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MUGIHIKO KITAGAWA EXHBITION
『陶器の草木染め』
MUGIHIKO KITAGAWA EXHBITION
2021.10.16sat-24sun
彼と出会ったのは今年の夏の暑い時期。
初対面にも関わらず、終始とても柔らかい表情で話してくれたのが印象的で、陶芸や音楽・旅の話で盛り上がり、気がついたら日を跨いで会話を楽しんでいました。
私が興味を持ったのは釉薬作りの話。
なんでも『自然灰釉』という、藍・栗・みかん・胡麻などの
自然の植物や、野菜、果物を原料として独自の釉薬を手作りしているとの事。その話を聞いたときから一度窯を見てみたい!と思っていました。
先日、窯を訪れ念願の器たちを拝見させていただきました。
それぞれの釉薬が生み出す独特な色彩は、ずーっと眺めていたいほど吸い込まれていく感覚でした。
そして手びねりで整形される器は、陶人本人のように柔らかく、魅力的な曲線を生み出します。
一瞬にして彼のファンとなり、彼の作る器に魅了されました。
そしてこの度HIKEにて展示会を開催いたします。
ぜひこの機会に、北川麦彦の作り出す自然灰釉の世界、
そして手びねりで作陶されるプリミティブな器たちに触れてみませんか?
期間中はたくさんの器の他に、
ランプシェードやタイルなどの展示販売もございます。
百聞は一見にしかず。
ぜひ手にとって見ていただきたい作品ばかりです!!
PROFILE
北川麦彦 Mugihiko Kitagawa
熊本・阿蘇小国の山中にて、様々な自然灰釉を用いて陶器を制作。
旅をして、自然、文化、人、多種多様な感覚を自身のフィルターで濾し陶器で表現。
「陶」の漢字の意味に相応しくなるよう、日々模索制作中。
満願寺窯 manganjigama-m.com