『HELLO HELLO』ダンス動画に思うこと
『HELLO HELLO』MV YouTube ver. 公開!
先週YouTubeのSnow Manチャンネル、通称”すのチューブ”で新曲『HELLO HELLO』のMVが公開された。この曲はラウール主演の映画『ハニーレモンソーダ』の主題歌である。少女マンガが原作の恋愛映画の主題歌だけあって、レモンイエローを基調とした爽やかな色彩の衣裳をまとったメンバーが実に活き活きと爽やかに、キュートに歌い踊っていて、観ていて思わず笑みがこぼれてしまう。
そして、今日更新されたすのチューブでは『HELLO HELLO』のダンス動画(Dance Practice)がアップされた。MVとは違ってイメージカットなどの演出がない分、全体のフォーメーションやメンバーそれぞれの動きを確認しやすくて、ワタシ的には毎回MV同様に、いやそれ以上に観るのが楽しみな動画である。(あとCD特典のマルチアングル動画ね!この間もジャニオタの大先輩と「マルチアングル考えた人、マジサイコーっすよね!」って話をしたところ(笑))
『HELLO HELLO』 動画を観て感じたこと
可愛さとキュン
先程も言った通り、この曲は少女マンガ原作の恋愛映画の主題歌で爽やか、キュート、ポップな世界観の楽曲である。10代の王道青春恋愛ソングというところ。その世界観をメンバーのほとんどが20代後半のSnow Manがどのように魅せてくれるのか、先週の私は大いなる期待と心配少々…といった心持ちでMV公開を待っていた。
結論から言うと、それは杞憂に終わったわけですが。
私がスノを好きな理由のひとつは、楽曲の世界観をそれぞれが気持ちの深いところまで落とし込んで表現しようとする(努力が感じられる)ところなのだが、今回もそれが見事に表れていたと思う。20代後半の兄さん組がこの曲を歌い踊るには、少々”とうが立っている”ように見えるのではないかと心配したのだが、そこはさすがスノ。楽曲の世界に入り込んで表情は柔らかく、ダンスからも軽やかさや柔らかさが感じられて、全く違和感なくキュートでポップな世界を創り上げていたと思う。
なんか小難しく書いてしまったが、平たく言うとメンバーみんながちゃんと「可愛い」かったのだ。見ている側が”キュン”しちゃうような可愛さ。兄さん組どころじゃないくらい”とうが立っている”私でさえ胸が苦しくなるほどの”キュン”。たくさん補給させていただきました!
細やかな表現力
もうひとついいなと感じたのはーこれも私がスノを好きな理由に繋がるのだがー「単なる”間(ま)”を”間(ま)”にしない」ところ。
自分にスポットが当たっていないときも気を抜かずにきちんと演技することは、舞台にあがる表現者としては当たり前だと思うのだけれど、意外と難しいことでもある。それはもちろんアイドルのダンスでも同じで、振りと振りの間にできる一瞬の"間”とか、移動のときにできる”間”に演者の素が出てしまいがちだと思うのだが、スノにはそれがほとんど見られない。移動が単なる移動には絶対ならないというか。”間”や”移動”のときも決して無意識に動いておらず、きちんと計算した上で演技を続けていると感じられるのだ。
相変わらずの目まぐるしいフォーメーションの変化で”移動”が多いこの楽曲でも、ポップで可愛らしい世界が観ている者の心にすんなりと入ってくるのは、細かい動きにまで神経を使い、表現を途切れさせないという意識を持ってパフォーマンスしているからだと私は思うのである。
他にもヲタ目線で見れば…ワタシ的に推している”いわだて”シンメの部分とか、”だてあべ”が手つなぎしたりとか、ダンス動画ではこーじがひーくんにアイコンタクト!?とか”ゆり組”揃って上下黄色じゃん!とか……ツボなところはたくさんあれど、とりあえず今回はスノ担でない方にも動画を観て欲しいと思い記事を書いてみた次第。
ひとりでも多くの人にSnow Manの魅力、伝われ〜〜〜。