されていたものだったのか・・・

実際に儀式が行われてた踊り場

”紫女”

その後、同じ4階なのですが、角部屋のさらに大きな部屋が空いたので、また引っ越しをしました。同じ建物で2度、部屋を移動るとは思いませんでしたが・・・

高校2年の時に、同じクラスになった友人が近くに住んでることを知り、それがきっかけで毎日一緒に行動するくらい仲良くなりました。おとなし目で寡黙な彼は、独自の世界観を持っており、漫画やアニメ、音楽など、色んな新しいカルチャーに詳しく、どちらかというと真面目で、ふざけたりおちゃらけるようなタイプではありませんでした。

ある日の放課後、いつものようにうちで漫画を読もうと、その友人と一緒に帰ってました。

うちにつき、エレベーターで自分の部屋の4階に向かいます。

僕の部屋は、エレベーターの位置からちょうど反対側にある部屋でした。吹き抜け越しに、反対側の階段と自分の部屋の入り口が見えるのですが、、、

僕らはエレベータを降りてすぐ、ある異変に気づきました。

僕らの位置と部屋の位置と・・・

僕らとは反対側に、淡い紫色の服とスカートを着た女性がいるのが見えました。なんかその場でフラフラと動いてるような、行き来してるような、そんな動きをしておりました。

その人は、僕らがエレベーターを降りたのに気づいたのか、一瞬こちらを向き、反対側の階段の壁に見切れてしまい、姿が見えなくなりました。

僕はちょっと嫌な予感がして、友人の顔を見て、恐る恐る、

「・・・ねぇ、今、女の人見えた?」と聞くと、寡黙な彼も、
「うん、見えた、確実に人いた・・・んで、どこいったあいつ?」

二人でビクビクしながら歩き出し、反対側の階段も通り過ぎ僕の部屋に向かいますが、その紫女の姿は見当たらず。

それはそれで怖い!と思いつつ、鍵を開けようと玄関前で立ち止まったその時、

「あのぉ・・・すいませ〜〜ん・・・」

突然背後から紫女が声をかけてきたんです。

「うわっ!!」と僕らは声を上げて驚きました。

(え、どこから出てきた?どこにいたの?絶対に今通ってきたとこにはいなかった、俺らから隠れてたってこと?それはそれで理解できなすぎるなんでなんでなんで・・・怖い!)

と頭の中はパニック状態だけど、恐る恐る

「はい、なんでしょうか」と聞くと、

「・・・エレベーターは・・・どこにありますか〜・・・」

と聞いてきたのです。

(はえ?だってさっき、エレベーターから出てきた俺らに気づいたじゃん。てか、この廊下、一周回ってたらエレベーターの場所すぐわかるじゃん・・・意味わかんない)

と思いつつも、

「あ・・・反対側にあります。」というと、

「ああ〜。ありがとうございます・・・」

と言って、フラフラと反対側に歩いていきました。

友達の顔を見ると完全にビビり倒して青ざめており、僕らは急いで部屋に入りました。
鍵を閉めドアから離れ、理解ができないことの連続でほぼパニック状態だったのですが、変にかかってたのか、僕は何故か無性に覗き穴を見たくなりました。友達に止められましたが、恐る恐る覗いてみると・・・

反対側に向かっていた紫女はUターンをし、フラフラとまた僕らの部屋の方に歩いてきたんです。

やばいやばいやばいやばい部屋の前まで来たらどうしよう!!!!と思いつつ見てると、そのまま部屋の前の廊下を何度か行ったり来たりした後、壁に見切れて見えなくなりました。数分そのまま見てたのですがその後も姿は見えず・・・。一旦ちゃんと確認しようと、外に出て見渡したものの、廊下にも階段にもエレベーター側にも誰もいなく、紫女の姿は消えてました。

部屋に戻り、友達と今の出来事を振り返ってました。

「今のは、いったいなに?」
「確実にいたよね、見たよね?でも部屋に来る途中、誰もいないと思ってたらいきなり後ろからでてきたの、なにあれ?」
「今も、階段もエレベーターでも降りた痕跡なかったけど、住人?なら尚更エレベーター聞くのおかしいよな。」
「もし幽霊なら、俺初めての経験かも。ねえ、お前、あの女の顔、どんなだったか覚えてる?」
「え・・・待って・・なんか異様な気はしたけど、顔が全然思い出せない・・・」
「喋ってたから口はあったはずだけど・・・顔が思い出せない・・・」


それ以来、紫女の姿を見ることはありませんでした。


so many ghost!!!

僕の親戚に、外国人と結婚しアメリカに嫁いだ従姉妹がいます。その従姉妹家族は、毎年夏休みに合わせて数ヶ月間沖縄に帰ってくるのですが、その時期の沖縄では、ちょうどお盆が重なってます。

今回の話しは、例年通りお盆で親戚一同がうちに集まった時の話しです。

うちにはお仏壇があり、お盆は毎年、身近な親戚が集まって催しをしております。その年も、アメリカから帰ってきてる従姉妹を含め、親族一同、約10名ほどでワイワイとしておりました。

従姉妹には外国人の旦那さんとの間に授かった、アメリカ生まれアメリカ育ちの二人の子どもがおり、当時7歳の女の子Sと、4歳の男の子Kがおります。

お姉ちゃんのSの方は、日本語でも少しコミュニケーションができる程で、弟のKは、日本語はほんのちょっと、なんならやっと英語が話せるようになり、コミュニケーションができるようになった、くらいでした。

アメリカで生まれ育った二人は、毎年帰って来るとはいえ、沖縄での日々は新鮮に感じているようで、とても毎回満喫しておりました。
当然その日も、本人達はお盆の文化なんか知るはずもなく、いつもと違う場所でただただ親戚がたくさん集まっているご飯会をしてる、という認識だったと思います笑

当時親戚の中で子どもは二人だけでしたし、アメリカからの帰省というのも相まって周りもとことん甘やかし放題で、ご先祖様なんかそっちのけで、まるでその日の主人公!みたいに楽しんでおりました。

会も終盤に差し掛かった頃、4歳の弟のKの方がトイレに行きました。

トイレに入って数分・・・


Kが突然、発狂したような大声で泣き叫び出したんです。

英語で泣き叫ぶ声はなんだか異様でした。
あまりの大きな泣き叫びの声に、大きな怪我でもしたのかと一同は驚きました。

従姉妹は急いでトイレに行き扉を開けようとするんですが、なぜかそれを嫌がるように泣き叫ぶんです。怪我ではなさそうなのでとりあえず泣き止むようにと、従姉妹はKと一緒にトイレに入り扉を閉め抱き寄せて、どうしたのか、と聞くと・・・

『so many ghost・・・so many ghost!!!』

と泣いているのです。

親戚一同、驚愕しました。

4歳のアメリカ育ちの子が、お盆という文化を知るはずもなく、教えてもいないし伝えても理解できるはずがない・・・嘘だとしても、あんなに発狂するように泣くはずもなく、本当としか思えない・・・

Kに見えてるのは一体・・・

その後、Kと従姉妹は、30分程トイレに篭り、落ち着いた頃に出てきました。もう大丈夫、とみんなに伝え、その日は疲れたのか、そのまま寝てしまいました。

説明ができない出来事が目の前で起きて、みんなびっくりはしたのですが、お盆ということもあり、

「ご先祖様がちゃんと帰ってきてるんだね〜」
「Kには見えてたんだはずね〜」

などと、少し和やかな雰囲気にもなりました。


今でも毎年夏になると従姉妹家族は帰ってきて、お盆も一緒に過ごすのですが、それ以来、Kが幽霊を見た、ということはありませんでした。
ただ毎年、お盆でみんなが集まると、必ずこの話しが話題にあがります。
K本人は覚えてないらしく、お盆の文化も最近になって知ったと言っておりました。

子どもの頃に見えたりする、とよく聞きますよね。
親から聞いたのですが、僕も小さい頃、あれは明かに何かを見てた、という事柄があったそうです。その話も、またの機会に。



なぜそこで、なぜそんな体勢で?

その幽霊マンションから別の家に越した後も、当時、自分の勤める会社が幽霊マンションの近くだったこともあり、建物の下の駐車場は契約したまま利用しておりました。現在もそのマンションの駐車場のいくつかは、社員の通勤用の駐車場として契約されております。

先述したように、その建物は傾斜のある場所に建っており、建物の一階、地下一階は、下駄履き状の駐車場となっております。
一階の駐車場は壁や仕切りがなく、四方が外なのでとても明るいのですが、地下の駐車場は地下なので、昼でも薄暗く照明が点いてやっとの明るさです。(建物中央の吹き抜けは地下まで続いてるので、多少光は入る)
私の駐車場は、そんな地下の一角にありました。

これはその地下の駐車場で体験したお話です。


その日も仕事を終え、薄暗くなってる中、社用車と自分の車を入れ替えようと、車の停めてあるマンションの駐車場に向かいました。(当時インスタのストーリーに上げた画像参照)

車の位置

マンションに着き、そのまま地下の駐車場に入り、車の場所に向かうと・・・

自分の停めてある車のすぐ近くにあるバイクに、人影が見えました。割と遅い時間だけど、まぁ人くらいいるか、と思いつつよく見ると・・・


バイクの”シートの上”に、人がうずくまっているんです。


シートに直接両足を乗せ、膝を抱えるように壁を向いて、顔は伏せて表情や人相は見えず、まさに丸まってうずくまってる状態です。

僕は瞬時に、(うわ、やばい・・・)と思いながらも、

(子どもだな・・・5〜6歳くらいかな・・・でもなんでこんな時間に、なんでそんなとこでうずくまってるの・・・白いTシャツに青っぽい半ズボン、黄色の草履・・・)
と冷静に状況を判断しつつも、あまりに異様な光景に、状況を飲めずにいました。(当時インスタのストーリーに上げた画像参照)

バイクにシートの上にうずくまる男の子

人間の子どもだったらそれはそれで心配だけど、これまでの経験上、幽霊というケースもなくはないので、あまり関わらないように一旦ここはスルーしよ・・・と思い、気付いてないそぶりで横目で視界に入れつつ近づくと・・・

その子が、ゆっくりこちらに顔を向け、うっすら開けた目で僕を睨んできたんです。(当時インスタのストーリーにあげた画像参照)

睨む子ども

その瞬間にドッと寒気がし、僕は急いで自分の車に乗り、エンジンをかけ発進しました。バックミラーで確認しても、そこに男の子は座ったままでした。

翌日ももちろん出勤なので、同じ場所に駐車するのですが、ちょっと怖い気持ちと、もう一度確かめたいなという気持ちの半々で挑んだんですが、その子どころか、バイク自体も停められておりませんでした。(当時インスタのストーリーにあげた画像参照)

地下の駐車場の実際の写真


それから数年、いまだにその駐車場は契約しており、実家の自家用車が停められております。

沖縄に帰省中のこと。

その日も自家用車を利用するために例の駐車場に行きました。
その時は日中で、だいぶ明るい時間帯です。

自家用車に乗り込みいざ車を発進しようとすると・・・

駐車場の奥の方で、男の子が立っているのが見えました。マンションにはたくさんの世帯も住んでいるため、(マンションに住んでる子かな、運転も気をつけよう)と思いつつ様子を伺っていると、

(ん?・・・微動だにしないな・・・)
(マネキン?あんな真ん中に置いとかないよな・・・)
(あの背格好、着てる服、見覚えあるな・・・)
(あ・・・待ってこれやばいやつかも・・・あのバイクの子だ・・・)

もはや忘れていた記憶が、バッ!とフラッシュバックして気づきました。
あれから数年経っているのですが、当時と全く同じ格好をした子が、向こう側を向いてただただそこに立っているんです。

(うわーーーーやっぱりそうだったか・・・明るい時間でもいるのね・・)

意外と冷静にその状況を把握し、その子を横目に、急いで発進しマンションを後にしました。


2度、おなし幽霊?を数年越しに見るとなると、明かにその地にいるモノなんじゃないかと思ってしまします。いまだに帰省中はそこを利用してるので、また何か進展があれば報告しようと思います。

※当時あげたインスタのストーリー投稿画像が残っていたので、一緒に貼っておきます。



まとめ

そのマンションにはもう住んではいないものの、会社の社員の駐車場、自家用車の駐車場としていまだに利用しております。
今でも沖縄に帰省した際は、立ち寄っております。

長時間いることがもうないので、マンション関連での怖い体験は当分していないのですが、やはり雰囲気はちょっと暗い印象です。

(このブログを書いているとストーリーにあげた際、社員の一人が、『毎朝車取りに行ってるけど!』と返信が着ました。

僕だけが経験しただけでなく、友人や家族も一緒に体験してたりして、なんとも説明し難いものばかりで、うん、これがいわゆる心霊体験なんじゃないかな、と思ってます・・・

でも今回改めて振り返り、当時の行動や考えを思い出して気づきました。

不思議なことに、いざその体験をした時って、パニックにはなるものの、意外と冷静にその状況を把握しようと動けたりしてました。

他にも体験はいくつかあるのですが、その時々も、現象の確認をしに行ったり、冷静に塩撒いたり、意外と勇気あるんだな、と思いました。

元々無茶したり、ちょけたりするタイプではないので、自ら油を刺すような行動はしないのですが、なるだけそんな経験はしたくないし、そんな経験に勇気なんか発揮したくないものですね・・・・


ここまで読んでいただきありがとうございました!
また機会があれば、私が経験した怖い話し、書いていこうと思います。
皆さんの体験談や、考察なんかも聞かせてもらえたら嬉しいです!


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