なぜ時間切れするのか【エボルヴ】

半年ほど前から、エボルヴ界隈では時間切れについての話題が増えたように感じる。実際、時間切れの発生率は(あくまで体感だが)ここ最近でかなり上昇している。この前久しぶりにCSに参加したら、時間切れ卓の多さに驚いた。
では、なぜ時間切れするのか。自戒を込めて考えてみたいと思う。

原因1:思考時間が長い

時間切れする原因のほとんどはこれに尽きる。
大会に出る時は、相手の思考時間をある程度計測するようにしているのだが、1つのアクションに1分以上かけている人が多い。1回や2回なら問題ないが、何度も長考すると流石に時間が足りなくなってしまう。
「自分はそんなことない」という人も多いだろうが、思っている以上に時間は過ぎている。自分が使った時間を試合後に計測してみるといいかもしれない。

原因2:手際が悪い

エボルヴはトークンやサイコロなどのデッキ以外のアイテムが多く、思考時間以外の手を動かしている時間が実は長い。例えば、ベルフォメットをプレイしてターンを返すだけでも、

「ベルフォメットプレイします(5秒)」
→「ファンファーレで5枚見ます(5秒)」→「召喚先考えます(30秒)」
→「テトラとメカニカルガンナーとメカゴブリン出します(10秒)」
→「3つのファンファーレ効果処理します(10秒)」
→「ターン終了時に、全体にバフします(30秒)」
こんな感じで1分半くらいかかる。召喚先を考える時間は別にいいのだが、ただ手を動かすだけの時間が1分あるのはもったいない。時間があるなら、召喚先考える時間に割きたい。
実はバフするときにサイコロを置く時間は減らす方法がある。それは、ターン返してからサイコロを乗せることだ。本来的な手順としては間違っているが、経験上これで問題が起きることはほぼ無い(※)。実際、私も機械ナイトメアを使ってる時に、「ファースト・ワンのバフは後でサイコロ置きます」と言って殴ってターン返してから置いていたが、問題にはならなかった。エボルヴ は民度が高くて助かる。もし「でも、いま終わりって言いましたよね?」とごねられたらジャッジを呼ぼう。
※初心者相手の時は手順通りにサイコロを置こう。手順の省略は混乱を招いてしまうので。

原因3:対戦相手のプレイが遅い

時間切れは必ずしも自責ばかりではない。先述の通り、自分が思っているより時間の進みは早いのだが、それは対戦相手も同じだ。無意識に時間を使い過ぎてしまうこともある。対戦相手に気づかせる意味でも、必要に応じて指摘するべきである。両者負けはお互い避けたいはずだ。
実のところ、自分はこれが大の苦手である。TCGを始めたての頃、高圧的に言われたことがあり、人に言えない身体になってしまった。指摘する時は言い方に気をつけよう。

原因4:デッキコンセプトに問題がある

コントロールデッキにありがちなのだが、「どうやって20点削るの?」みたいなデッキリストは多い。除去や回復こそ豊富でライフを守ることはできるが、フィニッシャーが力不足で決めきれず、時間切れするデッキは数えきれないくらい見てきた。
プレイが遅い自覚があるのであれば、遅いデッキを使うのははっきり言って悪手だ。自身のプレイ速度に合わせたデッキを使うべきである。

まとめ

偉そうなことを書いてしまったが、実は私もプレイが遅い方である。GPでアリスの冒険からフェリヤを持ってくるだけのリーサルに気づくのに2分近く使った時は流石に反省した。トークンやサイコロ置くのも手先が不器用すぎてやたら時間がかかってしまう。前回の大阪トリオGPでも時間ギリギリに終わることが多かった。散々言われてることだが、両者敗北は本当に何も生まないので、自分を守るためにもプレイは早くしていきたいと思う。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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