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【アクセス】人吉・球磨への行き方辞典~交通機関マニアさん向け情報

ここでは交通機関マニアさんへ向けたとして、人吉・球磨の主な路線バスと、高速バスを使わない人吉・球磨へのアクセス方法をご紹介します。難易度が高いので、交通機関利用に慣れている方のみご参考ください。

~ご注意~

掲載している情報は2024年1月現在の情報です。当サイトで知り得た情報により、不利益が生じたとしても、その責任は負いかねます。最新の情報を、航空会社、バス会社の公式情報からお確かめください。


くま川鉄道関連

くま川鉄道は人吉-肥後西村間で代行輸送を実施中

人吉温泉駅と湯前駅を結ぶくま川鉄道湯前線は、肥薩線と同様、2020年7月の大雨により鉄橋が流出するなどの被害を受け、人吉温泉-肥後西村間でバスによる代行輸送が行われています。現在、列車が運行されているのは、肥後西村-湯前間のみです。全線再開は令和7年度の予定です。

くま川鉄道の相良藩願成寺駅バス停は人吉IC近く

人吉温泉~肥後西村間でバスによる代行輸送が行われていますが、代行バスの相良藩願成寺駅代替バス停は、人吉IC高速バス停から徒歩5分ほどの場所にあります。人吉IC近くのドラッグストアコスモス前が代替バス停になっています。時間が合えばスムーズに乗り継ぐことができます。

路線バス関係

人吉球磨の路線バス一覧です。じゅぐりっと号に乗車した場合の乗り継ぎポイント例も挙げておきます。時間により参考にしてください。

路線図もいつの日にか載せたいと思います・・・。

①人吉産交-人吉駅前-西村経由-多良木駅前-市房登山口
人吉市から球磨川の南側を通って、あさぎり町、多良木町、湯前町、水上村方面へ向かうバスです。じゅぐりっと号との乗り継ぎは、人吉医療センター、人吉駅前、人吉産交などで可能です。

②人吉産交-人吉駅前-木上経由-多良木町前-湯の前駅前
人吉市から球磨川の北側を通って、あさぎり町へ向かい、あさぎり町からは①と同じルートで多良木町、湯前町ー向かうバスです。じゅぐりっと号との乗り継ぎは九日町、人吉駅前、人吉産交などで可能です。

➂人吉産交-人吉駅前-変電所経由-頭地
人吉市から川辺川沿いを進み、相良村を経由して、五木村の役場や診療所がある頭地へ向かうバスです。じゅぐりっと号との乗り継ぎは、九日町、人吉駅前、人吉産交などで可能です。

④人吉産交-人吉駅前-川村経由-上田代
人吉市から相良村へとむかうバスです。➂と運行経路が少し異なり、相良村の北部にある四浦地区で終点となります。じゅぐりっと号との乗り継ぎは九日町、人吉駅前、人吉産交などで可能です。

⑤人吉産交-人吉駅前-人吉医療センター-石水寺入口-神瀬福祉センターたかおと
人吉市街地を一周し、球磨村方面へ向かうバスです。現在、球磨村区間は球磨村のコミュニティバスとして運行されているため、系統が石水寺入口で途切れていますが、車両はそのまま直通します。肥薩線沿線の渡、一勝地、球泉洞方面へ向かうバスです。じゅぐりっと号との乗り継ぎは人吉医療センター、人吉駅前、人吉産交などで可能です。

このほか、まめバスと呼ばれるハイエース運転のバスも走っています。曜日運行で難易度が高い路線ばかりですが、バスマニアの方はぜひ乗車にチャレンジしてみてくださいね。

路線バスのみで人吉球磨へアクセスする方法

路線バスで人吉にアクセスしたいという交通機関マニアの猛者にとっておきのアクセス方法も載せておきます。路線バスのみで人吉へアクセスすると、より陸の孤島感を味わうことができるでしょう。

かつては、人吉から八代や水俣などの各方面に路線バスが運行されていましたが、現在人吉・球磨からエリア外に運行される一般路線バスは運行されてません。しかし、宮崎からであれば、バスを乗り継いで人吉まで行くことができます。

・宮崎駅-人吉駅路線バス乗り継ぎコース
宮崎駅-宮崎交通-西都バスセンター-宮崎交通-村所-西米良村営バス-湯前駅-産交バスもしくはくま川鉄道-人吉駅

人吉盆地の東側に位置する宮崎県西米良村を経由して、人吉盆地に至る方法です。現在のくま川鉄道湯前線はその先、宮崎県方面へつながり、佐土原駅から杉安駅までを結んでいた国鉄妻線と繋がり、日肥線となる計画でした。結局、国鉄妻線は廃止され、日肥線の計画も未成線に終わりました。バス路線としては、国鉄バス、JR九州バスにより日肥線ルートでのバスの運行が続けられ、JR九州バスでの運行が廃止された後は、西米良村が路線を引き継いで現在に至ります。西米良村はかつて人吉藩の領地だったため、人吉盆地との付き合いがあるそうです。

その他のアクセス情報などはこちら


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