埼玉には北欧の世界が広がっていたよ!〜ムーミンバレーパーク〜お昼間編
いざムーミンバレーパークへ!
2019年3月にオープンした埼玉県飯能市にある『ムーミンバレーパーク』に行ってきた!
ムーミン!ムーミン!ムーミンだよ!
私は数日前からテンション爆上がり状態だった。
前日はワクワクしすぎて一人だけのLINEグループを作り、ムーミンバレーパークへ行く電車の乗り換えスクショ・マップや人気のフォトスポット、事前に購入していたチケットURLなどを既読のつかないグループに送りまくり準備万端だった。
飯能駅に着き、直通のバスに揺られること10分。
バスを降りて、森の中へ。
「メッツァ」(フィンランド語で森という意味)という北欧感満載な商業施設の中にムーミンバレーパークはある。
シンプルでカラフルな色合いの建物の中にはカフェや雑貨屋さんが入っていて、芝生エリアには寝そべりスタイルのベンチもあり、湖畔を眺めながら子供も大人も空の下のんびり過ごしている。(本とか読みたくなる)
他にもカヌー工房や、空中アスレチックなどもあって、メッツアエリアだけでも半日楽しめそう。
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物語のキャラクターたちがお出迎え
さらに奥へ進むと見えてきたムーミンバレーパーク入口が。
まってました!!!
ほぼ開園と同時!!!
(入場時にポストカードも配布される。やったね。)
どんだけ興奮するんだってくらい心と頭の中はアニメのムーミンの世界でいっぱい。
今日は私は年齢もなく、性別もなにもない妖精に近い人間です。笑いたきゃ笑ってくれ。
いいんですか。いいんですよ。
さらに緑の中を奥へと進むと…物語に何度も登場する場所…
「水浴び小屋だ!!!!!!!!!」
湖畔をバックにポツンのある感じ、とてもムーミンを感じる。
夢中になってわくわくしながら歩きていたから気づかなかったけど、メインのエリアまで結構歩く。
(途中にみつけたポップコーンカート。かたちがムーミン屋敷だ。)
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メインエリアの【エンマの劇場】というステージに到着。
『ここであのスナフキンさんが見れるのか』と
少し前にSNSで話題になっていた実写スナフキンを見るのも今日の楽しみのひとつだった。
ねえ、ムーミンこっちむ〜いて!
あああ!!
目線を奥に移すとあああムーミン屋敷だ!!
煙突からもくもく煙もでてる。(本当に出てる)
ちょっとアニメよりも鮮やかな色合い。
緑に囲まれたムーミン屋敷のかわいさったらない。
小川も流れていて、小さな橋もかかっている。
おそらくここがいちばんのフォトスポットだ。
物語ではムーミンパパが自分で設計図を書いて建てちゃうんだから本当に頼もしい。基本何でも挑戦ストロングスタイル。リスペクト。
私はムーミン屋敷の形が好きすぎて紙粘土、働いてるお店の工房で出た端材、プラ板でもムーミン屋敷風なものを作ってきた。だからなんだって話だけど、実物が目の前にある現実にとても興奮してしまった。
私の語彙力はもともと壊滅的だが、さらにムーミンバレーパークでは脳内が幼児化し「かわいい」「すき」「あっちいく」「しゃしんとる」「しゃしんとって」と、シンプルかつ欲望ワードしか口から出てこなくなった。決してぶりっこをしている訳ではない。
入って一番にムーミン屋敷内を見学できるガイドツアーを申し込むことに。
もう、これが本日の一番の目的ですから。
チケット券売機はSuicaや電子マネーでピッと購入することができてめちゃくちゃ便利。いいね。
まだ開園して数十分というのに2名で参加できるのは17時の回だった。はやい。
お楽しみは後半で、それまでゆっくりパーク内を堪能することにしよう。
もはや2.5次元ミュージカルを体験、パーク内散策
ちょうどショーが始まり、せっかくのタイミングなので後ろのほうから見ることにした。
『ああ!!スナフキン!!あのスナフキンさんだ!!』
もはや原作のスナフキンとは別の視点で見てしまう。スナフキンの2.5次元感に思わず10代の頃にどハマりしていたテニミュを重ねてしまった。
彼はテニミュだったら手塚だな…と、ムーミンが「春が来たんだ!!!!」と声高らかに喜んでいるのに私はあの頃のテニミュを思い出し少し懐かしい気持ちになっていた。
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さらにパークの奥にある、おさびし山エリアへの灯台を目指すことに。
途中、ベンチがあり座って湖畔をバックに写真を撮っていると座面にプレートのようなものがあった。
そこにはトューティッキの言葉があった。
めちゃ…深いじゃんか…とても深いムーミン哲学の世界だ。
幸せについて問われている、そして試されている気がする。この感じ、明るいけど明るくないムーミンの世界観が好き。
ベンチがあるとどんな言葉が書かれているか、ベンチ名言コンプリートしたくなってしまう。
少し歩くと灯台がみえてきた。
可愛らしいサイズ感の灯台のなかにムーミンママのバックを発見。
記念撮影をしてスナフキンのテントへ。
タイミングが合えばスナフキンが戻ってくるそう。
この時は誰もおらず、ぽつんとテントがありスナフキン気分でハイポーズ。
とにかくパーク内にはフォトスポットが多い。
記録魔なので個人的にはめっちゃ楽しい。
ヘムレンさんの遊園地はアスレチックがあり、ちびっ子達が元気に遊んでいた。
大きな黒板もあり自由に文字や絵を描くこともできるようなのでムーミン屋敷を描いてみた。
『○○参上!!』とかあるかなあと思ってみたらそんな事を描いている人は一人もいなかった。
ムーミン谷でなに食べよ
結構歩いたのでお腹もすいてきた。朝7時起きなのでぺこぺこだ。そうだ、駅ナカのドトールでカフェモカしか飲んで無い。
ムーミン谷エリアへと戻り、レストランやショップ、展示室もある【コケムス(フィンランド語で体験という意味らしい)】という建物に行く事にした。
トレーを取り、メインのメニューを伝え、その後にサラダや副菜的なものを取っていくIKEAスタイルのレストランだった。私は「おさびし山のハヤシライス(1,300円+大盛り100円)」とポテトを注文。
この大盛りが結構大盛りだった。完全なるイメージだけど、こういったところは量が少ないだろうと思っていたので、大盛りがしっかりと大盛りで白米好きな私はとても嬉しいサプライズ?
お腹も満たされたところで、常設展・企画展へ。
ムーミンと原作者トーベ・ヤンソンの歴史と人柄や考えに触れ、さらに物語への深みが増す。
体験展示はフォトスポット満載で、ムーミンの小説に近い世界観が再現されていて嬉しくなる。
(フォトスポットでも一番ダークネスポイント)
つづく。
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