引き寄せをお伝えしたい理由(2)
大変な人を引き寄せる?
時を少し早送りして、20代後半のころの話。
ある人に言われました。
わたしの親しい友だちは、病気やDV、うつなどの、大変な状況にある人ばかりだね、というのです。
そう言われると、たしかにそうかもしれないと思いました。
そこまでのケースばかりでないにしても、傾聴する場面が多かったように思います。
その人たちの話を時間を取って聴くことが、自分のライフワークのように感じていたのです。(完全に無償です)
わたしがお話を聴いた方の中には、すっきりされてどんどん新しい道に進んでいく人もいれば、なにもしてあげられずに去っていった人もいました…。
次第に、わたしは何年も変わらず同じことで悩み続けている人に、フラストレーションを感じるようになっていました。
いつまでも恨みと哀しみに生きる母を思い起こさせるのです。
なぜ人は不幸でいつづけるのか?
なぜ恨みという檻の中に自分を閉じこめ続けるのか…?
なぜ変わろうとしないのか?
なぜ不満ばかり、他人を羨ましがるばかりで、自分を幸せにしようとしないのか?
そして、なぜわたしがそのとばっちりを受けなければならないのか?
個人的な感じ方ですが、わたしはそうした負の感情に囚われている人が、まるで感情という炎で火だるまになっているように感じられるのです。
自分ではもう消せない。ほかの人も近寄りがたい。下手に近寄れば飛び火する。そんなイメージ。
それでもなんとか力になりたいと、火の中に飛び込んでいくこともたびたびでしたが、闇の深い人は力及ばず、救えませんでした。
そってぃ所長との出逢い
紆余曲折あったのち、40代になって、ある鍼灸師さんと出逢うことになります。それが現在のゆるふわ引き寄せ研究所のそってぃ所長でした。
そってぃ所長の鍼灸院は一対一の施術スタイルなので、いろいろなお話をさせていただきました。
特に興味深かったのは、やはりみえない世界のお話です。世間的にはぶっ飛んだ話ばかりでしたが、精神世界の本を読み漁っていたわたしにとっては、どこかで聞いたことがあるような、「あり得る」話ばかりでした。ただ、こういう能力がある方もいるのだなぁ、と思ったのです。
そして通うようになって数年経ったころ、そこの鍼灸院では身体以外にもさまざまなお悩みを抱えた患者さんがいらっしゃり、その方たちに向けて何かしてあげられたら、と聞きました。
わたしは、人のお悩みを聴くことにはもうすでに辟易していましたが、より幸せになったり、心地よく生きるためのお手伝いなら、してみたいと思ったのです。
20代後半から学びはじめたスピリチュアルの知識やスキルは、振り返るとそのほとんどが願望実現につながるものでした。
そして実際、わたしはその頃よりも金銭的にも豊かになっており、(信じられないかもしれませんが)思っただけでいろいろなことを引き寄せられるようになっていたのです。
それまではそうしたスキルをあまり人に話したりすることもなく、自分のその知識やスキルにたいして価値があると思っていませんでした。
しかし、それを知りたいという方がいるならば。活用して幸せになってくれる方がいるのならば。
ぜひお伝えしてみたいと思ったのでした。
心からの願い
もう、みんな、いいからとっとと幸せになってほしい。
それが、わたしの心からの願いでした。
大丈夫。
大丈夫。
身体もこころも、文字通りキズだらけになったわたしが、なんとかかんとかでも上がってこれたのだから。
そういう想いでナビゲートさせていただいているのです。^ ^