見出し画像

決算書の超速読術

『決算書の超速読術』川口宏之

ステップ1.会社の稼ぐ力を見抜く
①ハイライト情報で過去の業績を把握する
②沿革で会社の歴史を知る
③収益構造を把握する
④どの事業が稼ぎ頭なのかをチェックする

ステップ2.会社の安全性・健全性を見抜く
①ハイライト情報から「自己資本比率」を把握する
適正値として20-49%の範囲内
40%以上あれば一応安全、50%を超えていれば安全、70%以上あれば理想的
②貸借対照表の「資産の部」「負債の部」をチェックする
負債総資産比率が50%を下回っているか
流動比率が100%を超えているか
③貸借対照表の「純資産の部」をチェックする
資本金、資本剰余金、利益剰余金のみ
利益剰余金比率が40%を超えているか
④キャッシュ・フローをチェックする

企業の中身をより詳しく把握するための6つのポイント
①ROEの水準とトレンドをチェックする
ROE水準としての8%を超えているか
売上高当期純利益率と総資産回転率の両方が上昇した結果としてROEが向上することが理想
②販売管理費の内訳を注記事項で把握する
③製造原価明細書でコスト構造を把握する
④監査法人の知名度でわかること
⑤従業員数と平均給与からわかること
⑥決算短信で来期の業績予想を見る

#決算書の超速読術
#川口宏之

いいなと思ったら応援しよう!