なぜ仕事をするのか
こんにちは!
夫婦で人生を見直して長野移住した
整理収納アドバイザーの菅沼ひかるです。
今日はなぜ仕事をするのかっていう
テーマでお話ししようと思います。
なぜこのテーマで話そうと思ったかというと
私たち夫婦が移住を決めた時に
1番考えないといけないのが
「仕事」だったからです。
その前に少しだけ
私の仕事観についてお話しさせてください。
みなさんは何のために仕事をしていますか?
私が今思う答えは
「生活のため」すぎず、
「楽しいこと」すぎず。
私は新卒で不動産に入社し営業をしていて
ある程度のお金をいただいていました。
不動産を選んだのは
家を見るのがすき。
地図がすき。
宅建士を持ってれば役立ちそう。
(奨学金早く返したいのも一つあった)
でも不動産業界はそんな気持ちだけでは
モチベーションを保つのは難しくて、
私は心身ともに酷使して働きました。
当時私は独身一人暮らしだったので
休みの日には整体やマッサージ、
デパートにいって化粧品を散財、
ムダな出費ばかりしていました。
なんのために働いているんだっけ?
毎日楽しいことないなー。
って思いながら生きていました。
そして私は適応障害になりました。
そこで1回目の人生転換期。(25歳)
整理収納アドバイザーという
資格と出会ったことをきっかけに
私は家事代行に転職しました。
不動産も掃除も片付けも学んだら
暮らしにまつわるプロになれる。
こんな私でも役に立てる仕事ができるかも。
会社で力をつけていつかフリーでできたら。
そう思っていたのですが、
会社の風通しは悪く、上司はパワハラチック。
先輩はどんどん辞めていき、
私が教えてもらうどころか、
私が整理収納や掃除の資格で習ったことを
パートさんに教える側の立場になっていて。
好きなことを仕事にしたものの
私はここにいてもこれ以上成長できない。
そう思い自分の想定よりも早く
フリーランスになっていました。
2回目の人生転換期。(27歳)
整理収納アドバイザーとして開業。
5年半付き合った今の夫と結婚。
仕事を辞めて
フリーランスになることを決めたのは
入籍の3ヶ月前だったけど
彼は応援してくれました。
フリーランス始めたては
右も左もわからなくて大変だったけど、
地味な事務作業も案外嫌いじゃない。
好きなことを仕事にできるって楽しい!
って思ってました。
(今もそう思ってるけど)
もっと売上を上げたい・人脈を増やしたい
そう思って
自己啓発やコンサルに参加したり
いろんなサービスにも挑戦してきました。
もちろんこれからも
試行錯誤しながら挑戦していこうと
思っているのだけども、
ちょっと不安なところもあって。
それは
整理収納業界全体的に単価が低いこと。
整理収納アドバイザーは
常に学び続けて自己啓発している。
お金も時間もかけて
お客様にサービスを提供している。
それにも関わらず
安価で売り出している事業者は多く
収入を上げるどころかキープするのも難しい。
個人事業主の大変さを感じました。
まずはとにかく経験件数をと思い、
私は毎日毎日整理収納の訪問サービスに
東京・神奈川あちこちいきました。
隙間時間で事務作業もやり、家事もやる。
楽しいから精神的ダメージは少ない。
でも国民保険を払って、経費を払って、
残ったお金はほぼ生活費で消えていく。
楽しいだけではダメなんだな。
そんな時、
夫も仕事で精神的ダメージを負い
精神科に通うことになりました。
夫には仕事を無理して欲しくない。
私が頑張らないと。
とそんな私の謎の正義感で
仕事を頑張ろうとするけど
なかなか売上が伸びない。
なんなら私も一緒に病んでしまい
このままではいけないなと
家族会議をしました。
そこで【移住】というキーワードが
出てきたわけですが、
移住してもお金は必要。
私はともかく、夫は今の会社どうする?
っていう話になりました。
夫はそれなりの大手で働いていたので
一般的には「辞めるのは勿体無い」
でも私たち夫婦は、
そんなに東京にこだわりはなかった。
お金や仕事も生活する上で大切だけど、
一番大事なのは
自分たちが心地よいと思える暮らし。
そして興味がある・
やりたいと思える仕事をすること。
移住して
もし合わなかったらまた考えればいい。
それが私たちの出した結論でした。
夫は無事いいなと思える会社に転職でき、
私は勉強になりそうな仕事を別でしながら
整理収納の活動を続けていく。
各家庭により答えはそれぞれだと思いますが
どういう生活を送っていきたいかを
夫婦で擦り合わせることが
私たち夫婦に大切な時間だったなと感じます。