僕がひきこもる理由:下痢ら豪雨

どうも社会不適合者です。今回は僕がひきこもる理由を何パートかに分けて書いていこうと思います。今回はその第一弾です。

始めに言っておくと僕は不安症で、幼いころから外出をする際に極端な緊張を覚えます。それゆえ、一歩、外に足を踏み入れた途端、緊張感からくる突然の下痢によって家へ即座にカムバックすることもしばしば。家にすぐに戻れる距離ならば不幸中の幸いなのですが、最悪なのが、学校の道中やバイト中の忙しい時に突然襲ってくる下り龍です。

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本当に前触れもなく襲ってきますから、あらかじめどんな対策を打っていようと無駄です。容赦なく僕に対してその毒牙をかけます。僕は、ただ静かに周りに悟られぬように厳かに、けつの穴に栓をするだけです。

僕は、高校時代は、家からバスで50分ほどのすこぶる距離のある、高校に通っていました。ある日の登校中、僕が高校に向かうバスに乗り込み、座席に座ると件の奴は襲ってきました。高校に着いて腹の中の毒を解放出来るようになるまで、あと50分はかかります。僕は、通路を隔てた隣の席に座る、女子にうんこを我慢していることを悟られぬように必死で涼しい顔を繕いながら、ポーカーフェイス状態で、腹の中のそいつを慰撫することしかできません。

高校時代の僕はこういった死闘を3日に1回は経験しておりました。

外出の直前まで、家の中で、何度も何度も壊れた人形の様にトイレに繰り出しては自室に戻りという無限ループを繰り返しても、一向に腹の中の物は出やがらない。そのくせ、絶対に出てほしくない、ここで出したら人生終わるナリ、といった局面で毎度毎度ヤツは顔を出す。まるで僕の心の悲鳴をあざ笑うかのように。

こいつを克服するためには、僕は何も食べず腹の中に排泄物が出来ないようにするか、あるいは腸を捨ててそれでも尚生きていける究極の生命体を目指すか。前者の方が明らかに現実的ですが、それでもやはり非現実的です。

そういった経緯もあり、僕は外出したくないのです。当然他にも理由はあるのですが、それは追々話します。以上、僕の汚い話を聞いてくださりありがとうございました。



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