747 生命力が反射したもの
今日も庭へ出てもくもくと絵を描く1日。
夕暮れどきに、ふらりと訪ねてくれた
ギタリストで電気屋さんの優しいけんちゃんは
わたしの絵を見てこんなことを言ってくれた。
「生命力が反射したもの」だと思ってんだよね、
音楽も、絵も文学も、なんでも。
だからかおりちゃんの絵は、見ててすごく
なんていうか、うれしくなるよ。
これは機械じゃ、絶対に描けない絵だ。
俺もこんなふうに自由に
もういちど、描いてみようかなぁ。
今日のこんな会話からはじめて知ったのだけど
けんちゃんは、多摩美卒だった。
絵の道には進まなかったけどね、と笑う瞳の中に
数えきれない色彩のストーリーを感じた。
生きていたら、みんなそれぞれに
いろんな場面で、数えきれない選択をする。
決断、なんて名前のつかない小さなものから
ここだ、と勝負をするような大きなものまで
何気ない日々の中に、それらは散りばめられている。
それらひとつひとつはすべて
分岐点、であることにかわりはないのだけど
わたしたちは気づかない。
そのひとつひとつが、一滴も漏らさず
人生を、構築し続けているということに。
選択を迫られて迷ったときに
怖くなったわたしたちは「頭」を働かせる。
どちらのほうが価値があるか、とか
損をしないかとか、結果を出せるかとか。
だけど、ほんとうに働かせなくちゃならないのは
紛れもなく「こころ」だし「たましい」だ。
どっちに行くのが楽しみ?ワクワク?
なんとなくいい感じ?大笑いできそう?
そうやって、誰のせいにもしないで
自分の「こころ」と「たましい」が選んだ道なら
どんな景色が広がっていても、輝いて見える。
だって自分の瞳がもう、輝いているから。
みんな大正解を、歩いている。
けんちゃんも、わたしも。
あなたも、あなたの大切なひとも。
今日こそはスタエフさぼろうかな
と思いつつ、ぼんやりした頭でどうにか収録。
noteもFacebookのコピペを使いつつだったけど、なんとか書けた。
ねるーーー!みんなおやすみ。
花粉センサーが発動してきてつらい。笑笑
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