九州自然歩道を歩き始めて9日目
ようやく昨日、筑紫野市の宿に到着した。
さて、予定では6日目に着く予定でしたが、8日目にようやく到着しました。
久々のシャワーとベッドで至福の時です。
さて、最初の休息になるのですが、道のりを軽く振り返って見たいと思います。
皿倉山から英彦山までは、急登と重さに体が慣れていない事もあり、随分苦しい立ち上がりでした。
登山道もかなり荒れていて、令和豪雨が原因とは思えない程の土砂崩れの中を歩く事になりました。
英彦山からが、九州一週の始まり
英彦山から、九州自然歩道は分岐します。大分周りと、佐賀周りの選択をする事になり、これから冬に入る気象条件を考えて、僕は佐賀周りを選択しました。
3ヶ月後、英彦山で偶然トレイルマジック(ハイカーにとって嬉しい出来事)があり、お宅に泊めて頂く事になったのでした。ほんの少しでもタイミングがずれていたらお会い出来なかった。そんな出会いがトレイルにはあるのです。
公表されているルートは確かなのか?
九州全県では、地図を公表していない県もあります。それを、見越してGPSデータをチェックしながら歩いていました。
このGPSのデータは、環境省が公表しているハイカーマップを、見ながら僕が作ったデータになります。このハイカーマップはオンラインで接続しないと見れないのです。
オフラインでも使えるように、ハイカーマップを見ながら僕が作りました。
僕の作り間違いなのか、実際の九州自然歩道と、GPSのデータと違うケースが多くありました。
また、道なきエリアもありました。
行く手は困難を極め、2日遅れで筑紫野市に着いたのでした。
このままのペースでは歩ききれないかもしれない。
歩き終える事ができるのだろうか?
僕は、筑紫野市での休みに、再度ギアの見直しをしました。
ミラーレスカメラ、交換レンズ、ジンバル等を送り返す決断をしました。
このペースでは、撮影している時間もないとの判断でした。
また、今までは、ルートを確実に辿ってきましたが、私有地を通るルートや、荒れていて通行出来ないエリアなどは、可能であれば他の道を迂回しつつ進みたいと考えています。
そうする事で、ある程度のペースを維持しながら歩けたらと思っています。
会う方々から聞く話では、かなり荒れていて歩けない場所も或るそうです。
特に、地図を公表していない県では、もっと嚴しい状況が予測されます。
フレキシブルにしっかり対応していく柔軟性が必要になるかもしれませんね。
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