毎日インドアでアウトドア用品をつかってます。
ミニマリストになるにあたって、
ベッド、布団のたぐいを手放しました。
代わりに寝具として採用しているのが寝袋です。
毎日、部屋の中でアウトドアで使用する寝袋を使って快適な睡眠をとっています。
過酷な環境を想定して誕生したアウトドア用品を、家の中で使うと、めちゃくちゃ快適って実感します。
今日は、私の寝袋愛を語ってみようと思います。
持っている寝袋たち
私は、現在モンベル社の寝袋を2種類持っています。
ミニマリストととしては、どうしてもひとつに絞りたいところでしたが、季節の変わり目を考えるとひとつに絞ることが、できませんでした。
春夏は、中綿が化学繊維の寝袋を使用し、
秋冬は、中綿がダウンの寝袋を使用しています。
簡単に両者の特徴を書いてみます。
化学繊維の中綿は、メンテナンス(洗う)がラクであること。比較的安価で手に入るといった感じ。
ダウンモデルは、とにかく軽量、コンパクト。身体をいれてか暖まるまでが早い。といった特徴があります。
もっと色々な特徴がありますが、代表的な特徴は?ってなると、こんな感じだと思います。
寝袋選びはむずかしい
昨今のアウトドアブームも手伝って、寝袋もさまざまなメーカーからリリースされています。
ワークマンから寝袋がでていることに衝撃を受けました。
購入を検討中の方も、かなり悩まれるのではないかと思います。
私は、今の寝袋にたどり着くまで、3回ほど寝袋を買いなおした経緯があります。
しばらく使ってみて、
「コレはちょっと違ったかも」って感じで、いろいろと試してきました。
・やっぱ色が好みじゃなかった
・長さが足りなくて、寝心地が悪かった。
・寒い
買いなおした理由はさまざまです。
そんななかでも、寝袋選びを難しくしている最大の原因は、スペック表示だと個人的は思います。
何度から何度までの温度帯で使用可能と書いてありますが、そもそも基準があいまいで、公式で表示しているものもあれば、自社製品比較の上で表示しているものもあります。
さらに、体感は個人差が大きいので、スペックにだまされることなく、自分の体感に合った寝袋を見つけるのは、至難の業なのです。
さらには、好みのブランド、好みの形、好みの色といった要素も加わってきます。
寝袋を選ぶにあたって、自分の好みとスペックを結びつけるのって本当にむずかしいと実感しました。
購入経験を踏まえて
購入する際は、実際に触れてみることが一番いいと思います。
なんでもネットでポチることに抵抗がなくなってきた私ですが、寝袋に関しては、店頭購入を選びました。
・収納した時の大きさはどのぐらいなのか?
・化学繊維とダウンの違いは?
・実際に寝袋に入ってみて、どう感じるか?
視覚と口コミ以外に得れる情報が多いです。
プロ目線の店員さんの意見も、大変参考になります。
服を買うのと同様、「寝袋を実際に試してみること」こそ、最良の選び方だと思います。
少し邪道ですが、店頭で試して、ネットで安く買うという手でもいいかもしません。
身長が高い人はサイズに要注意
私は身長が182cmのやせ形です。
寝袋選びは、身長も大きく関係してきます。
私ぐらいの身長の方は、ロングモデルとかUSモデルという、普通の寝袋よりサイズが長いものを選ぶ必要があります。
一般的にどのブランドも、ロングモデルは、横幅も大きくできているようなので、体格がいい方もロングモデルの方がしっくりくると思います。
ロングモデルになることによって、デメリットと感じる部分もあります。
サイズが長いため、同じモデルで比べても、重量、コンパクトさがロングモデルは大きくなってしまいます。
そして、一番ダメージが大きいのは価格。
ロングモデルは、物理的に体積が大きいので、価格も比例して高い!
ダウンモデルだと、顕著にノーマルと差がでます。
ここは、しょうがないところですが、身長にあったものを選ばないと、理想の睡眠が得られません。
春夏に関しては、身長に対して短い寝袋でも、大丈夫なんですが、真冬となると全身をかバーすることができず、寒すぎて眠れないと思います。
身の丈にあったものを選ばないといけませんね。
毎日の寝袋収納法
この記事を書いているのは、12月なので、現在使用しているのは、ダウンモデルの寝袋です。
ダウンモデルは、非常に暖かく、はっきりいって布団で寝るより暖かいです。
肩や頭までダウンで覆われますからね。
ただし、ダウンは結構デリケートで、毎日毎日、付属の袋に入れて保管したり、長期の間、袋に入れっぱなしにするのは、良くないとされています。
羽がぺったんこになって、ロフト(嵩:かさ)が減ってしまうのです。
嵩が減ってしまうと、保温力の低下にも直結しますので、本来は持ち運ぶ時だけ、付属の袋に収納するというのが正しい使い方のようです。
私が使っている、モンベルの寝袋には、付属の収納袋とは別に、ストリージバッグという、洗濯ネットの大きいやつみたいな袋がついていました。
オフシーズンは、このストリージバッグに寝袋を入れ、ダウンにストレスを与えない方法で保管してます。
少し話がそれましたが、毎日はどうしているかというと、
「起きたら、無印のハンガーに寝袋をかけて、クローゼットにポン」です。
いちいちくるくる丸めて、空気抜いてってやってたら、本当に面倒です。
クローゼットにかけるだけなら、本当にラクです。
嵩のキープにも優しい保管法法だと思います。
布団を畳んだり、ベッドメイキングをするより、圧倒的な時短と手軽さが、寝袋にはあります。
おまけにホコリもたちにくいので、ハウスダストに弱い私にとっては、寝袋運用はかなりのメリットがあります。
寝袋の最良パートナー
フローリングに寝袋で寝ているわけなんですが、もうひとつ忘れてはいけないアウトドア用品があります。
スリーピングマットと呼ばれる、折り畳みマットです。
この折り畳みマットをフローリングに敷いて、その上に寝袋という構成です。
このマットは、クッション性の確保とフローリングの冷たさから身体を守ってくれる役目をします。
厚みは、2cmぐらいなので、布団や、ベッドのマットレスと比較すると、寝心地はかなり固め。
最初は、身体が少し痛いような気もしてましたが、すぐに慣れてしまいました。
このマットは、寝るとき以外も、短く折って座布団にしたり、軽い筋トレ時のクッションマットにもなります。
汎用性が高くて、なかなかの耐久性がありますので、お気に入りのアイテムです。
寝袋の思わぬメリット
毎日寝袋生活になって、良かったことがいくつかあります。
一番は、起床後、ベッドメイキングする時間がなくなりスムーズに朝を過ごせるようになりました。
シーツの洗濯や布団を干すような作業もなくなりました。
また、先程少し触れましたが、ハウスダストが大幅に減った気がします。
掛け布団バタバタしないですし、そもそも寝袋はホコリがでませんので。
鼻炎持ちの私にっとっては、結構嬉しいことでした。
そしてもうひとつ。
腰痛が改善されたということです!
これは、固い布団で寝ると腰が大きくしずまないので、直立状態と同じ腰への負荷をキープしながら寝ることができるからだそうです。
お医者さんじゃないので、厳密なことはいえませんが、スリーピングマットぐらいのクッション性が、私にはフィットしたみたいです。
腰が痛いから寝袋にしようと思う人は、おそらくいないと思いますが、腰痛に悩まれている方は、一度固い環境で寝てみるといいかもしれません。
生活をミニマルにしたかったから、寝袋で寝るということにたどり着いたのですが、本来の目的以上にメリットを大きく感じています。
これから
おそらく、これからの人生も、よほどのことがない限り寝袋生活は続けるつもりです。
今のところ、なんの不自由もありません。
今の寝袋は、今年で2年目。
2回目の冬です。
昨年は、なんとか今の寝袋でやり過ごすことができたので、今年もきっと大丈夫だと信じています。
寝袋の探求は、まだまだ続きそうです。
使用する地域によっても変わるし、年齢や体調によっても、自分にとっての最良の寝袋は変わるかもしれません。
これからも、寝袋に対する見識を深め、自分にとっての最適解をみつける努力を、楽しみながらしていこうと思います。
たまには、外でも使おうかな…
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