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『保身の流儀と捨身の流儀』


保身の流儀とは、己の軸を常に保ったまま、
相手の軸を崩して制し「安心立命」を
確実に成立させる一本軸の技法。

其は、基本的に相手と接触するまでが勝負の世界。

そして、捨身の流儀とは、
相手の軸に己の軸を重ねて結び、同体となることで「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」を
確実に成立させる三本軸の技法。

其は、基本的に相手と接触してからが勝負の世界。

両者の流儀の違いは、
同じ道理を逆の原理で成立させること。

どちらの世界でも強くある為には、
どちらの流儀も極めた上で、
何時でも自由に切り替えられるレベルに
なりたいものであります。



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