曖昧
世の中は、曖昧なことばかりだ。
私自身の存在も、曖昧なものでしかない。
誰かが口にする言葉も、泣いている子どもの本心も
曖昧なものでしかなくて、すこし、たいへんな世界。
言語化することこそが、なんて謳われる世界だけど
たぶん、多くは言葉にできないことばかり。
言語化しなければならないという発想があること自体
プレッシャーでしかない。
たいへんな世界。だけれど、多くはたいへんな世界で生きているから
たいへんな世界ではないという認識で生きられているのか。
それとも、たいへんとわかっていて、プレッシャーに
対抗して生きているのか。
よくわからない。大変、曖昧だ。
どんな見られ方でもいい。たとえ、他人への押し付けになっても
どんな人に見られるかは、関心がない。関心がないのかも、実際は
曖昧でしかない。そもそも、曖昧という言語自体が曖昧であるのに、
表現しようとしていることもたいへんだ。
言語化したくない時。
絶対にある。これからもたくさん。
内だけで感じたこと。感じたいこと。感じていること。
誰にも教えたくない秘密。
誰にも知られることのない秘密。
今ある世界にはきっと貴重なもの。
ただただ、焚き火がしたい。それだけ。
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