中華製Switchの互換Proコントローラーを接点復活スプレーで修理した話
こんにちは!
ひきこもりの生きる道@茨城です。
ひさしぶりにSwitchを充電しつつテレビで遊んでいたら、僕が使っている互換Proコントローラー(中華製)の左スティックの調子が悪いことに気づきました。
具体的にはゼルダのブレワイを遊んでいると、リンクが上方向にスムーズに動いてくれない...。
Switch本体の設定にある「スティックの補正」を実行して、スティックの反応を確認してみると、どうやら左上方向(左上斜め)の反応が悪くなっているみたいだ。強く押してもほとんど反応しない。
他のボタンだったら多少反応が悪くても問題ないけど、よりによって一番使う左スティックの反応が悪くなるのはコントローラーとして致命的。これは困りました。
分解して左スティックの軸に接点復活スプレーをかけた
ネットで調べてみると、このスティックの故障(勝手に動く、反応が悪くなるなど)はPSのデュアルショック4やSwitchのJoy-Conや任天堂のPROコントローラーでもよく起きる症状らしいです。
ちなみに僕は今回初めてこのコントローラーの故障に遭遇しました。そっか、別に中華製の安物だから起きた不具合ではないのか。
そしてコントローラーを分解してスティックの軸に「接点復活スプレー」をかければ症状が改善する可能性があるらしいです。これは一か八かやってみるしかないか。
実は以前からファミコンやスーファミのカセットの差し込み部分の接触不良を直す用に接点復活スプレーは持っていました。
中華製のコントローラーだからネットに分解情報もなさそうなので、自力でネジを外して分解しました。中にバッテリーはあるけど、複雑な構造ではないから助かった!
無事に問題の左スティックの軸部分までたどり着いて、接点復活スプレーをプシューとしました。
コントローラーを操作できる状態まで組み立てて、Switchに繋いで「スティックの補正」でチェックしたけど、症状は改善されず...。
スプレーの量が少なかったかな?と思いもう一度分解して、再び今度は多めに軸にプシューとしました。
今度は大丈夫だろうと思ったけど、左上方向の反応が悪いままで症状は全く改善されない。その後をスティックをグリグリ動かしたり色々試して、1時間ほど格闘していたけど結局直らずでした。
これはもうダメだな...と思って、諦めることにしました。
そして、一晩明けた次の日に最後にもう1回試してみるか!と分解修理した中華製Proコンを触ってみると、え!普通に左上方向に反応するようになっている..なんで直った?
まるで一晩寝かせて美味しくなるカレーみたいなやつだ
一晩経ってから直った理由
一晩経ってから左スティックが直った理由は昨日プシュッとした接点復活スプレーの成分が軸の下の故障の原因となっている部分に十分に浸透して、馴染んだからなんじゃないかなと思います。
まあ、僕も原理はよくわからないですが(笑)
X(旧Twitter)のフォロワーさんにも時間が経ってから改善することがあると教えてもらったので、僕の理屈は当たっているのかも。
それにしても僕が諦めが良いサッパリとした性格だったら、完全に壊れたと判断して捨てているところでした。何回もしつこく色んな方法で直そうとするタイプで今回は良かったです。
実はコントローラーを分解するハードルは低かった
実は今回僕が中華製Proコンを分解するハードルは低かったです。理由は以下の通りです。
デュアルショック3や4を分解修理したことがあるから
コントローラーは修理しやすい
中古500円で購入したものだから
僕は以前にPSのデュアルショック3や4を分解修理したことがあったのと、ゲームのコントローラー自体がファミコンやスーファミの時代から比較的自分で分解して修理しやすいものという認識があったからです。(もっとも最近のコントローラーは分解後に元に戻すのが大変だけど...)
ただ、やっぱり一番大きいのは今回分解した中華製Proコンは中古500円で購入したものだからということかも。
仮に壊してしまっても元値が安いので気軽に思いっきりやれました。
もしこれが7,000円近くする任天堂のProコンだったら、かなり悩んでから分解したと思います(笑)
今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
※この記事はゲームコントローラーの分解修理を推奨するものではありませんのでご注意ください。