流木

この樹がこのかたちになるまで
どのくらいの年月だろうか

私たち一人一人も
大きな流れの中にいる
ひとつのピース

ひとつのピース
は生かされていて
自由に選ぶ権利も平等にある
大人であれば何を選ぶかは
平等
どういう世界で生きて生きたいか
つくるのは
わたしたち

そしていやおうなく
生きては
終わりに向かっていく

文句なんて言ってる
暇ないよね

自然も、海も
この樹だって
文句なんて言わない
ただ全てを受け入れている
ただ存在している

そこにとても大きな愛を感じる