宗教信者の1日生活とは
前回、信者のお布施について書きました。
信者には、お布施以外にもやらなければならない事がたくさんあります。
今回は、信者の1日の生活について解説します。
信者の1日はご神体へのお参りで始まる
起床から就寝までの流れは、だいたい以下のようになっています。
・朝拝(チョウハイ)
・朝食と身支度の後、職場や学校に行く。
・帰宅後、夕拝(ユウハイ)
・教典(教祖の教えを書いた本)の拝読。
と、だいたいこんな流れです。
では、具体的に解説します。
朝拝(チョウハイ)
朝起きて、身支度を整えたらご神体と先祖にお茶を供えます。
それから、家族全員でご神体にお参りします。
この時、家族全員で教団オリジナルの祝詞(ノリト)を唱えます。
祝詞を唱えたあと、各自の願い事を唱えます。
願い事は、まず“世界平和”、“人類救済の使命を果たせるように”などが先。
個人的なお願い事はそのあとにするのが規則になっています。
次に、教典(教祖の教えを書いた本)の一部を読みます。
読む箇所についても、教団から
「今月は、○○の章を拝読すること」との指導があります。
教典の拝読のあと、先祖の仏壇にあいさつします。
以上が朝拝(チョウハイ)。
時間にして、約20分くらい。
これを毎日やります。
朝食は、朝拝が終わってからです🍞🍚
夕拝(ユウハイ)
夕拝は、家族の帰宅時間がバラバラの場合は、各自でやります。
ただし、帰宅後すぐにやらなければなりません。
夕拝もだいたい朝拝と同じです。
朝拝と違うのは、夕拝ではその日1日の感謝を奉告(報告)する点。
その後、教典を読んで終わり。
時間にして、約10分くらい。
教典の拝読
夕食後、家族で教典の拝読をします。
しかし、ここまでやるのは一部の熱心な信者さんだけ。
大半の普通の信者さんは、夕拝までです。
教典の拝読は、時間が決まっていませんが、長い人では毎日1時間以上やっています。
熱心な信者家庭になると、家族全員で教典拝読をしています。
教典拝読のあと、入浴して就寝。
以上が、信者の1日生活です。