引きこもりニートが料理を行う上での基本方針
我々引きこもりニートには、時間はあるけどお金がない。そうなると節約を余儀なくされる訳だが、もしお金を安くあげようすれば、それこそ毎日インスタント食品で過ごすという方法もあるけど、そんなことを続けてたら体調を崩すのは明らかだし、何よりも美味しくないから耐えられない。
だから安価で栄養バランスも良く、安全で健康的な食生活という前提条件がある。それを支える上で非常に重要な事柄を思い付くままに列挙してみようと思う。
1.乾物や缶詰など長期保存できるものをフルに活用したい。
食べ物は腐り易いから、まずは腐りにくいものを常備しておく事で、食品のロスを減らす事ができる。食品ロスによる出費は懐に痛いので、これは100%は出来ないにしても、出来るだけ減らしたい。
2.食材の使い回しを考える。
これも経済的理由。手間を何重にも掛けるのはガス代や水道代の無駄になるし、仕込みも面倒になるので、出来るだけ、合理的に無駄が出ないようにしたい。
3.長期保存できる保存食を作っておく。
これは1.で述べた理由と同じ。そして市販の加工品を使わなくても、家庭に常備しておけば、美味しくない加工品を食べずに済む利点がある。
4.季節外れのものは出来るだけ買わない。旬の食材を直販に近い場所で購入する。
季節外れのものは栄養素が少ない傾向にある上、生産するコストが上乗せられて居るから、お金も掛かるし不経済。引きこもりニートは貧困層だから、無駄なものにお金を掛ける余裕はない。
5.加工度が高いものは出来るだけ買わない。
加工品には原産地表示義務がなく、放射能汚染や遺伝子組み換えなどのリスクもあるし、食品添加物の類いにしても人体に有害なものもあり、そういうリスクは出来るだけ避けたい。
そして味の点においても、利潤を前提にしている為、生産者は安価に済ます事を考えるから、どうしても材料をケチって、結果として美味しくないものになってしまう。故に加工品を購入する時は、生産所在地と材料をチェックする事。
6.人気がないけど美味しいものが安く売っているものを使う。
人気がある食材はどうしても高くなる傾向がある。例えばブリの切り身とアラが売ってたとしたら、切り身の方が食べやすいから切り身の方が売れるのだけど、料理には適材適所というのがあって例えばぶり大根なんてのを作るんだったら、あらを使った方が安いし、骨から味が出るから美味しく仕上がる。
ざっくり思い当たるとしたら、以上の通りだろうか? 思い当たる事があれば、随時、書き足したり、手直ししていく予定でいるから、これが完全に完成形という訳ではないが、基本的方針としては、さほど変わらないと思う。