長期留学を叶えた話:現実が大きく動くまで、既に叶っていなくても自分はブレない。
なんか、ふと自分が学生時代の時に、長期留学を叶えた時のことを思い出しました。
たくさんハードルはあったのですが、諦めそうになりつつも長期留学を叶えた私。
当時は、潜在意識も引き寄せの法則も知らなかったけれど、当時のことをそんな視点から見るとどうなるか?まとめてみたいと思います。
当時の私のスペック。
これは、大学2年生から3年生の秋にかけての話になります。
私立文系。政治を学んでいました。
中学、高校時代から留学に興味があり、いつか行くだろう?と思っていました。
英語力は、TOEFL iBT45点がマックスだった気がします。
(交換留学の応募要件が60点)
TOEFL対策のスクールにバイト代を当てて通っていました。
オックスフォード大学の交換留学に行きたいと思っていました。
一つ目の壁:スコアが上がらない
こんな私だったのですが、どう頑張っても、交換留学の応募に必要なTOEFL iBT※のスコアが上がらない。結構苦しかったです。英語を勉強することも、スクールに行くことも。スクールで自分より年下の帰国子女の女の子がスピーキング高得点の回答の様子を見せられて、自分と比較して、悔しくて泣いたこともありました。
※TOEFL iBTについての補足です。テストセンターで受ける4時間くらいの試験で、リスニング、スピーキング、ライティング、リーディングの4つの英語力を試されるものです。
一度、諦める。
そして、3年の秋の構内応募にスコアの取得が間に合わず、
一度、留学を諦めて就活をすることにしました。
友人と就活していたのですが、なんだかしっくりこない。
おそらく、心のどこかでは、留学を諦めきれていなかったんだと思います。
やっぱり諦めきれない:天からの助け
そんな中、2年時の短期に一緒にオーストラリアに留学していた友人に学校でたまたま出くわし、4年時から私費留学に行くことを聞きます。
この時に、友人に会っていなかったら、今の私はいないと思います。
友人がどうやって親を説得したのか、出願までの流れなども、詳しく聞きました。
そして、留学エージェントを探して話を聞きに行き、
留学にかかる費用、留学する国、プログラム、現地での滞在先はどうするか?などを、当時のエージェントの女性と詰めていきました。
2つ目の壁:両親を説得する
ここは詳しく覚えていないのですが、
父親は賛成してくれましたが、母親が最後まで反対していました。
けれど、淡々とプレゼンしたのを覚えています。
その反対に最後まで、屈しなかったのを覚えています。
私は、大学を選ぶ時に、美大に行きたかったのですが、母親からの反対もあり、
結局、私立文系の大学を選びました。
おそらく、その時の思いもあって、これだけは譲れないという気持ちだったんだと思います。
3つ目の壁:友人と気まづくなる
友人と一緒に就活していたのですが、留学することを打ち明けて、私だけ途中から就活をやめて、留学の準備に取り掛かりました。
友人にはこれまで留学のことをあまり相談したことがなかったので、おそらく、聞いてないよ!と裏切られた気持ちになったのかもしれません。
それでも、やっぱり自分の意思は決まっていましたし、留学に向けて淡々と準備を進めました。
4つ目の壁:英語コミュニティの先生に猛批判される
留学先がカリフォルニアの大学と語学学校に無事に決まり、
もうちょっと出発までに英語力を上げようと、当時現役だったmixiのコミュニティで英語力を向上させる趣旨のサークルを見つけて、勉強会に参加してみました。
なぜか先生がスパルタで、その中の生徒(すでに留学経験済み)と付き合っていたり、今思えば突っ込みどころ満載のサークルで、
その先生の指定の英単語帳を買わなかったらキレられる。
留学に行くことが決まっているというと、スコアを取らないで行くなんて逃げだ!とみんなの前で批判されるなど、散々だったのですが、
なんか、違うなと思い、すぐに抜けました。
5つ目の壁:出発直前に東日本大震災が起きる
そして、4年時の春からの留学に備えて、
春休みに学校でTOEFL講座を受けていた時のことです。
東日本大震災が起きました。
実家が断水したりもして大変だったのですが、
幸い怪我や家も無事で、ここで留学をやめるという選択肢はありませんでした。
という感じで、今思い返すと、なかなか留学までたどり着くのが大変だったのですが、「諦めない!」「自分の中で留学することは決定済みだ」という信念が私をここまで突き動かしてくれました。
一度、諦めて就活をしていたところ、友人を通して私費留学という選択肢があることを知りました。
潜在意識や引き寄せ的に考えると?
当時は、ひたすら留学という目的よりもスコアを取るという、手段を追いかけていました。
また、必死に勉強していた時はスコアを取ること(手段)に必死で、それ以外のものが見えず、全く他の選択肢があるなんて思いもしませんでした。
ですが、一回諦めた(手放した)時に、友人と偶然構内で再開して、
留学に行ける方法を知ります。
このタイミングでなければ、ギリギリ間に合いませんでした。
これは良い誤算であり、一種のシンクロだったなと思います。
今スコアがなくても、現地でTOEICを受けて高得点を取れればOKという、自分が思ってもいなかった方法でした。
また、カリフォルニアという場所も今思い返せば、自分にとってベストでした。
1年のうち360日が晴れ。滞在先は治安も良く多くの友人と知り合い楽しい日々を送ることができ、間違いなく自分にとってベストの選択だったと言えます。
オックスフォード大学は、名門だし、英語発祥の地でクイーンズイングリッシュを学びたいなという理由で選んだのですが、
イギリスのオックスフォードという場所柄、曇りが多く、頭痛持ちの自分はしんどかったかもしれません。
潜在意識的な観点で言うと、
行く場所や友人、現地の暮らしなどを想像したり、イメージングやアファメーションなんて一切していませんでしたが、「留学に行く」と言うことのみ自分の未来での決定事項でした。それだけには、誰にも何も言わせない!と思っていました。
なので、何か叶えたいことがあるけど、イメージングできない。→だから、叶わないかもしれないと言うのは考えなくても良いでしょう。
(例えば、好きな彼がいて彼との恋愛成就を叶えたいけれど、イメージングできない。未来もまだ想像つかない。だから、叶わないかも?なんて考えなくておっけいです!)
潜在意識の願望実現につまずいた時
一度今の努力をやめて力を抜いてみると良いでしょう。流れに身を任せてみます。
何か自分にとって必要なタイミングでベストなシンクロが起きてくるかもしれません。
なので、自分の中でできることはやりきったな!というとき、
あなたはもうやりきっているのです。
これから、必要なシンクロが必ず起きてくるはずなので、一旦肩の力を抜いてみる。ただ、「こうなる!」それは決定事項で、過去に誰がなんと言おうと、これから誰がなんと言おうと知らんがな!その気持ちが何よりも大事です。
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