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【ひとりごと284-288】

2021.10.23-10.26
ファンディングのカウントダウン・スタート。

ファンディング・残り8日


きほんてきに階段、というのは
「上にのぼる」という目的を持って
歩くために作られたもの、だと思うんだけど

途中で、はて、と立ち止まり
一人腰かけてしばらく、街々を見渡してみる
いつもより強い風と高い空に、接近して過ごす
庭に生えてた思考を、宙ぷらりんにする

はてさて、どこへ向かうのが
上にのぼる、だったんだろう。
どっちに行きゃ上なんだよ、って、うつむく。

2020-2021年は、少なくともわたしにとって
そんな雑音だらけの透けた階段だったので
そろそろ自分の足でブーツの音。
コツンコツンと鳴らしたくなったのでした。

優しい刺激

【ひとりごと284】
心が落ち着かないときに、果物をもいできてジャムをつくることは有効だ。
ひとりで食べるぶんだけ作ればよかったので、お砂糖は入れずに、和歌山でこないだお友達がおみやげに持たせてくれたレモンだけ絞って、小さいお鍋でコトコト煮た。
養蜂のはちぐみさんのはちみつは、柑橘系のお花の蜜だったのですごく相性がよくて、ヨーグルトと合わせて庭のミントを添えたらなんかカフェで出せそう!とうれしくなった。

芳泉茶寮さんの「蘇式月餅」は、今日の「癒しの里」の五行茶のイベントでお出しするので、昨日アルバイトで治療院のセッティングを手伝ったあとに「試食」させてもらって、超ラッキー!緑豆のほのかな甘みの中に山椒の香りが漂う逸品。

夏庭さんのイングリッシュマフィンは、やみつきになるおいしさ。家からすぐなので、週末は朝ごはんを食べにいく。スパイスの効いたりんごシロップのお湯割りを、温かいうちにすする。

甘すぎるのは苦手だけど、甘いものはすき。
元気が足りないときや、がんばりすぎて疲れちゃったときに、嘘じゃない甘みは、こころとからだの奥までしみわたる。
しょっぱい、辛い、苦い、すっぱい、甘い。
ささやかな、ほんのりとした優しい刺激のほうが、ほんとうは、人の感覚は目を覚ましやすいのかもしれない。

虫たちのごはん

【ひとりごと285】
こないだ植えた野菜たちは無事、土に根を張ってくれたようなのだけど、早速にんげんより先に虫たちのごはんとなっているようすだ。
細いブロッコリーのスティックセニョールは、すべての野菜の中でわたしが一番すきな野菜なので、苗を見つけたときは「うおおおお!」と興奮してたくさん植えようと試みたのだけど、虫たちにも一番人気なようで、葉っぱが超アート。農薬も使っていないし、ついた虫を手で払うような時間もないので、朝おきて観察するのみ。見守るしかない。果たしてスティックセニョールはわたしの口に入るのだろうか。

芽キャベツは、育てるのちょっとむつかしいよ〜と種苗屋のおじさんに言われたのだけど、芽キャベツだいすきなんです、と話すと「まっ、ダメでもともと、一回やってみな!失敗も楽しいからさ!」と励まされて、ちょこっと植えてみることに。摘芯(てきしん)という作業のタイミングがむつかしいらしい。たしかに、観察してもどうしたらいいものか全くわからない。

いちばん思い入れのなかったレタスが、いちばん元気。虫も寄りついていないようすだし、苗のときは弱々しい風貌だったのに今や「ここがわたしの生きる場所だ、フハハハハハ!」くらいにどーんと構えて、太陽の光を抱きしめている。

「野菜づくり」には本当にいろんな方法があって、その前段階の「土づくり」にも、常識を覆すようなおもしろい方法があったりする。
明後日はそのレジェンドとも呼ばれる「菌ちゃん先生」のおはなし会が山梨で催されて、ライブのお客さまだった方が企画されるとのことで、勉強に出かける予定。

五行茶イベント

【ひとりごと286】
癒しの里・長柄鍼灸マッサージにて本日開催の小さなイベントで、初めてのお客さまが道に迷うといけない〜!ということで、入り口のところで案内係。という名の、ただのひなたぼっこタイム。
なんて贅沢で恵まれたお仕事なんだ、と思う。

世の中いろんなことがあるけどさ。
大変なことが起きてる!ってみんな言うけどさ。
青空はちゃんとまだあるし、太陽もちゃんと降り注いでくれてるし、風はそよいで樹の葉っぱを揺らしてくれてるし、鳥たちもさえずってなんか喋ってるし。

からだをきちんと整えて、こころをたっぷり潤せば、なんにも問題はなくなる。
なんにもない、になっちゃうんだよなー。
(おっ!お客さまが到着!行きます!またね!笑)

【ひとりごと288】
わたしの得意技は「四つ葉さがし」だ。
足元のクローバーを眺めていると、たいてい、ものの数秒で「あった」とつぶやく。
そのときの心のポイントは「見つけるのむつかしいだろうなぁ。ないよね、たぶん」と一生懸命さがすのではなく「あるよね、いっぱいあるんだよねぇ。どこ?」と、ただただ力を抜いて感じて視線を送ることかな、と思っている。

引越してきた最初のころは、四つ葉のクローバーを見つけるとうれしくて、摘んでノートなんかにはさんでいた。
きっとしあわせの象徴が、もう見つからないかもしれないって思っていたから、大事に取って自分の手元に残しておきたかったのだ。

今は見つけても、摘んだりしない。しあわせが、いつでもそばにあるもの、って安心しているからだと思う。(写真すら撮らないのがいちばん好きだけど、今日はこの記事を書こうと思い立って撮っちゃった)

今朝、ファンディングが90万円にまで成長した。
2年前の「わたしファンディング」で集まったのは80万円ちょいだった記憶なので、ここが自分にとってのひとつの大きなハードルとなっていた。

2年前より成長できているんだろうか。
こいつの背中を押してやりたい、信じるままにガンガンやったれ!と感じてもらえる生き方や暮らしぶり、視点やアイディアを、わたしは発信できてきたんだろうか。

お金は、確かなエネルギーだと思っている。
わたしは90万円という数字を見て、過去の自分を超えたきもちに包まれて、感謝と安堵で胸がいっぱいになった。

だけどよく考えてみたら、もっとすごいのだ。
それは2年前に参加してくれた人と、今回参加してくれている人の顔ぶれが、ガラリと変わっていること。
そして驚くべきことに、ひとりひとりの支援金額は、ぐっと減っている。
2年前は30,000円コースや50,000円コースがいちばんの人気だった。今回はダントツで、5,000円コースが人気。
これはつまり、応援してくれている人数がぐっと増えている、ということ。

わたしは2年間ほとんど思うようにライブができていない。自分の本物の力を発揮できるのはライブだけだと信じて疑わなかったわたしにとって、このブランク明けのファンディング開催は正直かなりの恐怖だった。

結果、誰のためになるのかわからないけどコツコツ重ねてきたSNSの更新とか、なんのためになるのかわからない日常の写真とか、ライブ以外の遠隔のコミュニケーションが、この流れを生み出してくれた。
日ごろほとんど、他の人の投稿を見ていないので、いいねボタンも押せなければコメントも書きこんでいないというのに、存在を忘れられててもなんにもおかしくないのに、これってもうほんとうに奇跡みたいなことだと思う。

自分の恐怖や心配をなだめながら、ダメでもともと、やってみたらいいじゃん!とスタートしたファンディング。

目標金額は150万円で、あと1週間で60万円を支援してもらえるかなんて誰にもわからない。
だけど、かっこわるくても、はずかしくても、生きてるんだからいーんだよ。完ぺきな結果、に囚われないで、肩の力抜いて、なんでも自由にトライしたらいーんだよ。
そんなリラックスしたきもちで、あと1週間を楽しんで味わえたらいいなと思う。

もう足元に、ちゃんと咲いてる。
このクローバー探しの時間がほんとはいちばんのしあわせだって、わたしもみんなもちゃんと、知ってる。

ちょっとお天気とともに体調が下り坂なので(たぶん慣れないメールのやりとりやコンスタントな投稿など、スマホの使いすぎ、受信ボックス気にしすぎで、単純に脳みそのキャパが限界を迎えているw)

明日は山梨へ行く予定になっててずっと楽しみにしてたんだけど、ご迷惑がかかるといけないから参加辞退をしておうちで静かに過ごそうかなと思っています。
菌ちゃん先生のお話会、行きたかった〜。泣

ファンディング・残り7日 


今日はちょこっと裏話でも。

実はさいしょ、ファンディングのリターンを決めて公開したときに、数名の方から戸惑いの身震いメッセージが届きました。笑

「デートするだけで5万円って…」
「家にお泊まりするのに10万円かかるんですか…!?」

ちょ、待って、そんなわけないがな。
そんなのわたし、どこぞの教祖様みたいやんw

ふつうにお泊まりにきてもらったり、デートしたりしたいよ。5万円もらわないと会わない〜!とか、そういうこと言っとるんじゃない(そんなのおまえどんだけ偉いんだよという話)。

これらのリターンは単なる「窓」です。
「引田香織の音楽にお金を突っ込みたい!」と感じてくださった人に向けて、開けた窓。

そんなの払えない… とドン引きしちゃった人たちから「なにそれ」という身震いのメッセージをもらう。ということは、メッセージは送らずともドン引きしている「隠れドン引き組」もたっくさんいる、ということなんですよね。
(メッセージをくれる、っていう時点で、それが称賛であれ忠告であれ、心の中身は変わらずに強烈な愛だしね。もうすこし遠目で眺めるだけのソフトな愛で方がタイプな人だって、存在するよね。)

その現象は、リターンを公開する前からわかりきっていたことで。2年前のわたしだったら、その「隠れドン引き組」からの目線に配慮して、お泊まり10まんえんコースとかは、実際の「窓」にはしていなかったと思う。もうちょっと、読んだみんなが納得の、あたりまえに受け取れる内容にすることは簡単。

だけど、わたしが繋がっていく人たちは、残念ながら「隠れドン引き組」のメンバーじゃなくて「ウケるなこいつ組」のメンバーなんですね。

自分にお金(=エネルギー)を注いでこない人たちからの目線を気にかける必要がどこにあるんだ?
それって、窓あけろよー!風通せよー!って支えようとしてくれてるメンバーのきもちをピシャッて止めてしまう、配慮や優しさとは真逆の行為なんじゃないか?

自分の人生に、なに遠慮してんだ。
離れていく人を引き止めようとするな。
その場の空気を中途半端に読むひまあったら
さっさと歩いて、次の未来に立て。

今回は、自分の人生の「主導権」をキッパリ取り戻すために、リターンは敢えて少しあそんでみました。いい意味で、これからは頭おかしい人たちがそばにいてほしいw

ただいま、お泊まりリトリートコースは2名様。
デートコースも2名様、ぶっこんでくださってます!
ひゅうひゅう!ありがとーッ!

ちなみに、20万円の楽曲提供コースは1名様。
30万円のコンサート企画コースはまだ、0名様。

みなさん、わたしとぜひあそんでください◎
5,000円コースがいちばん人気なので!
次いで人気は、10,000円コース。
そこらへんがメインなので、くれぐれも無理せずで、お願いします!

ひゃー。あと1週間きったから。
なんかおもしろいこと、配信でやりたいな。
みんながきもちいい世界、に向けて。

ファンディング・残り6日 


自由になりたい自由になりたい
自由になりたーい!

毎日そう唱えているのなら
ぼくらただの、自由を「唱えたい」人

その呪文、もう要らない
夢の詰まった鞄は、かっこいいけど
ちょっと持ち運びにくいかも

ただブーツ履いて、出かけよう
ほんの短いさんぽでいいよ
迷ったら、引き返せばいい
疲れたら、そこで一息つけばいい

重たいのは、この命一つでじゅうぶん。

〜番外編〜

藤山幸江さんのことば


すごく尊敬・信頼している横浜の整体師ゆっきぃさんがシェアしてくれた文章。とってもビックリしてうれしくて心強くて。ずうっと忘れたくないのでここに!

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