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あとは失うだけの人生

残りの人生半分も無い

自分の人生はもう残り半分もありません。何をいきなり未来でも見て来たようなことを言っているのだと思われることでしょうが私は現在40代。そして日本の男性の平均寿命は70代後半程度だったと記憶しております。もちろん私が人並み外れて長生きする可能性も無くはないのでしょうが、自分が一般的な男性だったとした場合あと30年もすれば死ぬと言うことになります。むしろ私は一般男性より健康状態が悪いことに自信がありますので、もっと早く死ぬことになるかも知れません。まあこんなこと言っている奴に限って長生きしてしまったりするのかも知れませんけどね。


死の瞬間はあっという間に訪れる

何はともあれ残りの人生は半分もありません。半分も無いと言っても30年程度はあるわけですがそんな年数は雀の涙程度の物です。うかうかしてると死ぬ瞬間のその時はおそらくあっという間に訪れることになることかと思います。何故そう思うのかと言うと単純に今までの40年以上の人生があっという間だったように思えるからです。40年以上あった人生がちっとも長くなくあっという間だったと言うことは即ち、残りの30年程度の人生もそれ以上にあっという間だと言うことです。まして時間の流れというのは歳をとれば取るほど早く流れるように感じる物です。と言うことはこれからの残りの30年は今までの30年以上に時間の流れが速く感じると言うことです。40年以上の人生がただでさえあっという間だったというのに、この上時間の流れの感じ方まで加速するなんて、もはや恐怖しかありません。はっきり言って30年後なんて明日みたいな物です。まだ30年あると思っていたら、それが実は明日で自分が老人になっているなんて恐怖で震えが止まりません。でも明日が30年後なら年金もらえるな(オイ


これからは失うだけの人生

残りの人生が30年程度という現実も恐ろしいですが、もっと恐ろしいのはこれからの30年はただただ失うだけの30年になると言うことです。今までの人生は駄目人間の自分でも「若さ」と言う何物にも代えがたい宝がありましたので、駄目でもそれなりにやってこられました。しかしこれから残りの人生その若さを失ってただただ朽ちていく人生になるわけです。若さを失うと言うことは全てを失うと言うことです。意欲も健康も好奇心も性欲も食欲も体力も希望も全ては若さがあるからこその物です。もちろん歳をとってもこれらを失わない人もいるでしょうが、普通の人間はやはり老いには抗えません。歳をとればやはり気力、体力は衰えるでしょうし、病気も増えます。外見も劣化し、ただでさえチー牛である自分の場合目も当てられ無いことになるのは想像に難くありません。おそらく鏡を見て金も無い汚い老人になった自分を見て毎日絶望することになるはずです。まあ絶望は今でも毎日してますけどね。それはともかく残りの人生あっという間と言うだけでも絶望的なのに、さらにこれからは老化の苦痛まで味わわなければならない。そしてその先に待つのは死です。恐怖しかありません。


やはり絶望しか無い

最近は度々そんなことばかり考えてしまい憂鬱な気分に浸っています。正直こんな事を考えている暇があったら、残りの人生少しでも後悔の無いよう有意義に過ごすために行動するべきだと思います。しかし自分の人生を有意義にするためにはさしあたって労働が一番の邪魔なので、とりあえずこれから逃れることが先決なのですが、無能な自分にはこれから逃れる術はありません。結局残りの人生を生きるためにはお金が必要なわけですが、そのお金を稼ぐためには働かなければならず、しかし働くと何より働くのが嫌な自分にとって、人生は有意義な物にならず、しかし働かないとお金がないのでそれこそ有意義になりません。結局金を稼ぐ才能が無い自分は死ぬまで働いて、泣きながら死ぬ羽目になるという結論になります。

やはり絶望しかありませんね。

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