【ひとりごと390-403】
2022.3.21-4.7
ひかるしるし
群馬県千代田町 希望の2尺玉花火記念映像
2021
「コロナ禍で疲れた町民の心を元気づけたい」
おおきな花火でエールを贈るプロジェクト。
PV音楽制作を担当させていただきました！
Daiki Nakagawaくんの映像がとにかくきれい。
千代田町の日常、素朴な魅力があふれています。
コメント欄にYouTubeリンクを貼りますので
ぜひぜひ、お楽しみください◎
---------------------
ゆれる水面を追いかけて
あなたは今日もあそびます
しぶきをあげて煌めいた
遠い空へと消えてった
懐かしい記憶の中 響いた胎動
月のない夜を越えて
ひかるしるし 煙る祈り
そよぐ雛菊 指さして
そっと結んだ 小さな手
この温もりを この日々を
ただ守りたい 帰り道
ゆれる時代の真ん中で
あなたは今日も笑います
金色の風 吹く朝に
未来がそっと手を伸ばす
夕闇の一番星 願いをかけて
どこまでも広がる空
ひかるしるし 煙る誓い
とうとうと とうとうと
命のせせらぎはつづく
とうとうと とうとうと
降り注ぐ光のほうへ
---------------------
Planning: Chiyoda-machi Government Office
Dir, Cam, Edit: Daiki Nakagawa
Cam: Masaki Aita, Kota Kawashima
Music, Piano: Kaori Hikita
Cello: Akie Shiragami
Recording: Tsutomu Okada
---------------------
熊谷の映画館で、本編がはじまる前に
こちらの作品を上映していただいていたそうで
いったん上映期間が終了していたのですが
ご好評につき、なんと再上映が決定とのこと！
うれしい。。。
歌詞もメロディも歌唱も！ファーストテイク。
やりなおさず一発目のものをそのまま採用。
「これでいいのだ」を貫くのには勇気がいる。
仕事として対価をいただくときは特に。
作りこまないひらめき、の力を
たっぷりと蓄えて鍛えることができるのは
ささやかで確かな「日々の営み」と
心にまなざしを向け続ける「問いかけ」
でしかなくて
それらの一見なんの意味も持たないような積み重ねが
言葉とメロディラインを決める。声をつくる。
シンガーソングライターという仕事は
生きることが仕事とダイレクトに直結している。
だから謳歌。楽しむことを怠らない。
清濁の両極端を、味わうことに妥協しないで挑む。
こうして自分の選んでいる日常が
ひとつの形に昇華されて誰かの心に届く瞬間
生きて生かされていることにあらためて
有難いなって深い場所で感じられるから
ものづくりは、やめられないんだなって思います。
映像、観てもらえたらうれしい！
この制作に関わって協力してくれたメンバーに
心から感謝です。
五つ葉
【ひとりごと391】
わたしの唯一の特技といえば
四つ葉のクローバーを見つけること、なんですけど
今朝、玄関先で、なんと！
生まれてはじめての5枚！を発見…！笑
「五つ葉」って呼ぶのかなコレ？
しあわせすぎる、ってことですよねコレ！？笑
ということで、春分の贈り物、おすそわけ◎
1年のはじまりを告げるうれしい今日です。
想像の斜め上をいくしあわせを、味わおう。
順風満帆じゃない未来こそ、楽しもう。
腹くくったら何だって「ドしあわせ」
怒りも嘆きも、あなたをとことん愛している。
強く優しく、思いきり抱きしめてあげよう。
あなたが生まれて、今ここにいるのは
そのすべてを「体験」するためなのだから。
踏まれても刈られても逞しく、葉を茂らせて
明るいほうへ明るいほうへ、茎をのばして
語り合って大笑いして風にそよぐ。
気の合うそんな仲間たちと。
春の元旦
おせち料理はダルカレーとお豆腐ガトーショコラ◎
それぞれ別々なお店のなんだけど
淡いうすむらさき色が、ひゅうーとつながっていて
なんか、おおお！と見惚れました。
いろんなことあっても、諦めないよ。
「それでも世界は美しい」を、歌にすること。
みんな、離れた場所に立っていても
口笛ふいて、いっしょに歩きましょう！
Spring has come
【ひとりごと392】
透明な太い柱だよね。透けてキラキラしてて
どんな人もバラバラに映し出す鏡が
泥沼にドンと立っているんだけど
高い空の澄んだ水色を反射させて
美しい湖みたいな風景に見せちゃうし
実際に世界を変えちゃうかもしれない破片たちと
それを繋ぎ合わせるゴツゴツした人の手。
みたいな音を乗せてみますねー！って
映像を見たあと打ち合わせでそう伝えると
ですですです！！！素敵！！！！
それでお願いします！って返してくれる
風変わりな人物とともに作品をつくる。
わたしはピアノには昔から自信がないし
歌うために致し方なく弾いてるだけで
自分のことをピアニストとも思っていないんだけど
かおりさんのピアノ好きなんです、と
依頼してくれる人がこの世に1人でもいることに
すごく救われたりもする。
今年の仕事は量より質をあげたい、と思っていたら
すごくやりたい仕事の話だけ来るようになって
有り難いなぁと思う。
明日はとある魅力的なスポットで演奏の打ち合わせ！
花冷えの雪もやんだことだし
停電も今のところしていないし
だいじょーぶ。だいじょーぶ。
写真は、青と緑の絵の具を指につけてペタペタしたら
地球みたいになってうれしくなった春の記念。
みんな元気かなー。
一つ屋根の下
【ひとりごと393】
5月に演奏させていただくグループリビング コイノニア（住宅型有料老人ホームさんでの打ち合わせ！
春分を迎えての初仕事は、今まで積み重ねてきた経験やご縁がプクリと芽吹いて花開きそう、みたいなワクワクに満ちていて、あーなんか救われるなぁ、報われるなぁ、という想いで胸が熱くなった。
ライブに来ていただいて、歌声を生で聴いていただいてから「うちでもやってほしい！」とオファーをくださる流れは、心同士の響きが連鎖して生まれたものだから、すべてがスムーズにうまく運ばれていく。
見学させていただいた短い時間に、いろんな出来事や会話があって。人生ひとつひとつのストーリーを追いながら過ごしていたら、曲がストンと自然に降りてきて、ああ忘れないうちに仕上げたい！とご挨拶したら足早に施設を後にした。
家族、ってなんだろうか。
気の合う仲間？同じ志を持つ人たち？
そんなんみんな別々だって、家族になれる。
血縁がなくても、価値観が真逆でも。
性格も、育った環境もバラバラなままでも。
にんげんの、こころやからだの深い場所に
備わっている温もりや優しさはいつも
ただそこに触れてくれる手のひらを待っている。
大きな家族、一つ屋根の下。
キッチンレコ
【ひとりごと394】
季節のおてがみもご注文いただいたCDも
発送できていないまま制作〆切に追われて
まじ人間失格うわあんガビーン！となっています
お待たせしてしまっている方々ごめんなさい！
今日も今日とて三寒四温でクソさむいから
ぬくぬくキッチンレコーディング！のようすを
はるばる録音サポートに駆けつけてくれた
盟友くまちゃんが激写。
今日は歌わなくてピアノだけのお仕事だから
超むつかしい… でもなんとか傑作になりそうです
あとちょっとがんばるぞー！
失恋でいいから恋したい
【ひとりごと395】
やったー！録音一発OK！！！
ご連絡をいただいてくまちゃんとハイタッチ笑
お祝いじゃー！と、駆けこみランチでey食堂さんへ◎
お店をお休みしていてひさびさに会えたまゆみさん
元気な顔を見れてめちゃくちゃほっとしました。
ちょっともう冬っぽくなっちゃったんだけど…
と手づくりの美しいリースを贈っていただいて。
うううれしすぎるー。泣
まゆみさんいつもありがとうございます。
古民家ギャラリー夏庭さんにもいこー！とハシゴして
抄子さんとお喋りしたり、庭の鯉をながめたり
珈琲とシナモンロールを満喫したり
乙女なくまちゃんの女子力は爆上がりに。
大興奮しすぎたのか後半、座ったまま寝てました笑
本日のくまちゃんによる名言
「失恋でいいから恋したい！！！！！」
現場からは以上です。やーねむい笑
くまちゃん
【ひとりごと396】
なんでくまちゃんとこんなに仲良いんだろーな？
という理由が、今回ちょっぴりわかった気がした。
彼は、少なくともわたしと過ごす時間に
「他人の悪口」を言わないのだ。
なにかを批判したり、あれがやだったーとかは話す。
けど、なんていうかそれが「文句」ではなくて
どこまでも「考察」の範囲内なんだよなぁ。
やなこと、の受けた刺激を、
楽しみに変換しながら言葉にする人というか。
わたしは、交友関係は広めなほうだと思うけど
女の子で友達と呼べる人は実はほとんどいない。
求められればもちろん楽しんで会っているし
みんなそれぞれに大好きなんだけど
だけど、自分から会いたいと思う人はいない。
この感覚が理解してもらえることも少なくて
たまに、ひどいと恨まれたりもする笑
女の子、で一括りにするのも雑なんだけど
みんな「他人の悪口」で盛りあがることがすきで
それをバンバン振りまくことによって
絆を深めたり団結したりする癖が少なからずあって
ずっと聞いてると飽きるし疲れてくるから
群れるのはめんどくさいな、と距離を置いてしまう。
そういう習性は、離れていれば可愛いんだけど。
怒りの矛先がこちらにくるとこれまたキビシーので
遠くから眺めているくらいが自分にはちょうどいい笑
あふれるような悪口を聞いたとき
その標的の人に対しての見方はなにも変わらない。
へえ！そうなんだねー。と相槌を打ちながら
熱心にバンバン愚痴っている本人に
「そう言わなきゃ済まない理由」があるんだな。
と、ただ感じるだけだ。
男の子でも、マウントを取っていたい不安から
悪口を言い続ける人はもちろんいるんだけど
くまちゃんは、女子力の高い男の子だから笑
わたしのそんなきもちを知っててくれて
心地いい会話だけ、選んでくれているのかも。
いや、そんなことまで考えてないのかな笑
悪口言っても興味なくて真剣に聞かないのがバレてて
自然とあきらめてくれているのかもしれない。
優しいから言わないでいてくれている、
とかでもなくて、すごく自然なんだよなー。
かおりどんとラジオやってみたい！
普段ずーっと話してるこの感じをそのまま録音したい
って彼が提案してくれたので
（今日もいきなりマイクをPCに繋いでた笑）
なんかそのうちそんなことするのかもしれません
みなさんお楽しみに…？笑
ポンコツパーフェクト
【ひとりごと401】
はじめての熊谷ライブ！無事に終演しました。
「日本国憲法前文をうたう」のムービーでわたしを知ってくださっていた方が多く。お会いした瞬間「わあ！本物だ〜！」とみなさん目をまるくしてくださり、なんかほっこりしました笑
ライブ中にしか話せないことと
歌でしか言えないことが、いっぱいある。
だから「演者」と「お客さま」ではなく
まだ出会ってものの数分な人たちとの集まりなのに
気心知れたメンバーとの女子会みたいになって笑
そういうところがおもしろくて、やってて飽きない。
音楽って優しいなぁ、とあらためて感じています。
アニソン歌手だった頃からのファンの方たちが
サプライズで会いにきてくださったり
横須賀からわざわざお越しの方もいらっしゃったり！
過去と未来が「今」で繋がっている体感をもらえて
うれしかったー。ありがとう！
企画してくださった百歳農園の高島さん
ポンコツパーフェクトの原田さん
お忙しい中、大変お世話になりました。
そして会場でお会いできたみなさーん！
笑い声あふれる温かな空間を一緒に生み出してくれて
本当にありがとうございました。
無農薬のお米やお茶、産みたてのたまごも〜！
たくさんの贈りもの、大切に味わっていただきますね。
またあそびにいきますっ！
沖縄チャレンジ
【ひとりごと402】
大切なことを決めるタイミング！
気持ちの整理に、沖縄へきていました。
到着してから気がついたんだけど
なんと天気予報は、滞在中、全日90%雨ー！
大雨警報に、波浪注意報まで出ちゃっていて笑
なのに、歩きはじめると雨はふっとやんで
雲間から陽が差したりもするもんだから笑ってしまう。
傘は買わずに旅がおわりそうです。
空気が暖かい。それだけで体がゆるむなぁー。
東京に戻ったらさむそうで気温差がおそろしい…笑
浜比嘉島の神さま
【ひとりごと403】
今回の、沖縄の旅は
毎度お参りする斎場御嶽と、はじめての浜比嘉島
北のほうは備瀬の並木あたりを訪れました。
はまひが、の島には車で渡れるんだけど
アマミチューとシルミチューっていう
可愛らしい名前の神さまがいるらしく
ああ、この人たちに呼び出されたのか…
と、砂浜へ降り立ったときにわかりました
わかったっていうか、ただ腑に落ちた。
神社への階段をのぼるたびに体がかるくなり
（普段なら体力なくて必ず息があがるのに笑）
それはもう、ふわんと飛べそうなほどで
自分の肉体、ひょっとして透けてるんじゃ？と
怖くなって何度か腕をそっと目視して確認した
大丈夫だった、透けてませんでした笑
街で子どもたちが全員マスクをつけさせられていて
日本、ほんとにまずいな、と痛感したことと
怒涛のフェイクニュースへの落胆も手伝って
視界が、まだぼんやりと霧がかっていて
おはずかしながら、ひさびさに心が鬱っぽい
自作自演だって戦争は戦争なのだから
大勢の罪のない人たちが今も殺されている
どっちが悪いとかどうだっていい
いつも犠牲になるのは平和を愛する弱者だ。
風邪騒動と戦争の構造は、ほとんど同じで
だけどそんな現実にため息つくひまがあったら
手足を動かさなくちゃ、と頭はわかっている
なのに思うようにハートがついてきてくれていない。
季節のおてがみはまだ書く言葉が見当たらないし
（春分までに送る予定で準備してたのに笑）
バースデー企画でご注文いただいたCD
「採れたて音楽 THE BEST」の発送も
焦るきもちをやり過ごしてマイペースにやります。
お待たせしてしまっていてごめんなさい。
音声マイクぶっ壊れたスマホも何とかしなきゃだし
（未だに通話不可で、ご迷惑おかけしております）
繋がらなくなっちゃったWi-Fiも何とかしなきゃで
よくこんなんで現代社会に生きてるなと思う。
今日はひっさびさのプリプロで
そうちゃんときよちゃんが会いにきてくれて
笑われながらもいろいろ手伝ってもらえて
やっとここに投稿するパワーが復活したので
ちょっとずつ、立て直してゆきます。
すごくシンプルなはずなのに
なんでこんなに絡まり合っているんだろうな。
自分に与えられた命の糸なんて
どう足掻いたって、1本しかないのに。
