本当に自分にとって大事なものは、手放してもブーメランのように戻ってくる
本当に自分にとって大事なもの。
例えば、仕事やお金、大事な人、友人、家族。
その他もろもろ。
自分にとって大切な物や存在であればあるほど、手放したくない。執着してしまう。そんなものだ。
けれど、今回はそんな自分にとって本当に大事な物って、結果的に手放しても戻ってくる。
そんな実体験を書きたい。
私のケースは、仕事だった。
私は本当に大好きな仕事をしていた。
詳しくは割愛するが、大好きな業界で、大好きな職種についていたのだ。
マーケティングに関するお仕事とだけ書いておきたい。
そう、そんな仕事を始めたのは4年前。
コロナ禍での入社だった。
がむしゃらに頑張った数年間。
その後、私は体調を崩して休職することになる。
色々と考えた結果、起業をすることにした。
自分で新規契約を取り、幸運にも半年ほどで、これだけ稼いだら暮らしていけるだろうという見通しがついたのだ。
そして、起業目前。周りの友人や両親にも報告をすまし、あとは届出を出して、起業というところまできた。
これから、私は社長になる。真の自由を求めて、大海原へ繰り出す。サラリーマン生活10年に別れを告げるのだ。
そんな自分の変化に不安を覚えつつも、ワクワクしていた。
既に私はこの時、大好きな仕事を手放す選択をしていたし、そうする予定で色々な物事を進めていたのだ。
が、しかし、物語の結末は誰も予想していなかった方向へ思い切りドライブする。
お仕事を手放すことを決めて、そうしようとした瞬間。これまでの仕事の方から、好条件で戻ってきたのだ。
そして、新しい仕事。あとは契約を結ぶだけとなっていたのだが、何故か締結だけ先送りになっていた。
そして、担当者と話していると、契約書には記されていない、明文化されていない条件を科せられている事がわかった。
そして、年収、契約条件、労働環境、自分の仕事への情熱、すべてを比べた時に、
起業するよりももともと行っていた仕事の方がはるかに良いものであることが明確になったのだ。
手放す選択をしたが、手放す寸前で思いっきり戻ってきた。
自分はまだ元の仕事で役目がある。
まだ、そのタイミングじゃないよ。
不思議な力が働いて、すっと元の場所に戻された。
本当に自分にとって必要なもの、縁は、手放しても戻ってくる。
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