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2020年のバーチャルコロシアム

おつりか!

あけましておめでとうございます!

ラダーに潜っていたらいつの間にか年を越してしまいましたが、2019年と同じように2020年のまとめをご報告したいと思います。



謝辞

昨年も多くの方よりご支援を賜りました。各種サブスクライブやグッズでのご購入、何より日頃からのご声援が活動を続ける原動力となっています。昨年は何度かメディアに露出する機会もあり、より多くの方との縁を紡げた年でした。今年2021年はさらに大きく広がるよう頑張って参ります。それがきっと皆さまへの1番の恩返しになると信じています。本当にありがとうございます。




2020年の振り返り

ここからは1ヶ月ごとトピックスをあげながら出来事を振り返っていこうと思います。なんとも濃い2020年だったと思います。



1月

主なトピックス
・テーロス還魂記 アーリーアクセス参加
・テーロス還魂記のリリース
・モダンにて《オパールのモックス》の禁止

エルドレインの王権に引き続き、2度目のアーリーアクセスにご招待いただき参加いたしました。《キオーラ、海神を打ち倒す》をフィーチャーしたランプデッキを構築して楽しみました。お祭り感のあるアーリーアクセスはとても楽しいので時間の取れる限りは参加したいですね。リリース後は《ニクスの睡蓮》をフィーチャーした「青単信心」を構築しています。今につながるルーツがここにあったのですね...。

また、1月13日付の禁止改訂でモダンフォーマットにおける《オパールのモックス》が禁止となりました。大好きな「親和」デッキの翼をもぎ取られたような感覚は筆舌に尽くし難く、その気持ちが後の同人誌発行の原動力となりました。

2020年1年間の目標としては全てのミシック予選に参加することを密かに決めました。権利月に権利を持っていない場合、必ずラダー1200位以内、さらにリミテッドではなく構築でという縛りをつけました。これは練習時間の効率や1200位以内に入れない程度では予選では勝てないだろう、という気持ちからです。



2月

主なトピックス
・まじ★すと に参加

MTG配信者が集合したストリーマートーナメント、まじ★すとの第1回に参加いたしました。実力者のMOパンダさんを擁する激戦の予選Dブロックを運よく勝ち抜け決勝大会へ駒を進めることができました。決勝大会では準決勝で敗退してしまうものの、友人でもある花山茶菜さんとの夢の対決も実現することができ、とても楽しい思い出となりました。



3月

主なトピックス
・「トレース・オン」執筆

まじ★すとで使用した「セス赤単」はお気に入りのデッキで、世界選手権のセス選手になろうと、ラダーで100マッチほどプレイしたりしました。その結果をnoteの記事としてまとめて公開。無料記事だったこともあり、多くの方に読まれ好評だったようです。なかなか執筆の時間が取れませんがまた記事も書いてみたいですね。



4月

主なトピックス
・イコリア アーリーアクセス
・イコリアのリリース

ゴジラコラボが話題となったイコリアもテーロス還魂記に引き続きアーリーアクセスに参加しました。……アーリーアクセスで使ったデッキはゴジラの全く関係のない「フリング」コンボでしたが...。新型コロナウイルス流行による緊急事態宣言が出され、世の中が大きく変容していく最中であり、リアルのイベントは次々と中止となりました。MTGもここから大きくアリーナ中心にシフトしていきました。



5月

主なトピックス
・モデルのLive2D化
・コミックマーケット98中止、有志によるエアコミケに
・Omni-thopter 2020 Spring 発行
・オリジナルスリーブ発売
・KOS準優勝

たくさんの出来事があった5月でした。まずはモデルのLive2D化です。おもちチャウダー(@omochigomee)さまにモデルをLive2Dという技術で動かせるようにしていただきました。これまでよりも滑らかかつ多様に動くようになり表現の幅が広がりました。おもちチャウダーさまは最近では多くの海外Vtuberさまのモデルを手がけているようです。配信チャンネルでは制作の様子も見ることが出来ますのでご覧になってはいかがでしょうか。とてもワールドワイドで楽しい配信です。

新型コロナウイルスの感染拡大によってオリンピックを始め、軒並みイベントが中止され、当然コミックマーケットも逃れることができませんでした。頒布を予定していた同人誌「Omni-thopted 2020 Spring」と「オリジナルスリーブ」はエアコミケという形で通販のみでの頒布を余儀なくされました。《オパールのモックス》禁止を受けての親和デッキ追悼特集と題して17年近い親和の足跡を辿る記事を書いた自信作だったのですが、やはり現地での頒布ができないこと大きく、2019年末に発行した同人誌と比較すると半数以下の頒布数と厳しい現実が待っていました。まだ在庫はございますのでご興味のある方はぜひご覧くださいませ(宣伝)


【C98(エアコミケ)】 Omni-thopter 2020 spring 《MTG攻略本》(冊子&電子版) | 〈茉莉花市場/Bazaar of Jasmine〉 https://hikiyamajasmine.booth.pm/items/1932032 #booth_pm

また、オリジナルのスリーブも制作しました。おもちチャウダーさまの美麗なイラストが素敵なアイテムです。なかなかオフラインでのMTGをプレイする機会が減っていますが、いつか自分でこのスリーブを使いたいですね。

【C98(エアコミケ)】 スリーブ「曳山まつりか 」 MTGサイズ 60枚入り | 〈茉莉花市場/Bazaar of Jasmine〉 https://hikiyamajasmine.booth.pm/items/1931949 #booth_pm

徐々に大会のオンライン化が開始され、その嚆矢としてKOSがオンラインにて開催となりました。第2回のKOSに出場し、オリジナルの「エスパーミッドレンジ」で準優勝の好成績をおさめることができました。決勝戦では「ティムールランプ」相手にキャストした《漂流自我》が日本語版アリーナのバグでカード名が指定出来ず敗因のひとつとなるなど良くも悪くもオンライン環境らしさが出ていた大会だと思います。




6月

主なトピックス
・アリーナオープン2日目 7勝(2000ドル)
・旧作杯 ロゴデザイン
・基本セット2021 アーリーアクセス
・基本セット2021リリース

アリーナ上でもミシック予選以外での大型オンラインイベントとしてアリーナオープンが開催されました。初日はBO1、突破した2日目はBO3のスタンダードという変則的なフォーマットで2日目6勝で1000ドル、7勝で2000ドルという賞金制トーナメントでした。のちに禁止カードが大量発生する「ジェスカイルーカ」全盛の環境でしたが「シミック変容」を持ち込んで2日目7勝を達成し2000ドル(約21万円)を獲得することができました。これによって新PCを購入し長年課題だった配信環境を大きくアップデートすることができました。
公式の週刊マジックニュースにボクのツイートが取り上げられたのもちょっと嬉しいですね。

また、添削さま(https://twitter.com/kakikukeko2131)が主催されているオールドスクールのオンライン大会「旧作杯」の大会ロゴをデザインさせていただきました。マジック以外のスキルでマジック界に貢献できるのはとても嬉しいですね。ご依頼・ご相談はいつでも受け付けていますのでお気軽にどうぞ。

恒例となったアーリーアクセスでは《薄暮薔薇の棘、ヴィト》を使ったコンボデッキを模索。なかなかコンボが決まらずそのまま押し切る方が多く、コンボとしては消化不良な感じに。ワイルドカードも貴重なので自由にカードを試せるアーリーアクセスはありがたい存在です。途中でとりぷるさんのガラク3人に踏み潰されたのはいい思い出です。



7月

主なトピックス
・ジャスミンちゃんスタンプ発売

これは一体なんでしょうか......?兄の悪ふざけのようですね。ボクは関係ありません。



8月

主なトピックス
・日本選手権予選開始

初のオンライン開催となる日本選手権の予選が開始されました。バーチャルアルバイトの繁忙と重なり中々参加機会が取れない中も可能な限り挑戦しています。この時ももうこのデッキを使っていたのですね...。単に好きなだけです。


9月

主なトピックス
・LINEスタンプ発売
・ゼンディカーの夜明け アーリーアクセス
・ゼンディカーの夜明け リリース
・セカナビオープン 5勝(5000円獲得)
・コロコロオンラインにてオリジナルデッキ紹介を受ける
・Redbull Untapped Japan でフィーチャーマッチ

ず〜っと作りたいと思っていたLINEスタンプが完成しました。

おもちチャウダーさまの素敵なイラストやふが6さまの美麗な書はもちろんのことカードゲーマーにとっての使いやすさも拘りました。ご主人様たちとのコミュニケーションがより深くなったのを実感しています。

恒例のアーリーアクセスは「ゼンディカーの夜明け」。「白緑トークン」を使って連戦連勝で、新環境はもしやこれが覇権...!?と思ったのも束の間、4色の彼が環境を席巻するのでした。

そんな彼を打ち倒すべく、アーリーアクセスでも試していた秘蔵の青単信心をセカナビオープンに持ち込みます。狙いがうまくハマったのかなんとかオムナスを5回倒しての5勝達成!ラダーの順位も25位をマークし久しぶりのヒットデッキを作ることができました。そのおかげか、なんとあのコロコロオンラインにも取り上げられました!

まさかメディアに取り上げられるとは思わず大変驚きました。デッキビルダー冥利に尽きるとはこのことです。

続くRedBullUntapped2020では原根健太選手とのフィーチャーマッチに呼ばれました。残念ながらマッチは落としてしまったものの1ゲーム目は「青単信心」が「オムナス」を打ち砕く様を見せることができたので勝ち負け以上の成果を得ることが出来ました。公式ツイートに「曳山まつりか選手」と呼んでいただけたのが本当に嬉しいですね。



10月

主なトピックス
・日本選手権予選突破
・セカコロに配信者枠として招待

猛威を振るった「オムナス」デッキでしたが禁止されたのは《自然の怒りのタイタン、ウーロ》のみに留まりました。結果、「オムナスアドベンチャー」が隆盛。《幸運のクローバー》を割るために環境にアーティファクト破壊が増えたため段々と「青単信心」の立場は悪くなっていきました。耐えきれず「オムナスアドベンチャー」に魂を売り渡すことになります。あっさり日本選手権予選を突破できるあたり、強いデッキは強いの強いのだなあ、と当たり前のことを噛み締めました。ちなみに日本選手権本戦はあっさり0-3で敗退します。花山茶菜さんがVtuber初のTOP8に入ったことが自分のことのように嬉しかったです。

セカッピーさま主催の賞金制イベント「セカコロ」の開催が発表され、配信者枠として二次予選からの招待を受けました。一次予選の免除はもちろんありがたいのですが、それ以上に自分の活動が認められてお声がけ頂けたように感じることができたのでとても嬉しかったです。権利を持っていても一次予選に参加することはできるので不戦勝とセカッピーTシャツも2つ獲得することができました。



11月

主なトピックス
・セカコロ二次予選

招待選手として参加したセカコロ二次予選はビッグレッドを使用して5勝3敗と予選落ち。プロの方も多く強豪ぞろいで対戦で得られた経験値は非常に大きかったです。思い切りの良さが、自分には足りないなと痛感いたしました。

また月末ラダーではバーチャルアルバイトの繁忙期と重なり、初めてミシック予選の権利を逸しました。これまで毎月安定して取れていたので結構なショックを受けしまいましたが、それは増長でもあるとも思いましたので頭を冷やすには良かったのかもしれません。



12月

主なトピックス
・ホリデーギフトカード
・月末ラダー14時間配信

これまでアーリーアクセスをたくさん行った報奨として今年は関係者のみに配られるホリデーギフトカードがボクたちストリーマーにも配布されました。セカコロの招待でも思いましたが、勝ち負け以外にもこうやって活動の結果が形に残るととても嬉しいですね。

11月からのバーチャルアルバイトの繁忙と年末の即売会を控える兄の手伝いで12月はなかなかMTGをする時間を確保することができませんでした。結果、ラダーは超駆け込みに。ヒストリックでは「シミックパラドックス」が気に入ったため3日連続配信を行いミシック到達から99%までランクアップ。大晦日に順位を上げれば終わり...と胸を撫で下ろしたはずが、10時間以上プレイしても順位が見えてきません、どころか97%まで下がる始末です。これでは先月の二の舞になってしまう...というところで「ジャンドサクリファイス」がオススメというアドバイスを受けて急遽デッキ変更を行いました。不慣れなデッキではあるもののメタに沿っていれば多少のミスはものともしないのか、あれよあれよと連勝し終了20分前になんとか滑り込みを達成しました。配信中に年を越してしまい、この記事が年が明けてから書かれている原因ですが、終わり良ければすべてよし、です。



2021年のバーチャルコロシアム

駆け足ながら2020年を振り返ってみました。いかがでしたでしょうか。改めて見直してみると本当に色々なことがあった1年間でした。これだけの活動ができたのは、いまこれを読んでくださっている皆さまのおかげです。今年も引き続き新型コロナウイルスに悩まされる1年になるでしょうが、不謹慎を承知で申し上げるとオンラインでの活動に注目が集まるチャンスでもあります。ピンチをチャンスに変えてこそのデュエリスト!負けずに頑張って参ります。新しい展開も進めていますので、ぜひ楽しみにしていただけると嬉しいです。

それでは今年もよろしくお願いいたします。


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