VOCAROCK MANIA ver.3 OSAKAの感想
はじめに
2024/8/17、大阪のアメ村にある大阪JOULEで開催されたVOCAROCK MANIA ver.3に行ってきた。
最初に言っておくとマジで見れた演者さん全員最高だったので、順番に感想とか悲鳴を残しておくためだけのブログになっている。
前売チケット+ドリンク代で4,700円だったんだけどその値段ですごいDJを6時間くらい見られたのでひっくり返ってしまった。
最低時給を割っている…??
タイムテーブルはこんな感じで、整理番号が結構前の方だったおかげで大爆音は楽しめたが、途中で耳と足腰が疲れてしまって柊キライさんのパートは割と外出していたのでそこ以外の感想は大体書くつもり。だったが一日経ったら頭の底が抜けて「楽しかった」以外の感情が消えたので書き抜けなどもありそうで悔しい。
タイムテーブル順の感想
敬称略!
wari a.k.a SAYONARA MiRAI
まずセトリはこれ。
ボカクラはこれが2回目だったのでここの雰囲気とかはどうなんだろう、と思ってたらいきなり「テレキャスタービーボーイ」で全員ぶち上げられてしまった。すごい。
次はそのままDJさんのオリ曲「それでも空へ征く」だったんだけどあとでコールできる部分があることを知り、悔しい気持ちになった。「1.2.3.4!」やりたかった…!!
続く2曲は寡聞にして存じなかったけどどれもロックサウンドがメインでとにかくペンライト振りながら盛り上がれて楽しかった。
新しめでノリのいい曲が続くのか~と思っていたら「アングレイデイズ」のPVの後ろからうっすら見覚えのある青空のイラストが見えて(ここのVJさんナイスすぎた)握りこんだペンライトを水色に変えた瞬間に「敗北の少年」が爆音で流れ込んできて、マジで、本当に、最高だった…。
そのまま去年のマジミラテーマソングの「HERO」、負けを歌うGUMIとヒーローを歌う初音ミクの対比にガタガタ震えながらもお客さんの「H.E.R.O Where is the hero!」のコールが完璧すぎてよかった……。
で、本題はここからで、そのあとデカくて低い音が流れてきたらと思ってたら鬱Pの「ハイパーリアリティショウ」!
私が初めて行ったボカクラのゲストが鬱Pで、鬱Pが手ずから流してくれたその時に初めて知ったんだけどあまりの迫力に一発で惚れ込んだ曲がもう一回DJで聞けると思わなくて、しかも「HERO」の後で、一旦夢かと思ったけどそうじゃなかった。
すぐ近くにスピーカーがあってよかった。
「ハオ」→「愛迷エレジー」で作者は同じなのに時代も風味も違うリレーを経てちょっと時代が戻ったと思ったらいきなり「カゲロウデイズ」!!
別にカゲプロを通っているわけではないのだけど夏(特に8月中盤)にカゲプロ曲が流れることがいかに風流というか、意味を持つかは知ってるのでなんかめちゃくちゃ嬉しかった。ペンライトも一瞬で真っ赤になっていてよかったな……。
その後、時代揃えか「マトリョシカ」。好き~~~!!!!
ハチの曲なんてなんぼやっても、いや、やればやるほどいいからね。
でここから脳破壊ゾーン1(3まである)。
「黙って ロックを やれって 言っ てん の!」
嘘だろ???
VOCAROCK MANIAでこの曲聞いていいんだ~~~!?!?!?!??!?!!?
なんというか、難しいんだけど、その、大ファンとか人生狂わされたとかじゃなくて、なんとなく何回も聞いちゃっておすすめにあったらまた聞いて…みたいに出会ってからコツコツ聞いてた曲がこの場でいきなり発散されたことが嬉しかった。マジで。
で、MC挟んで「快晴」。ここの動画が上がってたのも嬉しかった…。
ここで「快晴」から始まる夏曲メドレー、またの名を脳破壊メドレー…………。
個人的に夏を舞台にしたTRPGを遊ぶときにイメソンとしてよく流していた「Heneforth」と「あの夏のいつかは」が来て、本当にでっっっっかい声が出た。
特に「あの夏のいつかは」は私が夏が好きな理由というか、あの曲がこの世に生まれたために夏の偏差値が20くらい上がってると思ってるくらい素敵な曲だし、あれをイベントでみんなで歌ったりクラップしたりするの本当に楽しいから、嬉しかった~~!!!!!
ということで、最高のスタートダッシュとシンプルに人生に激刺さりセトリで終了……このイベント、すごすぎ~~!?!?となりました。
あと言うまでもなく曲のつなぎが上手い。
r-906
r-906さんと康寛さんを超ボカニコで拝見してからこのイベントを見つけ、どうしても生で浴びたくてチケットを取ったので、直接浴びて踊れたという事実がまずもって嬉しかった。
いざ始まったら本当にノンストップで一生踊るしかないくらいとんでもない音がずっと流れてくる。
ボカロPによるDJって「自分の音を聞かせる!」というタイプと「みんなで盛り上がろう!」というタイプがあると思ったんだけどr-906さんはもう本当に前者のタイプで、もうずっと、息を吸ったら空気よりも多く低音が肺に入ってくるみたいな音が空間を満たしていた。
実際に胸を触ったら骨が低音で揺れていて、心臓を外から動かされているような気がした。
r-906さんのオリジナル曲はいろいろ聞いていったには聞いていったんだけど耳から流していただけなので曲どうしの判別があんまりつかない中で「怪電話」と「プシ」だけはわかった。特に「プシ」は最初の「私の右手に触れないで」という歌詞で一瞬すべてが無になる構成が大好きなので、音の大小のコントラストが巨大なライブの音響で聞けたのが嬉しかった。
あとDJで出演された水槽さんとのボカデュオ曲がちょうど前日にニコニコで投稿されていたので絶対やるやろ~と思っていたら本当に最後にやってくれて激熱だった。
凝ったPVにぴったりな飾りが豊かな音に水槽さんのおしゃれな声が乗ってマジで最高の曲だった。割と本当に味がした。
「イガク」Remixもすごかったな。まさかr-906さんのステージで「ユ!」って叫ぶ日が来るとは思わなかった。
それから一番笑っちゃうくらいヤバかったのが「フォニイ」、「Unwelcome school」、「カルチャ」のマッシュアップ。
全曲単体でお出しされても爆上がりするってのに「フォニイ」の後ろから「Unwelcome school」が顔を出して、そのまま曲が変わるかと思ったら全員いる。なんだこれ…。すごすぎて笑うしかないね…。
Twitterに上がってた録画を見たらそのあと「流転光速」に行ってて耐えられない。すごすぎる。「流転光速」の音が機関銃みたいに襲ってくる部分、大好きすぎる。
あと全編通してなんだけど、本当に、終わらない。MCどころか曲間もなかった。
もっと聞いていたいと思うのにあまりに強そうだから走って逃げ出したくなるような重たくて飛べて踊れる音がずっと流れている。
上を向けば「r-906」のロゴが堂々と映り続けるスクリーンが鎮座しているのも含めてマジでかっこよかった……。頭振りすぎて首が痛くなりましたが後悔はない。これが聞きたくて来たんだよ!が聞けて大満足。
耳は一回終わった。
yuigot
初めて拝見する方だな!と思っていたら「ロストアンブレラ」の最高最高最高最高最高(すみません、大事なことなので5回言います)Remixで一度見たことがある方だった。音の一粒一粒が大きく、音量もデカい分その音同士やそこに入れる空白のバランスがすごく難しいはずなのに徹頭徹尾聞き心地がいいばかりか踊れる音ばかりですごかった。すごいテクニックがあるんだろうな…。
会場では最初にスマホを開いて優しい感じでMCをしてくれたのが印象的だった。
「お好きなスタイルで聞いてください」と言ってもらえたのでかなり前方にいたのに後方彼氏面みたいな姿勢で聞いたりもした。
も~~ずっと良かった。おしゃれな海を泳がせてもらってるみたいだった…。
なんか、最後の方にやくしまるえつこみたいな柔らかい声で「お気に召すまま~」みたいな歌が流れてたんだけどあれ何だったんだろう……;;;
調べたら一応「少年よ我に帰れ」でそういう歌詞があるけど記憶が混濁を極めていてあまりわからない……。
あと、帰宅してTwitterを拝見したらそのままサマソニ大阪に出演されていて普通に意味が分からなかった。
すごすぎる。
サマソニの方にはPAS TASTAというグループで出演されたっぽくて、その名義で調べてみたらこれまた癖に刺さりま~す!(3本の腕で挙手)みたいなアルバムが出ていて、しかもピーナッツくんと曲を出していてびっくりした。
そこでつながること、あるんだ……。
水槽
セトリは以下のような感じ。
Spotifyリンク助かる…
ボカロの歴史博覧会(癖たくさんで最高~~!!)みたいだった。
概ね最高だったんだけど、最初に一つだけ……。
水槽さんのオリジナル曲、聞きたかった~~~!!!!これはいつかライブに行けということだと思うので、機会があれば……行きたい……。
私は水槽さんの「無傷」という曲が一度聞いてから忘れられない。確かに踊る曲というよりは鑑賞するガラスや陶器でできた工芸品のような繊細さがある曲だと思っているけど、いつか、DJの一部として大きな音であれが聞きたいな…と思っているのだ…。
それはそうと、水槽さんが好きな曲を選びつつ、客もめちゃくちゃに盛り上げてくれたあのセトリはすごかった…。タイムマシンのように順繰りに見ていくというよりは遊園地の中を順路なんか無視して張り巡らされたジェットコースターで走り回るような予想のできなさがめちゃくちゃ楽しかった。
まず「Shake it!」は初めて見た超ボカニコが確か「Shake it!」10周年の年か何かで何回も流れたからよく覚えていたのだけど、こうして何度も聞くうちに本当に踊るための曲だなという実感が高まる。
次にいきなり「い~やい~やい~や」で、またもやでかい声が出た。私はこの曲に昔からやたら惹かれていて、こういう時は同じNeruさんでも「Potatoになっていく」とかにフォーカスされがちなイメージの中でいきなりぶち抜かれてテンションがめちゃくちゃ上がってしまった。オタクは優しくされると落ちる。チョロい。
「ハッピーシンセサイザ」→「Just be friends」の懐古厨に優しい正統セトリからの「㋰責任集合体」、マジでびっくりした。しっかり流行ってるのに流れるんだ!?みたいな驚きがきた。でもデカい音で聞くと音作りのコミカルさがすごく顕著に出ていて、聞けて良かった。
そのまま電子世界の流れか「ECHO」マジでそもそもの音がいい。不朽の名作だと思っていたらそのまま「太陽系デスコ」!!マジで踊らせに来ているぞという意思を感じて踊っていたらもちもちず~んだ、で一瞬心からぽかんとしてしまった。そうだよな、ずんだもんだって流れていい。
それからまさかの「聖槍爆裂ボーイ」!?「㋰責任集合体」さんが「公序良俗を剥いで脱いで踊れ」とは言ってたけど、本当にいいのか?と思ったし同行者がいたのでちょっと気まずかったけどどう考えても歌詞的にペンライトは白しか考えられなくて屹立した白いペンライトを立派に振ってきた。
ちょっと飛んで「リモコン」!!もはや私からすれば懐メロなんだけど最高の曲。
この後の「ヤンキーボーイ・ヤンキーガール」ヤバすぎる。デカい音で聞くあのイントロに脳をこんがり焼かれ、続けざまに「Beyond the way」でもう、種々の神経を焼きに来ている…??PVだといきなりサビでボーカロイドたちが真っ白な衣装に切り替わるところが大好きなんだなぁ…。
でだいぶ最新曲が来たからここからラストスパートかというころですかさず「右肩の蝶」で心臓を過去に固定されつつ、こういう順序で聞くとしっかりアップテンポでDJ向きの曲なんだね…という実感が湧いた。
で、えっと、ここから脳破壊パート2。
「DAYBREAK FRONTLINE」。シンプルに夏ボカロに魂をささげているだけの可能性もあるけど本当に好きなんだ……。
多分そうだ。次の「アイラ」で本格的に苦しくなっている。「アイラ」この辺は音はもうなじんだものになっていたけどその分曲同士がなぜつながるのか、みたいなところを探りたくなっていた。
でまぁ、夏、ということで、「カゲロウデイズ」2回目。各方面からの愛されを確認。
問題は次だ……。脳破壊ゾーン2。
「ワーストリグレット」!?!?!?!!?!??
助けて~~~!!!!!!!
さっき「黙ってロックをやれって言ってんの!」でぐちゃぐちゃになった脳みそがもう一回よく混ぜ混ぜされるのを感じた。よすぎる。
この流れで与えられるワーストリグレット、よすぎる。
しかもそれに加えて「カゲロウデイズ」という後悔とループの代表曲みたいなところにボカコレ2024冬作品が刺さってくるの、エグい。それが成り立ってるのもエグい。嬉しい。
思い出したら胸がいっぱいになってきた。
この辺から「マーシャル・マキシマイザー」「テオ」で音がめちゃくちゃ鋭いタイプの超有名曲に殴られてるんだけど、テオが「繋いでいてよ 手を 手を」の光曲なのにそのあと突然「地球最後の告白を」になってしまうの、あまりにもセカイ系とかそのあたりの厭世感を勝手に感じとってしまった。
で、「魔法少女幸福論」「IMAWANOKIWA」……?何が…??
私が今まで見ていた夏の明るい世界は…??あっ、もう「カゲロウデイズ」あたりでなくなってたらしい。
でもそこから「セカイ解体10秒前待って待って待って」につなげるこの上手さ、感服…。
ここからよくわからんくなったのでトンデモになったということにする。
しっかしとにかく次の「おこちゃま戦争」と「絶対敵対メチャキライヤー」がマジでオタクの夢すぎてやばかった。#違和感仕事しろ すぎる。
楽しかった!!
バーバパパ
ヴィエとあるいは最高位人権~しか知らない(左側に偏った~も知らなかった)状態でポケ~っと見てたら周りのファンの人たちが全曲当然のように歌えてて本当にすごかった。みんなから「パパ~!」って呼ばれていて、それもすごかった。
あとなんか、どんなにとんでもない映像でもしっかり歓声が上がっていて面白かった。大量生産のボーちゃんとか、やや変な顔の人とかでガンガン歓声が上がっており、最終的にクソ長い陰茎を振り回してバトルをする映像?が出てきたときもなんかすごい歓声が沸いていて正直面白かった。昨今はああいう動画もYouTube上で見れるんだ、と思って帰って検索してみたらとんでもない難易度の立体視を使うことで検閲を回避しているらしい動画が出てきた。
すごい動画を見てしまったのかもしれないけど、曲名通りの「カスバトル」だったな…。
曲として特に好きだったのは「お経 オリジナル 独唱」と「インク切れ」で、特に「インク切れ」の方は両方とも、何なら全曲完璧に歌えてるファンの人が近くにいたからより楽しめたのかもしれない。
「クリエイターズは勝負に出る」は面白かったけど途中から情報量が多すぎて一旦目を休ませていたら何もわからなかった。タイトルは「陶芸タワーレスリング」とかかなと予想していたけど全然違った。
柊キライ
ごめんなさい本当にめちゃくちゃよかったのはわかっているんですがこの時体力が終わりすぎていて、
・後ろまで綺麗な低音がめちゃくちゃ響いていたこと
・「KING」のアレンジがおしゃれすぎたこと
・「強風オールバック」のリコーダーパートをのんきに聞いていたら音がゆがんでいって「ラブカ?」のイントロになったこと
しか覚えていません。キライさんの曲を使いこなしてあそこまでエンタメに仕上げるのがすごすぎる。
康寛(YASUHIRO)
セトリはこんな感じ。
まず康寛さんのRemixが最高ということを声を大にして言わなくてはならない。
本当にすごい。「踊れオーケストラ」の原曲なんかに代表されるんだけど、ベースの方のリズムがすごくしっかりしていて、上の方の飾りの音も可憐でかわいらしく、時に凶暴に鳴る。その中でメロディーは魅力的に立っているし、寂しさと楽しさという相反する感情を両方乗せてエモさもばっちり。
なんてすごいんだ…。加えて爆音が鳴るDJでは豪華な音の良さが全部出る。すごい。デカい音でこういうのが聞きたかったんだ!!が各曲で叶うのが本当にすごい。
「ねぇ、どろどろさん」から始まり数曲はちょっと休みつつ聞いていたんだけど「キッカイケッタイ」は曲頭からのインパクトがすごい曲だから流れた瞬間湧くしかなかった。マジで思ったよりもデカい音が似合う曲すぎる。
そして脳破壊ゾーン3が到来する。
「何処かしらが欠けている 故に 我らは 凡愚」
⁉
「凡愚」!?
!?
助けて~~~!!?!??!?!??
聞こえてきた瞬間座ってた椅子から立ち上がって走り出していた。
というのもそもそも「バカ通信」で製作者前のisonosukeさんと出会ってから大好きで、なんなら前日の夜に「凡愚」を聞きながらまさか流れたりしないだろうな~と思っていた曲だったから聞こえてきて本当に本当にびっくりしてしまった…………。
ありがとう…………。
そこから「シンデレラ」!Remixされると原曲のテンポの良さが目立つ!!!「独奏」は帰ってきてから改めて聞いたけど康寛さんの良さが詰まった素敵な曲だった。
で、「*ハロー、プラネット。」!!!直近でYouTubeにもあがったRemixらしくてめちゃくちゃかっこよかった。ちょっと変則的な混ぜ方されてたけどしっかり「オハヨーハヨー」はコールできる余裕あるアレンジでめちゃくちゃノれた。
そのまま「乙女解剖」でもう、懐古厨はデカい声が出た。
そしてさらにでっかいでっかい声が出る。
「ワンスアポンアドリーム」!!!!!!
プロセカをちゃんとプレイしていた時代に出会ったワンダショ書き下ろし曲なのと、この曲のメインになっている鳳えむちゃんのことが大好きなのでここで聞けるなんて、本当に嬉しくて嬉しくてたまらなかった……。せこせこピンクのペンライトに変えてブンブン振れて嬉しかった。
ここで、「Nyanya~~」からの「匿名M」(本能で赤ペンラふりふり)で完全にオタクのことわかってんな…という後方オタク面を披露していたところ、いきなり「GURU」が流れてきて頭がぐるぐるになってしまった。
ここから脳破壊ゾーン4。最初に3つあると言ったが、4つだった。
「GURU」の攻撃的な曲調が本当に大好きだっていうのにそこにこれまでの流れと同じように康寛さんのRemixで音が統一されたところでアガりきってしまった。
このあと「新人類」とか「ぼかろころしあむ」とか来たら熱いな!と思ってたら
本当に「GURU」からの「新人類」!?!?!?!?!!?!?
脳みそがシンクロした!!?!
いや、全部のオタクが見たかった(主語デカ)繋ぎというだけなんだけど、たった今ぼくが考えた最高のセトリが一瞬で実現してしまったアドレナリンがドバドバ出てきてすごかった。
ラップバトルにおけるライム読みみたいな感じに近いのか…?
ペンライト赤ラッシュが来ていたのも嬉しかった。赤いペンライトってパワーがありそうで好きなんだ…。
サビで「ウッホウッホッホウッホッホ」ってコールできたのも嬉しかった。観客全員でサルに戻った感じがして非常に楽しかった。
そのあと「さよならプリンセス」はもちろんRemix。というかセトリを確認したら後半は「GURU」からずっと康寛さんのRemixだった。すごい。すごい……。
「さよならプリンセス」、以前知り合いとカラオケに行ったときに男声で歌われていた時に「やばい!さよならプリンセスってどんな形式で披露されてもプリンセスだ!!」という天啓が来たんだけど今回のデカい音でかっこいいRemixでもプリンセスはプリンセスだった。
そこからまさかの「パンダヒーロー」→「カゲロウデイズ」→「メルト」でこれがまた最高の連続で……。
カゲロウデイズを流す際に康寛さんが「何回も流れてるけどRemixだから許して」(ニュアンス)みたいなことをおっしゃっていたんだけど、このRemixがマジでよかった。康寛さんのRemix、本当に大好きだ……。
最後にまさに満を持して「踊れオーケストラ」!
同行者がめっちゃ好きな曲らしくて大喜びしていていいな~と思って眺めていたんだけど、ざっと見渡しても会場全体が大喜びしていたのでやっぱり全人類に愛されているんだと思う。
楽しかった!!!
DJ'TEKINA//SOMETHNG(ゆよゆっぺ)
最後を飾るのはDJ'TEKINA//SOMETHNGさん。テキサムさんと呼ばれているらしい。
テキサムさんは本当に、「観客を巻き込んで盛り上げる」DJがびっくりするくらい上手かった。DJしながら踊って煽って声出して笑ってファンサして…って全部できるのがすごいし、特に煽るのが上手かった…。
「Shake it!」は特に本当に声出させて躍らせて飛ばせる!全部!だった。
「YEAH」のコール部分で曲の音量絞ってこっちに全投げしてくるの、めちゃくちゃドキッとするけど気合入るからよかったな…。
「踊れ!」って言われて踊るの、最高かも。
「フォニイ」と「彗星ハネムーン」(多分テキサムさんだったと思う!!違ったらマジでごめんなさい)のRemixが特に好きだった。
タグ巡りをしているときにふと「彗星ハネムーン」のことを思い出したんだけど、なんかエアポケットみたいにすごく盛り上がってるのに「わあ、好きな曲が流れてる~」みたいな落ち着きポイントだったような気が、する。
全曲にここ!みたいなコールポイントとか踊れるポイントがあるのもすごいテクかったし、そこでちゃんと煽ってくれるのが初心者としては助かった。
おわりに
正気になって見返したら9,000字くらい書いていて非常にびっくりしてしまった…。
ここまで書いて何が言いたかったかというと、とにかく楽しかった!!
あと、けっこうボカクラって身内ノリが多いイメージがあるんだけど、VOCAROCK MANIAは今回大阪で初開催だったからか箱の規模のせいかほとんどそういうのがなくて全員が聞きたいように聞いているし、いい意味で何をしてもいい感じがしてとても気楽に楽しめた。
音響もVJさんもめっちゃよくて、その辺の完成度も激高くて嬉しかった。
ステージは最初から最後までで6時間くらいあったんだけど、DJさんごとに色がめちゃくちゃ出ていて本当にまったく飽きなかったのがすごかった…。
何回も流れる曲があるのも個性の中に共通する魂みたいなものを感じられてよかった。
終わってからSNSで何度も言ったけどやっぱり
・大きな音を聞くのが好き
・全身で音楽を楽しむのが好き
・ボカロが好き
って人は絶対ボカクラに行った方がいい。
ライブは演者がメインという前提があるんだけど、ボカクラというかDJイベントは曲に全身全霊を捧げていいところが特にいい。と個人的に思う。
とはいえ全編大声で歌うとかの、他の人の楽しみ方に大きな影響を及ぼすことまではしないほうがいいな…と思った。もちろん今回はそんな人に出会うことはなかった。
(それはそうとして、バーバパパさんの時に後ろにいたファンの方がマジで全曲歌えていてすごく感動したし、ああここが歌うパートなんだ…みたいな割とありえない寄りの知見を得たので面白かった。つまり演者による。)
というわけで、マジで楽しかったです。
主催してくださった方、当日入退場時に案内したり会場内を整えてくださったスタッフさん、演者の皆さん本当に楽しい時間をありがとうございました!!
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