【ノウハウ暴露】激ヤバ!?50万円のAmazon無在庫転売コンサルに入った結果
※注意書き※
長いです。。。。これは私が50万円の無在庫転売コンサルに入り少しだけ稼げたものの「これは色んな面で危ない」と思い結果的にやめた話です。内容には無在庫転売の具体的なノウハウとその問題点をエピソードと共に記載しています。記事の内容には見ればある程度、無在庫転売ができてしまう内容となっており今現在Amazonで無在庫転売をしている人には都合の悪い話がたくさんあります。無在庫は正しい知識とツールがないとリスク回避ができないため推奨しません。またこの場合のリスクというのはアカウントの停止だけでなく警察の厄介になる可能性も含まれています。
いきなりですが副業を考えたことはありますか?
Xやインスタ、LINEでお金を稼ぐ方法を知ろうとしたことは?
利益胡散臭いコンサルに大金を払ってでもお金を稼ごうとしたことは?
私は全部あります。
私が副業を考えはじめた当時は31歳既婚、中小企業へ勤めており30歳を境に部下を持ち中間管理職になりたてでこれから頑張るぞ!と仕事一筋の営業マンとしてバリバリ働いていました。
しかしある時から顧客との商談前に動機や息切れがするようになったり、上司への報告や会議の際に息苦しくなったりと、、、謎の症状が頻発して普段の生活に少しづつ支障が出るようになっていきました。心療内科に行ったところ「パニック障害、もしくは適応障害の可能性がある」と。
このままだと仕事ができなくなる!仕事を辞めざるを得なくなる!と考えた私はなんとか会社員の収入以外の収入を得ようと情報収集をし様々な副業を行いました。
・ブログアフィリエイト
・クラウドワークス
・覆面調査員
・メルカリやヤフオクでの不用品販売
・DIYで作ったハンドメイド品をメルカリで販売
・ヤフオク仕入れのメルカリ販売
この中でヤフオクの1円スタートで運よく安く仕入れれたものをメルカリで販売する方法がすぐに売れ、月の利益が5万円になり一番利益が出た!!と思ったものの、在庫がないと売れないし運よく安く落札できても売れなければずっと家の中を占拠して家が物置となってしまうことから「もっと効率的なやり方」を探しました。
そこでいろんな副業の本を読んだり営業の移動中Yutubeで副業で検索したりネットで副業で検索しまくり、たまたま見つけたのが「無在庫転売」なる手法。
この無在庫転売にも種類があり
無在庫輸入/主に米Amazonの商品を出品し売れたら輸入(購入)する
無在庫輸出/主に日本Amazonの商品を米AmazonやeBayへ出品し売れたら発送する
国内無在庫/日本国内にあるものを日本のヤフオクやAmazon、楽天やヤフーショッピングへ出品し売れたら購入し発送する
この3つが無在庫転売では主流でした。
どれをやるにしろ、これなら家の中が物置にならずに済むし仕入れをし続けなくても良い!そう思い無在庫転売を教えているスクール、塾、コンサル、教材など様々探しました。と言っても当時(2017年)こう言った副業ビジネスなんてのは情報商材の販売プラットフォームのインフォトップやTwitterしかなく全てアヤシイ・・・
で、大体当時は与沢翼メソッドが生きていたのか、ノウハウよりも金持ちアピールの華々しい生活やクソみたいなマインド論を発信する人ばかりでしたので、曲がりなりにも営業マンとして人と接する仕事を10年以上続けてある程度人を見る目を持っていた私にはこんな怪しい人に大金を預けるのは・・・と思う次第でした。
しかし、本業では会社の主力商品の一つに大きな欠陥が分かりクレームが出始めました。原因は常務取締役が自分の手柄のため技術検証なし、エビデンスなしでリリースした商品。この商品は使用して5年過ぎからトラブルが発生する可能性が極めて高く、トラブルの解決は多額のコストをかけて他社製品に移行するのみで、リリース当初は社内にエビデンス資料がありそれによると商品の欠点がほとんどない内容であったので会社を上げて大々的にリリースされました。
しかし後から判明したのは、エビデンス資料は常務が自分の顔が利く業者に依頼した適当なものでした。この欠陥は自社ではどうしようもなく訴訟問題になる案件も出るのでは…というものでした。さらに使用から5年目を境にトラブル発生する可能性が極めて高いことが分かったもののもう既にその5年の間に多数販売しておりクライアントの数は数百~千単位に近い状態でした。私は当時その商品の販売実績は社内でも3本の指に入る成績で、来年再来年にはちょうど4年目、5年目という顧客がどんどん増えてくる状態でまさに時限爆弾を抱えての日々。中小零細企業なんてどこもそうでしょうが、トップダウン色が強くバカ常務は自分が原因にも関わらず我関せずで過ごし解決策が他社製品へ高額なコストをかけて移行する他ないため「営業担当がそれぞれ頑張って顧客と絆を深めてマンパワーで乗り切ってください!」などと言われる会社でした。
もしかしたらばそれが私の精神疾患の原因だったかもしれません。
今でさえ少し体調に影響しているのに、自分の担当顧客の使用年数を見ると…トラブルが押し寄せ毎日クレーム対応になるまであと1年と予想される。転職も考えましたが、たまに本当に動けなくなるような体調不良(発作)が起きることもあり、どうにか今とは別の稼ぎ方、別の生き方を見つける必要がありました。
そんな中「クビでも年収1億円」の著者である小玉歩さんのビジネスコミニティ(これまた怪しい)でAmazonで国内無在庫転売をして利益を上げたという人が発表会で檀上に登場しており「この程度の人でも稼げているなら自分なら」という謎の自信と日に日に体調が悪くなり休職という選択肢も頭に浮かんでいたことから、3か月ほど迷いに迷い清水の舞台を飛び降りる思いで50万円という高額なコンサルに申し込みました。。。分割払いで。この時点で予想されるクレーム爆発時期まで1年から9か月に短縮。
当時2万円のスーツにドンキで3000円で売ってる革靴を履いて営業をしていた自分にとっては大金です。でも独学では先が見えないことと何としても自宅にいながらお金を稼ぐ方法がないと生活が成り立たなくなるかもしれないと考えての行動でした。
この決断から半年間のコンサル期間が始まるのでした。
1 とうとう始まった50万円の無在庫転売コンサル
まず私が受けたコンサルは私以外にも多数のコンサル生が在籍しており全員で30名以上はいただろうか。チャットで互いに日報を出し合ったりコミニケーションをするコンサルというより塾やスクール形式のようなシステムで私もスタートにあたりメインチャットに「はじめまして!今日から参加します〇〇県在住の〇〇です」と言った具合に挨拶をした。私と同時期に参加した「同期」が何人かいてその中の2人とは無在庫を辞めた今でも交流している。こういう人の縁を得れたコミニティに参加できたのは良かったかもしれません。
またコミニティでは日報で実績報告をしており月の利益が50万!80万!100万オーバー!!の人もいた。
さらに月1回くらいZOOMでコンサル生同士の発表会や勉強会の機会もあり、会社以外で勉強する環境がちゃんとあることで「本当にガチでやっている」そして「稼げるんだ」と感じたものでした。
そしてコンサルがスタートして最初の講義はAmazonで商品を販売するためのアカウント取得から始まりました。簡易的なマニュアルも用意されていましたが初心者をターゲットとしていたせいか参加者は全員初心者でAmazonでの販売経験はなし。マニュアルで放置というよりも夜中に時間を決めてZOOMで画面共有をしながら設定をしてもらいました。
私は幸いAmazonで物は買ったことがあったので売るためのセラーアカウントも比較的簡単に作れましたが、今思うと送料の設定やツールの設定、在庫等の各ページ見方、設定などAmazon出品大学を見ればわかる内容を全くの素人でパソコンもAmazonに詳しくない他人によく丁寧に教えてくれたな。と、今になって感心します。物販含めパソコンすら触らないほどの初めての人には右も左もわからない状態のため長い人はこのアカウント取得や設定だけで2日、3日掛かるなんて人もいるくらいでした。
2 さぁ「出品」だ!
Amazonで物を売った経験が全くない私でしたがさっそく言われるがまま出品を始めることになりました。
コンサルの先生はどう見ても私に比べ社会経験やマネジメント能力が低いように見えました(というか実際に低かったのですが)
しかし、この分野では私は素人。先生は先生。
教わったことをとにかく実直にやる!そして自分の基準値を上げ行動量を増やす!ということをよく先生や実績のある他のコンサル生も言っていた(というかこういう系は必ず言われたことをやれ!です)のでその通り!!まずは言われたことをしっかりやれるようにならないと稼げないと信じていた。
その行動量というのが「出品」
無在庫は出品をすればするほど売れるということで大量に出品するので1店舗で数千から数万の出品数があります。
ここからは具体的な出品までの流れやAmazonでアカBANになりヤフオクやメルカリへ無在庫が流れどうやって無在庫をしているかなどが含まれます。
出品商品はオタク向けのアイドルグッズやラノベ系グッズ、大手のバンダイやタカラトミー以外のマイナーなメーカー品や同人作品、希少価値の高い当選品やアーティストの会場限定販売品などあまり流通しておらずプレミア価格になりやすい商品をメインに取り扱うというノウハウだったのです。
今はこういったホビー系がかなり混沌としてきたため、楽器や音響機器等幅広く無在庫転売がされています。
特に新しい商品ページを作ることで他にライバルがおらず高利益で販売できるというノウハウですが、、、、後述しますがこれは人に迷惑をかけるクソノウハウです。
出品までのやり方はこう
まずツイッターやYahoo!ニュース、ヤフオクの落札履歴やメルカリの販売履歴などを見てリサーチとは言えないリサーチをします。
そこから何となく売れそうな商品ジャンルを選び、そのジャンルの関連商品がヤフオクやメルカリにあってまだAmazonで販売されていないものを見つけてその商品の画像や商品説明分をそのまま使い新規ページを作成し販売するというもの。AmazonにあるかないかはAmazonで検索をしたりツールを使って探していきます。
当時の無在庫界隈はたまたまツイッターで話題になってたりニュースになっているエンタメ情報を見てなんとなく売れそうや流行っていると思い込めるものを探すことをリサーチ(笑)と言っていました。
ちなみに既にAmazonに商品があった場合はその商品ページへ出品。Amazonではこれを相乗り出品と言いますが、これは推奨されていません。
ない場合は新規出品。あった場合でも新規出品!!
画像や商品説明はメルカリやヤフオクで他人が出品したものを、そのまま無断で使い新しく商品ページを作成します。
売値はどちらも元の値段の倍! 5000円なら10000円といった具合。特に優先すべきは単独出品できる新規出品。ライバルがいない。
出品は専用の出品ツール(月額制)を使い新規出品する場合はヤフオクやメルカリにあってAmazonにない商品のURLをどんどんエクセルに打ち込むと予め設定された商品説明文と元値×〇倍で設定された価格が自動入力された出品ファイルが完成しそれをAmazonへアップロードするというやり方です。
教えられた商品説明の定型文がまたバカ丸出しで、
セットはバラバラに届く場合があります→なんでコントロールできないだ?
店舗で先に売り切れる場合があります→店舗なんて書いたら実在するかどうかすぐバレるだろ
開封検品している場合があります→いや開封したら新品じゃないだろ
とかよく考えるとバカバカしい内容なのですが、当時のコンサル生は皆、真面目なのかバカなのか物販初心者ばかりで無知なためか言われた通りほとんど同じ商品説明文を使っていて説明文を見ただけで、あ、こいつ無在庫だとわかるものでした。(今もそうですが)
ツールにはさらに高機能な相乗り出品と在庫管理機能の付いたものも別にあり(月額制)それを使えば在庫管理が自動でできます。
この在庫管理というのは例えばヤフオクの商品が売り切れたりオークションが終了した場合、自動でAmazonの在庫を0にしオークションが再開された場合Amazonの在庫も連動して在庫が1に復活するというツールです。
無在庫転売ではツールの性能と運営がとても大事になり、ツールがなければ成り立たないと言っても過言ではないノウハウと言えます。
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