関西人が激推する駅前不動産スタジアム
#私の好きなスタジアム・アリーナ というお題がありましたので、国内サッカーの有料試合を観戦したスタジアムを数えたら合計58箇所あった私がやって来ました。ヤマハとサンプロアルウィンにも行きましたが、試合を観ていないので外しています。今のJクラブが60なので、実質全スタジアム踏破。もちろん大嘘です。
まぁまぁのドメサカオタクなので、よく「好きなスタジアムは?」を聞かれます。関西人なので、「とりあえずパナスタ」と居酒屋で生ビールを注文する感覚で答えるのですが、実際、心の中では「東の日立台、西の鳥栖スタ」と思っておりまして。今回は駅前不動産スタジアムをプレゼンします。日立台じゃない理由は、現地に15年ぐらい行けてないからですね。柏熱地帯が出来てからも知らないし、ホームとアウェイの区分けもゆるっとしてた頃ですから。遠い記憶。
基本情報
正式名称:鳥栖スタジアム
所在地:佐賀県鳥栖市京町812(鳥栖機関区・操車場跡地)
こけら落とし:第5回ジャパンフットボールリーグ第11節 鳥栖フューチャーズvs本田技研(1996年6月16日)
現在の収容人数:24,490人
アクセス:JR九州鳥栖駅より徒歩3分
言うまでもなくサッカーJリーグ1部リーグ所属、サガン鳥栖のホームスタジアムです。
推しポイント1:スタジアム自体の魅力
最近のサッカースタジアムというと
サッカー・球技専用か
スタンドからピッチまでの距離
屋根やスタジアム内施設
客席の多さ
アクセス面
などが評価対象になると思います。そういう面で、駅前スタは
球技専用 ◎
日本平や日立台よりはちょい遠い ◯
バックの端と南スタンド(アウェイ側)に屋根がない △
JFA的にギリギリSAMURAI BLUEの試合が出来ない △
駅から近いが、新幹線からは在来線で一駅 ◯
と、良いんだけど微妙な点が並びます。ただ、総合的にかなりの高得点なのは確かです。
どの席からも試合は観やすいし、アイスタや日立台より遠いとはいえ、十分に近い。屋根も最新スタジアムに比べれば少ないですが、問題にするほどでは無いし、2006年に大型映像装置が付いたのでバックスタンドに選手名のパネルを置かなくて済んでるし、2~3万席はJ1では十分な席数です。何年に一度の代表戦より、普段の試合を熱量高く観られる方が観戦満足値は高くなるでしょう。
アクセスも新幹線駅まではちょっとありますが、最寄りの鳥栖駅は九州の鉄道における要衝。熊本方面こそ九州新幹線にその役目を譲りましたが、佐賀や長崎方面、久大線を使えば大分方面。そして、福岡の中心である博多への利便性の良さです。特急に乗れば驚きの20分です。九州の空の玄関、福岡空港も博多駅から近いのでアクセス面は強強。また、スタジアム周辺に駐車場が少ないのが難点で、試合前後の交通渋滞も問題なのですが、鳥栖駅から長崎本線で一駅、九州新幹線と接続する新鳥栖駅の駅前には広大な市営駐車場が。料金は12時間100円。使わない手がありません。鳥栖は高速道路網でも交通の要衝。九州内各地へ向かうことが出来ます。実はアクセスも最強クラスだぞ、駅前不動産スタジアム。
推しポイント2:ホスピタリティの魅力
試合開催日に鉄路で鳥栖に入ると、必ず目に入るのがこの光景。
鳥栖駅の構内からこの勢いです。駅員全員でのお出迎えっぷりが凄い。サッカーファンとして嬉しくなっちゃいますね。
あと、駅の西側にあるショッピングセンターにはフレスポが入っているので、ミンチ天を買うのも楽しみの一つ。確かガスサポが買い尽くしたという伝説があるミンチ天。美味しいぞ!
アウェイサポーターには、入口でアウェイの洗礼が待っています。鳥栖高校書道部の皆さんによる歓迎横断幕だぁ!
そして、スタンドからの眺めは良き、良き。ただ、椅子は無いので、覚悟して下さい。ACLだと使えなから、どうするんだろ?
年に一度ぐらい行われる、九州Jクラブのマスコットが集結する九州だJ!も良いイベント。マスコット活動が捗りますね!
そんな感じで、好きなスタジアムとして駅前不動産スタジアムを紹介しました。九州という時点で、東日本からは行きにくい立地ですが、本当に良いスタジアムですので、何卒よろしくお願いいたします。