AGT Season 17 Travis Japan インタビュー&コメント書き起こし

わたしの推しグループのひとつ、Travis Japanが「America's Got Talent」に出演しました!!

パフォーマンスは本当に素晴らしくて、それ以上に観客と審査員のみなさんの暖かい応援モードの空気が嬉しくて。。。
Travis Japanは、見ている人が彼らを応援したくなってしまうような、不思議な魅力を持っているなぁと思います。

パフォーマンスの前から湧くオーディエンスとか、Simonの柔らかい笑顔(こんなに笑っているの珍しいよね?)とか、彼らの人柄が言葉の壁を超えて伝わったのかなぁと嬉しく思います。

英語の書き起こしをしてみようかと。

YouTubeに上がっている動画には、自動生成の英語字幕しかついていないようなので、思い立って書き起こし&和訳を作ってみようと思います。

渡米後、英語の勉強を頑張っているトラジャのメンバーたちを見て、日本にいるトラジャのファンの中にも、英語を頑張りたい、聞き取れるようになりたい…という声を耳にします。今後も英語でインタビューに答える機会もあるだろうし、通訳を通さずにトラジャのメンバーが英語で話している内容を理解できるようになりたい、と思っている人もきっといるはず。
英語のリスニングの力を伸ばすには、ただ聞き流すだけよりも、スクリプトを見ながら英語を聞いたり、合わせて音読したりすることが効果的。
なので、英語を頑張りたいトラジャ担のみなさまにちょっとでも役に立てればとと思い、またわたし自身にとっても、英語をディクテーションして、わかりやすい訳を作るトレーニングになればと思い、挑戦してみようかと!

以下、括弧内は私の心の中のツッコミです。

パフォーマンス前のインタビュー

Simon (S): Now, who are you?
サイモン(S): さて、お名前は?
Noel (N): We are boy's band, we are … 
如恵留(N): 僕たちは男性グループで、名前は
All members (TJ): Travis Japan!
メンバー全員(TJ): トラビスジャパンです!

S: You've just flown in from Japan?
S: 日本からやってきたばかりなの?
N: Yes, we are from Japan.
N: はい、日本からやってきました
(この返事、「やってきたばかり」のところを聞き逃したのかも?)
S: Okay.
S: オーケー。
N: So, we love dancing, singing, acting, acrobatics, and your smile!
N: 僕たちは踊ること、歌うこと、お芝居すること、アクロバット、そして、みなさんの笑顔が大好きです!
(会場、拍手で大盛り上がり)

S: I love, love, love working with groups, so I'm really really excited. How long have you been a group for?
S: グループとお仕事するのは大好きなので、とてもワクワクしています。グループを結成して何年ですか?
N: I'm sorry, I'm so nervous now…
N: ごめんなさい、とても緊張していて…
(聴き取れなかった、ということを伝えるいい感じのウイット!)
S: No worries. Don't worry.
S: 大丈夫だよ。
(サイモンの声かけが優しい。編集されてるけど、おそらくここで質問を繰り返したのかな?)
N: We are, 5 years.
N: 5年です。
(結成自体は2012年では?と思ったけど、松松が入ってからの年数を答えたのね!)
S: 5 years.
S: 5年ですか
N: Yes.
N: はい。

S: Okay, so what is the song? Who wrote the song?
S: (今日披露するのは)何の曲ですか? 誰が作った曲ですか?
(おそらく、AGTでは有名な曲のカバーをすることが多いので、そういう答えを想定して聞いたのかな、と思う質問)
N: Uh, uh… No idea.
N: (メンバーを見回して)… わかりません!
(作曲者の名前がパッと出てこなかった? 笑いを狙いに行った? どっちだろ?)
S: Okay. Doesn't matter. A song is a song. Do you like the song?
S: そうですか。まぁ関係ないですね、曲は曲です。(今日披露する)その曲は好きですか?
N: Yes! I, we love! Of course!
N: もちろんです!僕たちみんな(その曲が)大好きです。
(ここでIって言いかけて、Weって言い直すところがとってもノエルくんらしい)
(しめちゃん、まつくも"Yes"って言ってるように見える)

S: What is the dream?
S: 夢は何ですか?
(サイモンが"the"に力を入れているように感じるので、もしかしたらカットされている中に曲のタイトル「My Dreamy Hollywood」を伝えたのかも? 「この曲を通して表現している、あなたたちにとっての「ハリウッドドリーム」とは?」みたいな問いにも感じる)
N: Uh, our dream is, to become the biggest star in the world!
N: 僕たちの夢は、世界一のスターになることです!
S: I love that.
S: 気に入ったよ。
(ここのサイモンの言い方が! カッコいい!)
(後ろに映り込むちゃかちゃんが胸を拳で叩く仕草や、うみんちゅのガッツポーズがまたよい…!)
N: So, yes, so, for our dream, we gave up everything, our career and houses, but this is the only place to make it happen, AGT!!
N: 夢のために、僕たちは(日本での)キャリアや家、全てを投げ打ってきました。このAGTという場所こそが、夢を叶えることができる唯一の場所なんです!
(会場、大拍手)

S: They like you before you've even started to sing, this is brilliant!
S: 歌う前からもう観客は君たちのことを気に入ってるね、素晴らしい!
Heidi (H), Sofia (So): Yeah!
ハイディ(H), ソフィア(So): その通り!
(会場、ますます盛り上がる)
(ノエルくん、会場の盛り上がりに満足して退場しようとするフリ)
Other members: No! No! No!
他のメンバー: いやいやいや!(ノエルくんを止めに行く)
H: Where are you going!?
H: どこに行くの!?
N: I'm so nervous, I'm so nervous…
N: 緊張していて…
(本当に緊張しているんだろうけど、ネタをぶち込んでくるノエルくんが愛おしい)
(「緊張してて!」と言い張るノエルくんの胸をさすってあげるまつく、ポンと叩いてあげる閑也くんが優しい)

S: I'm not gonna say anything else.
S: もう何も聞かないでおこうかな。
(話をするよりも、まずはパフォーマンスを見よう、というニュアンス)
So: Yeah. Better.
So: その方がいいわね。
S: Good luck.
S: 頑張って。
TJ: Thank you!
TJ: ありがとうございます!
(パフォーマンスの準備)
S: He is funny.
S: 彼、面白いね(多分ノエルくんを指差しながら)
(鳴り止まない観客からの歓声)
S: Be good! Be good, be good, be good.
S: 落ち着いて、頑張って。

審査員コメント(パフォーマンス後)

S: Okidoki, where do we start? Heidi?
S: オーケー、誰から始めましょう。ハイディ?
H: Let's start with the glittery jacket. You had me already at the glittery jacket. And then all of you are so beautiful, you're so pumped, you're so ready, you came all this way, and it's kind of Broadway, I don't know what it is, but I love all of it! Super entertaining!
H: まずそのキラキラジャケットに心を掴まれたわ!(ハイディも緑のスパンコールジャケットを着ていた) あなたたちみんなとても美しくて、やる気いっぱいで、しっかり準備してきて、ここまではるばるやってきて(日本から、ということなのか、パフォーマンスの質が、という意味なのかどっちにもとれる言い方)、ブロードウェイみたいな雰囲気で、何だかはっきりよくわからないけど、全部素晴らしかったわ! とっても楽しかった!

So: Well that was super fun obviously, I mean everybody was dancing. It felt like Vegas. It was very interesting, I really liked it!
So: 言うまでもなくとても楽しかったし、観客はみんな踊っていたわ。まるでラスベガス(のショー)のようだった。面白かったし、とても気に入ったわ!

S: You guys are fascinating, and you're very funny. You really made me laugh because you've got great personalities. In my experience, you know, working with groups, you know, you have to become known, and then you bring in the A-list songwriters from around the world. And I have a feeling, even though I didn't love the song, that people are gonna talk about you. The energy was through the roof.
S: 君たちは魅力的で、とても面白い。わたしを笑わせてくれた。それは、君たちの性格が素晴らしいからだ。グループと働いた経験から言うと(サイモンがかつてグループをプロデュースしたことに触れている?)、まず世に知られることが大事で、そうすることで世界中の素晴らしい作詞家・作曲家を連れてくることができる。曲はそれほど好きではなかったけれど、(このAGTを見た)人々が君たちのことを話題にするだろう、という予感がしている。君たちのエネルギーは屋根を突き抜けるほど大きかった!
So: Their dancing was great.
So: ダンスも素晴らしかったわ。
S: Yeah, fantastic!
S: そうですね、最高でした!
(観客大盛り上がり)
S: I listened to the audience, and the audience loved you!
S: 観客の反応も聞いていたけれど、彼らも君たちを気に入っていたよ!
(観客、ますます盛り上がる)
(トラジャ、観客たちへお礼&ファンサービス祭り)

S: All right. We're gonna vote. Heidi?
S: さて、投票です。ハイディ?
H: Yeeeeaaaaass!
H: イェ〜〜〜〜〜ス!(踊りながら)
S: Sofia?
S: ソフィアは?
So: Yeeees!
So: イェス!(力強く)
(サイモン、観客の方を振り向き何か言う(聞き取れない))
(観客、特大のYesとスタンディングオベーションで応える)
S: 3000 yeses!
S: 3000イェスだね!
(トラジャ、ステージ上で大喜び。ノエルくん感涙)
(サイモンからthumbs upとウインク)
(退場時、ハイディから投げキッスが山盛り送られる)
(ノエルくんのバク宙土下座。審査員3人もびっくり唖然)

S: And their level of excitement. The audience …
S: とてもワクワクしたね、観客も…
H: It's great, yeah.
H: 素晴らしかった。
So: Howie would have loved this I think.
So: ハウイ(この日お休みの審査員)も見ていたらきっと気に入ったと思うわ。

感想

せっかくなので感想もちょろっと書いておこうと思います。

・とにかくパフォーマンスが素晴らしかった! アカペラから始まって、ダンスの揃いっぷりや美しさ・力強さをしっかり見せて、ノエルくんのアクロバットで魅せて、最後は3和音?のハーモニーで締める。2分弱のパフォーマンスの中に、今のトラジャの魅力がぎゅっと詰まってた
一人一人のパフォーマンスをもっとじっくり見たい。ソロアングル希望…!!

トラジャみんな歌うまくなった…? ボーカルトレーニングの成果が出ていたのかな。冒頭のアカペラの安定感がすごかった。ちゃかちゃんの最初のソロはちょっと力んでしまった感じはあったけど、それ以外は本当に踊りながら歌ってるの!? っていう安定感。ラストの「We are in Hollywood」の力強さも素晴らしかったなぁ。

・トラジャは表情の豊かさも魅力的。パフォーマンス前のニコニコした笑顔、観客の歓声に感激しながら感謝の思いを伝えようとするところ、パフォーマンス中の自信に溢れたキラキラした顔、パフォーマンス後のやり切った顔。言葉の壁があっても、こういうところで魅力が伝わるのかもなぁ。

・Heidiの「何だかよくわからないけど、気に入ったわ!」というコメント。好きってそういうことだよなぁ。最大級の褒め言葉な気がする。

・Simonがpersonalityについて言及したことについて。言葉の壁があっても、パフォーマンスを見る前から彼らの性格の素晴らしさが伝わっている(繰り返しになるけど、サイモンがこんなにニコニコしてるのってあんまり見ない気がする)。もちろん、敏腕プロデューサーのサイモンの見る目が素晴らしいのもあるだろうけど、トラジャの芸事やパフォーマンスに向かう姿勢は見る人に伝わるんだろうなぁと改めて。(サイモン、トラジャをプロデュースしたくなってないかな…)

・ステージ袖での番組ホストのTerryとのパフォーマンス後のやりとりも微笑ましかった(Terryはいつも出演者の応援団って感じで大好き)。YouTubeの映像では数秒しか含まれてなかったけど、テレビではもう少し流れたのかな? やりとりももっと見たかったな。

・ノエルくんの英語は流暢ではなかったけど、トラジャが大事にしていることとか、伝えたいことはしっかりと伝わっていたと感じました。あえて通訳を介さずに、自分たちの言葉で伝えようとしているからこそ、サイモンはじめ審査員にも想いが伝わったのではないかと想像。
他のメンバーも、聞き取る分にはかなりサイモンの質問は理解できていたように思いました(コメントの部分は流石に全部をその場では理解できてなかったかもしれないけど)。これからもっともっと英語も鍛えていって、自分の言葉で思ったことを不自由なく伝えられるようになれば、彼らの魅力がもっと伝わるようになるだろうなぁ。ますます楽しみ。

・We gave up everything.というノエルくんの発言。言葉足らずだったと思ったのか、同日のブログでノエルくんから「ファンのみんなは置いていってないからね(意訳)」という補足がありました。濃やかな気遣いの人だ。

【0724追記】AGTの公式日本語字幕付き動画がアップロードされているので、そちらのリンクも貼っておきます。訳が分かりやすくて勉強になります…!

結び

興奮冷めやらぬまま、つらつらと書いてしまった!
2022年7月12日。トラビスジャパン史、もしくはジャニーズ史、もしかしたら日本の芸能史に残るであろう瞬間に立ち会えたことを、とても嬉しく、そして誇らしく思います。
Thank you Travis Japan! 次のステージが今から楽しみです!!

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